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相壁琢人と田中生による「ahi.」が、写真作品展『霖雨蒼生（りんうそうせい）』を6月10日から7月15日に中目黒FRAMESにて開催することになった。

 
ahi.は、東京を拠点に、植生している植物を摂取し保存を目的とした制作活動を行っているフラワーアートチーム。ギャラリーなどでの作品展の他、路上や海岸などでゲリラ展示も行うなど活発な活動を行なっている。

 
今回の作品展のテーマは、スバリ「雨」。タイトルの『霖雨蒼生』とは、”たくさんの人たちに恵を与えること。または、恵を与えて救うこと”を意味しているという。

植物に降り続く瞬間を切り取ることにより「霖雨」、植物を密集して水中に生けることで「蒼生」を表現した写真作品となる。

 
また今回は、ahi.のカメラマンとして作品撮影をしている田中生がメインとなることも発表された。

これまでは相壁が植物の仕入れと制作を、田中が撮影を担当してきたが、今作は植物の仕入れから田中が同行し、田中が最初から最後まで植物にに向き合った作品が展示される。

 
会場内には1030mm×1456mmサイズの巨大写真作品が1枚、420mm×594mmサイズの写真作品が4枚、その他ポスターなどが展示されるとのことだ。

 
参考動画、参考写真も公開されたのでまずはこちらをチェックしてみよう。

ahi. Flower PhotoArtwork Exhibition / 霖雨蒼生 / 2017.6.10-7.15

相壁琢人 2015年より植物が未来へ繋がる可能性を提示するため、フラワーアーティスト・フラワーディレクションを開始。フラワーアート・保存に特化した押し花制作・アートディレクション・企画・作品コラボレーションなど。東京を拠点に既存する押し花に捉われず流通している植物を使用した制作活動と各地で植生している植物を採取し保存を目的とした制作活動を行っている。     田中生 カメラマン。新潟県出身。文化服装学院卒業後、都内スタジオ勤務を経てgaku氏に師事。2013年よりフリーランスとして独立。主に商品撮影を中心に雑誌、広告で活躍中。対象がもつ本来の輪郭を切り取る撮影を得意としている。