2022-06-30 18:00 Fuhito Kitahara

古川麦、2018年発表の傑作2ndアルバム『シースケープ』LP化決定。11月16日発売

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古川麦が、2ndアルバム『シースケープ』LP盤を11月16日(水)にリリースすることになった。

 
古川麦はceroのサポートも務めるシンガーソングライター/ギタリスト。7月6日(水)には3rdアルバム『Xìn』のリリースも決まっている。

 
そんななか、2018年リリースの2ndアルバム『シースケープ』をLP化することが発表された。

 
ボサノヴァ、民族音楽、ジャズ、クラシック、ポップスなどのエッセンスが入り混じった他に類を見ないオリジナルな音楽に加え、盟友:髙城晶平(cero)の作詞による「Halo」など、特に力を入れたという日本語詞もじつに味わい深い作品。

 
弦楽四重奏をフィーチャーした華やかなバンド編成による楽曲から、優河をゲストボーカルに迎えたしっとりとした弾き語りスタイルの楽曲まで、多彩なアレンジも秀逸で、本人の卓越したギターに加え、田中佑司(bonobos、サンガツ)や千葉広樹(kinetic、サンガツ等)をはじめとする参加ミュージシャンによる硬軟織り交ぜた演奏もすばらしい。

 
カヴァー・アートは、昨年2021年3月に惜しくもこの世を去った日本を代表するグラフィックデザイナー:平野甲賀氏によるタイポグラフィを使用している。

 
小西康陽氏によるコメントも発表された(下に掲載)。

 
 

 

 
 

 
古川麦『シースケープ』(LP)

発売:2022年11月16日(水)
定価:4,378円(税込)
品番:PLP-7882
レーベル:P-VINE
仕様:LP(完全限定生産)
※CD盤発売中

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収録曲:
SIDE A
1. シースケープ
2. コメット
3. Coming of the Light
4. Summer Song
SIDE B
1. Here Lies the Sun (feat. MEEBEE a.k.a KAZUHIRO ABO)
2. Halo
3. Coo Coo (feat. 優河)
4. Frutas
5. Love現在地

 
参加ミュージシャン:
千葉広樹(kinetic、サンガツ等)、田中佑司(bonobos、サンガツ)、谷口雄(ex.森は生きている)、加藤雄一郎(NATSUMEN、L.E.D.)、MEEBEE a.k.a KAZUHIRO ABO、優河、関口将史(ja3pod)、牛山玲名、田島華乃、館泉礼一、権頭真由(表現〈Hyogen〉)、角銅真実(cero等)、清水ゆみ、髙城晶平(cero/作詞)、小田朋美(cero等/アレンジ)

 
エンジニア:
原真人(細野晴臣、カーネーション等)

 

小西康陽氏コメント

 
古川麦さん。その名前をはじめて見たとき、きっとハンサムでかっこいい人なんだろうな、と想像した。けれども、はじめてお目にかかってほんのすこしお話しした古川さんは気さくで控え目で、とはいえやはり名前の通り何かがかっこいい人だった。

そんな彼の新作アルバムは、予想をはるかに超えてかっこいい音楽ばかりだった。かつて、かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう、と言う人がいたけれど、古川麦さんの音楽はその価値観を突き破ってしまった。

歌詞もメロディも、ギターも演奏も、何もかも曇りのない音楽なのに、聴いていて心に浮かぶ風景は、これから雨が降りそうな海辺の叙景だ。背筋を伸ばして、明るいグレイの空の向こうを見ている人。ポップ・ミュージックの未来はたぶん、彼と共にある。

 
小西康陽

 

注目記事

古川麦、7月6日発売の3rdアルバム『Xìn』から「Vacilando」先行配信開始。8月には東京コットンクラブでのレコ発ライブ&ツアーも


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