2018-12-30 21:00 Fuhito Kitahara

対談イベント『hoshiotoとぼくらの文楽とフェス観測会』山形県長井市で開催決定。夜には大平伸正のライブも

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対談イベント『hoshiotoとぼくらの文楽とフェス観測会』が、2019年1月26日(土)に山形県長井市のCafe dining SENN & Art Hostel sennで開催されることになった。

 
このイベントは、ローカルフェスと地域社会のあいだにうまれるものについてフェス主催と研究者の対談から考えていこうというもの。

 
対談には、このイベントの主催者でフェス研究者の山崎翔氏、藤井裕士氏(岡山県井原市『hoshioto』)、船山裕紀氏(山形県長井市『ぼくらの文楽』)、佐藤優人氏(山形県酒田『DO IT-YAMGATA MUSIC FES.』)が登壇。

3者の活動を振り返りながら、それぞれの地域社会との関係性を探っていくとのこと。

 
また夜には「dinner&live」として、Cafe dining SENNの料理と大平伸正によるライブを楽しむことができる。

 
定員は40名とのことなので早めに予約しよう(申込フォーム)。

 

主催者の山崎翔氏による「紹介文」が到着した。

 2000年代のはじめ、フジロックフェスティバルやライジングサンロックフェスティバルが始まったばかりの頃、「ロックフェス」は目新しいものでした。2018年現在、それは「ローカルフェス」と呼ばれるかたちで、身近なものになりつつあります。

 フェス観測会とは、2000年代のフェス「参加者」がその文化を継承し、「主催者(organizer)」となっていく過程を明らかにする試みです。北海道ニセコで開催した「フェス観測会2016」には、ライジングサンの主催者と全国のローカルフェス主催者10名が集まり、「なぜ、私達はフェスを主催するのか」について、研究者と共にマップや言葉にしていきました。

 2017年以降は「ローカルフェス」の「ローカル」とは何を意味するのかをテーマに活動を続けています。(ロックフェスを起源とした)ローカルフェスと地域社会は一見脈絡がないようにみえて、継続的な開催の過程では何らかの接点が生じます。

フェス観測会は、地域活性化の手段としてローカルフェスを位置づけるわけではありません。観測会は、両者を敢えて結びつけることにより、ローカルフェスと地域社会の「あいだ」にうまれる新たな社会デザインの可能性を探求しています。

 今回のイベントはローカルフェスの主催者として「hoshioto(岡山県井原市)」の藤井裕士さん、「ぼくらの文楽(山形県長井市)」の船山裕紀さんをお迎えします。さらには、ぼくらの文楽の前身でもある「DO IT-YAMGATA MUSIC FES.(山形県酒田市)」の佐藤優人さんもお招きして、3者の活動を振り返りながら、それぞれの地域社会との関係性を探っていきます。

 夜は「dinner&live」として、Cafe dining SENNの料理とhoshiotoと最も関係が深いアーティスト「大平信正(岡山県総社市)」さんのライブでお楽しみいただきます。
フェスのコミュニティにも地域社会のコミュニティにも閉じこもらない新たな場をつくる試みです。多くの方のご参加をお待ちしています。


インフォメーション

タイトル hoshiotoとぼくらの文楽とフェス観測会ーローカルフェスと地域社会のあいだにうまれるものー
 
開催日時 2019年1月26日(土)
13:00~17:00
17:30~dinner&live
 
開催場所 Cafe dining SENN & Art Hostel senn
(山形県長井市台町2-1)
 
料金 申込フォーム

[トークセッションのみ]
1,000円(1drink・お菓子付き)

[dinner・live付]
3,500円(学生2,000円)

[dinner・live・宿泊付]
5,000円(学生4,000円)

募集人数・定員
40人
 
アクト [対談]
山崎翔
藤井裕士(岡山県井原市『hoshioto』)
船山裕紀(山形県長井市『ぼくらの文楽』)
佐藤優人(山形県酒田『DO IT-YAMGATA MUSIC FES.』)

[ライブ]
大平伸正

[主催]
旅と音楽の研究所(北海道大学大学院観光創造専攻 山崎 翔)
 
連絡先 旅と音楽の研究所
WEBサイト hoshiotoとぼくらの文楽とフェス観測会 公式サイト
WEBサイト SAIHATE LINES 公式サイト
twitter
facebook https://www.facebook.com/saihatelines/
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