2023-08-30 12:00 Fuhito Kitahara

ポニーのヒサミツ、本格活動10周年を飾る5thアルバム『ほうむめいど・かうぼうい』9月27日リリース

Pocket

ポニーのヒサミツが、5thアルバム『ほうむめいど・かうぼうい』を9月27日(水)にデジタルリリースすることになった。

 
ポニーのヒサミツは2013年に1stアルバム『休日のレコード』リリース以降、マイペースな活動を続けるシンガーソングライター。

 
今作は、前作『Portable Exotica』で築いた手法と同じく、参加メンバー(サボテン楽団、谷口雄、渡瀬賢吾、大塚智之、増村和彦、芦田勇人、高橋三太、kiss the gambler、中川理沙)のそれぞれの自宅での録音データを送付してもらい、それをポニーのヒサミツがミックスする形で制作。

 
まさに自家製のアルバムは、ポニーのヒサミツの音楽人生にとって根本とも言えるはっぴいえんど『風街ろまん』や細野晴臣『HOSONO HOUSE』と向き合うことからスタートしつつ、その後聴き漁った70年代のカントリー・ロックやスワンプ・ロックの名盤たちにも大いに影響を受けた結果、ポニーのヒサミツらしさにあふれる楽曲が詰まった、自身にとって集大成とも言えるような内容となっている。

 
ジャケットのイラストは、雷音レコードを主宰する漫画家の本秀康氏、マスタリングはピースミュージックの中村宗一郎氏が担当した。

 
また、先行シングル「さよなら感染対策」の配信もスタート(配信サイト一覧)。

 
アルバムの1曲目に相当するこの楽曲は、緩やかなメロディーラインが心地よいミドルテンポのカントリー・ロックで、夏の終わりにようやく感じられる涼しげなムードにマッチしている。チェックしよう。

 
 

 
ポニーのヒサミツ『ほうむめいど・かうぼうい』

発売:2023年9月27日(水)
価格:TBA
仕様:デジタル

配信サイト一覧

収録曲:
01.さよなら感染対策
02.うらめしや(Album Version)
03.カントリー・ソング #1
04.馬鹿ぼんど
05.グッド・バイ
06.どこへいく?
07.短い御休み(Album Version)
08.日和見日和-Instrumental
09.鬼を起こすな!
10.海辺の街から(Album Version)
11.それでも、僕は(Album Version)

 

ポニーのヒサミツ コメント

 
『ほうむめいど・かうぼうい』

今回のアルバムは、前作『Portable Exotica』をリリースし、それを以て趣味趣味3部作として前からやりたかった3ジャンル(カントリー、ポール・マッカートニー、エキゾチカ)をテーマとしたアルバムを出し終え、そろそろ活動も10周年、次は何をしようか、と考えるところから始まり、その中でまず思いついたのが、あえてこれまでは避けていた、自分の音楽人生にとって根本とも言えるはっぴいえんど『風街ろまん』や細野晴臣『HOSONO HOUSE』を意識して楽曲を作ってみようということであり、そこがアルバムづくりのスタートとなりました。(そのころできた楽曲が「うらめしや」「グッド・バイ」「どこへいく?」など)

その後、アルバムにも参加してもらっているSpoonful of Lovin’のメンバーとのLINEで、70’sロック、カントリーの名盤を聴いては報告しあっているうちに自身の中で空前のスワンプ・ロックブームが到来し、それらに大いに影響を受けた結果、当初のはっぴいえんど・ホソノハウスからは少し遠ざかりつつも、昔から好きな、そして今自分が好きな音楽が詰まった、自身にとって集大成とも言えるようなアルバムができたと思います。

『ほうむめいど・かうぼうい』とは、前作で築いた手法と同じく参加メンバー(サボテン楽団、谷口雄、渡瀬賢吾、大塚智之、増村和彦、芦田勇人、高橋三太、kiss the gambler、中川理沙)のそれぞれの自宅での録音データを送付してもらいそれをミックスする形で制作していることや、アメリカ的な音楽(カントリーやスワンプ)に憧れながらも自分はほとんど日本から出たこともなく、英語もうまく話せはしない結果自分がそういう音楽を作ると本格というよりかはあまりに自家製っぽい仕上がりになってしまうことの皮肉も込めて、まさしくこのアルバムひいては自分そのものをうまく表しているのではないか、とつけたタイトルとなります。

アルバムジャケットには、自身も2枚の7インチシングルをリリースしていただいた雷音レコードの本秀康先生に依頼し、タイトルと世界観を表した、素晴らしいイラストを仕上げていただきました。

自家製カウボーイの珍道中、楽しんでいただけたら幸いです!

 
「さよなら感染対策」

この曲は、世界中に大きい影響を与えたコロナウイルス感染症の中での恋愛とその主人公の悲哀を想像しながら書き上げた、はっぴいえんどやニール・ヤング、ボビー・チャールズなどの楽曲を意識して作成したカントリー・ロックです。

演奏は、ドラムを増村和彦君(ex 森は生きている)、ベースをバンビ君(大塚智之、ex シャムキャッツ)が担当し、その他の歌、アコースティック・ギター、2本のエレクトリック・ギター、オルガンは全てポニーのヒサミツが演奏しています。

リズム隊によるどっしりとした演奏とポニーのヒサミツ自身による2本のリード・ギターとオルガンの演奏の絡みと、ゆったりとした歌のメロディとの重なりを楽しんでもらえたらうれしいです。

落ち込んだ人が、快晴の日とかに聴いてくれて、気が晴れるきっかけにこの楽曲がなればいいなと思っています。


インフォメーション

タイトル
開催日時
開催場所
料金
アクト
連絡先
WEBサイト ポニーのヒサミツ 公式サイト
WEBサイト
twitter https://twitter.com/hisamitsu_house
facebook
この記事の画像


関連記事:
こちらのニュースもどうぞ: