2018-03-07 21:00 Fuhito Kitahara

古川麦、ニューアルバム『シースケープ』のカヴァーアートを公開。日本を代表するグラフィックデザイナー・平野甲賀氏がデザイン

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古川麦が、3月21日(水)に発売する約3年ぶりのニューアルバム『シースケープ』のカヴァーアートを公開した。

 
古川麦は、表現(Hyogen)、Doppelzimmer、あだち麗三郎クワルテッットのメンバーでもあり、ceroのサポートとしても活動する、カリフォルニア生まれのシンガーソングライター。

 
今回公開されたカヴァーアートは、1964年から1992年まで約30年間、晶文社のすべての本の装丁を手がけてきた日本を代表するグラフィックデザイナー・平野甲賀氏が担当した。

 
ニューアルバムは、格段に進化/深化した、ボサノヴァ、民族音楽、ジャズ、クラシック、ポップスなどのエッセンスが入り混じったオリジナルな音楽に加え、盟友・髙城晶平(cero)の作詞による「Halo」など日本語詞にも力を入れ、弦楽四重奏をフィーチャーした華やかなバンド編成による楽曲から、優河をゲストヴォーカルに迎えたしっとりとした弾き語りスタイルの楽曲まで、味わい深く、多彩なアレンジも秀逸な作品に仕上がっている。

 
なお、6月26日(火)には渋谷WWWでリリース記念ライブの開催も決定している。

 

小西康陽氏によるコメントが発表された。

●古川麦さん。その名前をはじめて見たとき、きっとハンサムでかっこいい人なんだろうな、と想像した。けれども、はじめてお目にかかってほんのすこしお話しした古川さんは気さくで控え目で、とはいえやはり名前の通り何かがかっこいい人だった。
●そんな彼の新作アルバムは、予想をはるかに超えてかっこいい音楽ばかりだった。かつて、かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう、と言う人がいたけれど、古川麦さんの音楽はその価値観を突き破ってしまった。
●歌詞もメロディも、ギターも演奏も、何もかも曇りのない音楽なのに、聴いていて心に浮かぶ風景は、これから雨が降りそうな海辺の叙景だ。背筋を伸ばして、明るいグレイの空の向こうを見ている人。ポップ・ミュージックの未来はたぶん、彼と共にある。

小西康陽

 

 
古川麦『シースケープ』

発売:2018年3月21日(水)
定価:2,500円+税
品番:PCD-25250
仕様:CD

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収録曲:
1. シースケープ
2. コメット
3. Coming of the Light
4. Summer Song
5. Here Lies the Sun (feat. MEEBEE a.k.a KAZUHIRO ABO)
6. Halo
7. Coo Coo (feat. 優河)
8. Frutas
9. Love現在地

 
[参加ミュージシャン]
千葉広樹(kinetic、サンガツ等) / 田中佑司(bonobos、サンガツ) / 谷口雄(ex.森は生きている) / 加藤雄一郎(NATSUMEN、L.E.D.) / 浜田均(Quiet Triangle等) / MEEBEE a.k.a KAZUHIRO ABO / 優河 / 関口将史(ja3pod) / 牛山玲名 / 田島華乃 / 館泉礼一 / 権頭真由(表現〈Hyogen〉) / 角銅真実(cero等) / 清水ゆみ / 髙城晶平(cero/作詞) / 小田朋美(cero等/アレンジ)

[エンジニア]
原真人(細野晴臣、カーネーション等)

 



 
古川麦 Baku Furukawa

古川麦 Baku Furukawa
1984年8月27日カリフォルニア生まれ。日本、オーストラリアで育つ。
シンガー、ギタリストとしてソロで活躍し、2016年よりceroのサポートとしてトランペットとコーラスを担当し多数のライブ・録音に参加。表現(Hyogen)、Doppelzimmer、あだち麗三郎クワルテッットのメンバー。日本国内にとどまらず、台湾など、海外でのライブも多数。
どのジャンルの枠にも収まらない唯一無二の凝った楽曲センス、確かな演奏技術、温かみのある歌声で、多くの人を魅了している。
2014年10月、初のソロアルバム“far/close”発売。2016年9月に7inch“Seven Colors”をカクバリズムよりリリース。
東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科卒。


インフォメーション

タイトル 古川麦『シースケープ』 リリース記念ライブ
 
開催日時 2018年6月26日(火)
open/start TBA
 
開催場所 渋谷WWW
(東京都渋谷区宇田川町13-17ライズビル地下)
 
料金 TBA
アクト TBA
連絡先
WEBサイト 古川麦 公式サイト
WEBサイト
twitter https://twitter.com/BakuFurukawa
facebook https://www.facebook.com/bakufurukawa
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