言いたいことは言えちゃうこんな世の中 第5冊 | reading note 連載コラム
ダウンタウンが経営する焼肉屋さんのキッチンで働くという何の脈略もない初夢を見ました。今年は良い年になりそう。あると思います。
おみくじ引いたら大吉でした。でもそんな事で喜ばないくらい僕は捻くれています。大吉を引いたくらいで喜んでんじゃねぇ。
そのくせ大吉だった場合、ちゃっかりくじは財布にin。
神頼みって言葉に飽きてしまったくらい僕は捻くれてます。そもそも神様なんて信じていないし、信じるは我が力のみ。
そのくせに毎年初詣は欠かさず行きます。
ちなみに祈祷する時はお願い事をするのではなくどうか見ててくださいと誓うタイプです。
褒め慣れていないため、誰かから褒められると8割嘘だって思ってしまうくらいに捻くれています。人間不信。そのくせちゃっかりエゴサーチしてる。
アイスコーヒーはミルクとガムシロップを入れて混ぜずに飲むくらいに捻くれています。この飲み方をすると最初は激甘で徐々に苦くなっていき最後にはほぼブラックコーヒーを味わえます。
カップ麺は3分待たずに開封しカチカチの麺を食べるくらいに捻くれています。食べ終わるくらいに5分を迎える。
とここまで書いて、これ新年に書く内容かよって一人でツッコミながら大好きなきな粉餅食べてます。
新年明けましておめでとございます。reading note平田です。
年末に公開したMVはもう見ていただけましたでしょうか。気に入って頂けていれば幸いです。
12月の某日、確かストリートライブの帰り道だったと思います。珍しくお酒を飲みながら歩いているとイヤフォンから自分達の曲が流れてきました。アイツと過ごした音楽人生。青春時代。色んな物がフラッシュバックしてきた。その時すでに平郡の脱退が決まっていた。アイツと始まった音楽人生。何を残せたんだろう。そんなネガティブな事ばかり考えていたらふと、台湾でのライブの想い出が蘇ってきた。嵐のようなスコールが止んでお客さんがほとんどいない会場で演奏を始める。徐々に人が集まってきて気が付けば沢山の人。今まで体験した事のない高揚感に包まれていた。お客さんの表情はもちろんやけどメンバーそれぞれの表情がすごく良くて、その瞬間を忘れたくないって強く思った。
覚えていればいいじゃんって思うかもしれないけれど、やっぱり記憶はサラサラと砂のように掌からこぼれ落ちていくモノです。
現状のメンバーで最後のMVを撮影したい。
そう思ってすぐにマネージャーに連絡をし、過酷な納期とメンバーのスケジュールを調整し完成に漕ぎ着けました。本当に関係者、スタッフ、メンバーに感謝です。
「五月の雨」という曲は製作当時は「始まりと終わり」という仮タイトルでした。まるで俺とアイツの事を書いたみたいでその時はそんな意識は全くなかったのに、実は潜在意識の中ではそういう事があったのかなとか思ったりしてます。
そんな事イメージしながら聴いて頂けるとまた一層この曲の深みが増すなって。おいおい、なんだかセンチメンタルな気分なのでこの辺で新年一発目を終えたいと思います
今年もこのくだらないコラムと捻くれた俺とreading noteをよろしくお願いいたします。
オススメの本は『ホテルローヤル/桜木紫乃』
短編集ですが一冊で全ての話が繋がります。感動したとかそんなわかりやすいものではないけれどちゃんと心にくるいい本です。ラブホテルっていう曲書こうって今思ってるくらい影響されました。いい孤独感ですよ。
オススメです。
reading note / 五月の雨【Official Music Video】
最新作品
reading note『人間味』
発売:2017年6月28日(水)
価格:1,800円(税込)
品番:FFCR-0003
レーベル:for future company records
収録曲:
1. ケダモノ
2. 人間味
3. 性癖
4. 五月の雨
5. 夢想病
6. 食べ頃
今月のおすすめ本
ホテルローヤル
著者:桜木紫乃
発売:2015年6月25日(文庫版)
価格:540円
ライブ情報 |
2017年6月に最新ミニアルバム『人間味』を全国発売。7月には台湾「覺醒音樂祭」に出演し、初の海外進出も果たした。10月には渋谷TSUTAYA O-nestにて初のフロアワンマン「お好きなところからご賞味あれ」を開催。チケットソールドアウトで、大盛況のうちに終了している。 https://www.readingnote.net/
reading noteのボーカルギター |
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