2016-01-02 12:00

1月20日に1stミニアルバム『HERD THERE』を発売するTHE DHOLEにインタビュー。メンバーによるセルフ歌詞解説、おすすめCD特集も

THE-DHOLE-interview01


2015年6月に結成され、結成から4ヶ月余りで自主企画&初ライブを行い、2016年1月20日には早くも1stミニアルバム『HERD THERE』をリリースすることが決定しているTHE DHOLE。

元TAMTAMの小林樹音を中心に結成されたこのバンドに、インタビューを行うことができた。

 

photo by Naoya Kusano
text & edit by Takeshi Mimura
interview & edit by Fuhito Kitahara

 
 
 

| 一対一でかなわない相手にも力を集めて獲物を狩っていく

 
 

   本日はよろしくお願いします。まずはバンドの全体の紹介をお願いします。

 

小林樹音(Bass 以下、樹音) THE DHOLE(ザ・ドール)というオルタナティブロックバンドで、今年(2015年)の6月に結成して10月2日に初のライブを行いました。

 

   バンド名となっているTHE DHOLEは「アカオオカミ」という意味だそうですが、バンド名の由来を聞かせて下さい。

 

樹音 一番最初に決まったメンバーが洋平で、居酒屋で呑みながら2人でバンド名どうしようとかという話をしていて。

 

北原洋平(Gt&Vo 以下、北原) たまたま行った上野動物園に見たこともない犬でもないオオカミでもない動物がいて、見た目も格好良くて名前をみたら「ドール」だった。響きは人形と一緒だけど綴りは全然違って、調べてみたら集団で自分達よりも強い相手を狩る、一対一でかなわない相手にも力を集めて獲物を狩っていくという習性があることがわかって。

 

樹音 ドールという名前がよかったし、バンド自体のスタートが少し遅いということと、アカオオカミが絶滅危惧種ということのイメージとマッチしたというか、スタートの遅いそういう奴がみんなで束になって一体に成って大きな獲物を狩りに出て行こうという感じと、ドールという響きとオオカミの雰囲気の差もあって、「あ、いいね」と。

あと僕がトラックメイカーをやっていたときにJitteryJackalという名前を使っていたので、オオカミとイメージがリンクするのもいいなと。

 

   新しくバンドとしてスタートを切るのに良い名前ですよね。次に、みなさんの自己紹介をお願いします。

 

樹音 僕はベースをしています。上京してきて大学に入った時にベースを始めました。弾きだしたら本当にハマってずっとベースばかり弾いていて、周りはみんなある程度弾けたのに自分は全く弾けなくて悔しくてがーっと練習しました。ベースを弾きはじめて二年くらいでサークルで音楽をやるだけでは満足が出来なくなってオリジナルの曲をやりたいってなって、それでTAMTAMを作りました。

最初はダブとかレゲェとかが凄く大好きだったのでTAMTAMはそういうバンドとして始めました。そこからだんだんロックだとかクラブミュージックだとか、いろんなジャンルが混ざると面白いことに気付いてオルタナティブなものもかっこいいと思うようになって、今のTHE DHOLEに至るという流れです。

 

   このバンドの中心となるのは樹音さんですか?

 

樹音 みんなを取り仕切る人ではあるけど僕は平等でいたい。みんなで狩りに行きたいという感じです。

 
 

小林樹音
小林樹音(Bass)

 
 

   次に北原さんお願いします。

 

北原 僕はボーカルとギターです。ギターを始めたのは高校で、大学も軽音楽部に入ったんですけどあんまりなじめなくて、ライブハウスでオリジナル曲をやっていました。卒業後も去年までは地元の山梨にいてオリジナルの三人組で変わった感じの音楽をやっていました。上京したいという気持ちは昔からあって、去年、とりあえず出なきゃはじまらないと思って、一人で上京しました。

上京後は東京に慣れるのに必死だったんですけど、ある日急に当時全く面識の無かった樹音さんからtwitterで連絡があって、SoundCloudに貼っていた音源を聴いていただいたみたいで。全く初対面で会ってみたら、わりと意気投合して、趣味とか映画とかの話をして、そこからはとんとんと。それがまだ今年(2015年)の4月とか、半年前くらいです。

 
 

北原洋平
北原洋平(Gt&Vo)

 
 

   twitterとかSoundCloudとか、なんか出会いが現代って感じで良いですね。では次に長良さん、お願いします。

 

長良祐一(Drums、以下、長良) ドラムの長良です。僕は中学時代にビートルズとかオアシスに憧れてドラムを始めて、高校の時は軽音部に入って、自分でもバンドを組んでいました。高校の時にはギャラをもらって仕事をして、プロ活動を始めていました。ジャンル的にはロックのエイトビートやファンキーなものが得意です。

大学は音大に進学して、その時に音楽で食べていこうと決めました。今でもサポートなどの仕事はしていますが、自分自身でもバンドをやりたいという気持ちはずっともっていて、大学時代に所属していたMega Funk Boyというバンドではヤマハのコンテストで優勝しましたが、バンドは就職活動などで活動を休止してしまいました。その後、GUSHというダンス系のバンドに二年くらい参加した後に抜けて、また一人でソロでサポートなどをしていました。

元々、樹音とは大学のインカレサークルで一緒で、TAMTAMの活動も知っていました。樹音がTAMTAMを辞めてから数ヶ月後くらいに彼から連絡が来て、「一緒にやらないか」と。僕もバンドもやってないし、「絶対やっていくんや」という樹音の熱に僕はやられてしまって、加入したという感じです。

 
 

長良祐一
長良祐一(Drums)

 
 

   それでは、yuthkeさんお願いします。

 

yuthke(Guitar) サポートギターのyuthkeです。楽器のやり始めから話すのって初めてな気がします。僕は、中学生の頃にギターを始めたので、人生の半分以上ギターを弾いていて。そう思うと随分と長くギターを弾いているなあと。メロコア世代でいわゆるAir JAM周り、ハイスタやThe Offspringとか、ああいうメロコア周りをずっとコピーしていて、成人したあとはポストロックやロックだったり打込みだったり、レゲェだったりいろんなジャンルを演奏をするようになって、それと同時にバンド活動もやりだして、樹音とはDF7Bというバンドで一緒でした。その後、2011年くらいに自分の前のTAMTAMのギタリストが脱退することになって、ギターを弾かないかやらないとかいうお誘いがあって、TAMTAMもサポートから始まりました。一年くらいたって一緒にやろうよってことで正式メンバーになって、その後、リリースを重ねたり、ライブをやったり、メジャーに行ったり、樹音とは結構長い間苦楽をともにしてきています。

僕と樹音はバンド上だけではなくプライベートでも仲が良くて、そんな中、樹音が忘れもしない下北沢のカフェにみんなを集めて「TAMTAMを辞めようと思う」と言い出して。僕はその日はショックで席上で何もしゃべれなくて。一度持ち帰って、樹音も考える、みんなも考えるってなったけど結局樹音は辞めるということになって。樹音と音楽をやりたいっていう気持ちがあったから僕は凄く残念でした。それが2015年3月末で、その後も樹音との交流はライブハウスで偶然会ったり、飲み会であったりというふうに続いていて、ある日樹音から「バンド始めて曲を作りたいからギター弾いて欲しいから家にきて」と言われて。そういう形で曲作りを始めて、出来ていった曲がTHE DHOLEがライブでやっている曲の原型であり、今度リリースするCDの原型になる曲達で、それを樹音と春から夏くらいにかけて作っていました。印象深いなあと。

僕はやっぱり樹音と音楽がしたいという気持ちで、ただそれだけでTHE DHOLEでギターを弾く事になったし、そのおかげで今のメンバーと出会えて、こうして取材を受けています。

 

   サポートだけど、ほぼ始めの始めからやっている感じですね。

 

yuthke そうです。

 

樹音 気持ち的には正式メンバーと一緒です。

 
 

yuthke
yuthke(Guitar)

 
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