2020-04-13 20:00 Fuhito Kitahara

macaroomと知久寿焼、共作アルバム『kodomono odoriko』発売延期を発表。4月29日には先行シングル配信&MV公開

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macaroomと知久寿焼が、共作アルバム『kodomono odoriko』の発売延期を発表した。

 
知久寿焼は唯一無二の曲と歌詞や歌声に多くの音楽家がファンを表明しているギター弾き語り演奏家で、macaroomは独自の活動で注目を集めるエレクトロニカユニット。

 
今作は4月29日(水)にリリースが予定されていたが、新型コロナウイルスの拡大に伴う緊急事態宣言による活動自粛と実店舗の休業などを受け、発売延期が決定。延期発売は5月下旬ごろを予定しているが、情勢の変化によって再度延期する可能性もあるとのこと。

 
アルバム『kodomono odoriko』は、クラウドファンディングで目標金額の倍以上の支援により制作が実現。知久寿焼のソロ作品および「たま」時代の楽曲が新たにレコーディングされ、エレクトロニカアレンジとして生まれ変わっている。

 
また、アルバムは延期されたものの、発売予定日だった4月29日(水)に表題曲「kodomono odoriko」を先行デジタルリリースすることが発表された。

 
同日には、同曲のミュージックビデオをKiishi Bros. Entertainment公式Youtubeチャンネルで公開することも発表された。

 
 


macaroomと知久寿焼 – kodomono odoriko (Trailer)

 

アルバム帯文

かつて日本中に衝撃をもって一大現象を巻き起こした伝説の音楽家·知久寿焼の三十年におよぶ作品群が芸術集団macaroomの手により再編集·再録音された。現代音楽の理論書出版、ジョン·ケージ演奏の新提案、複雑系科学などのアルゴリズムを取り入れたエレクトロニクス手法、中国武術の演武···様々な分野からのイリュージョンでもってポップソングをかき乱してきたmacaroom。2016年にYouTube上にアップロードされたmacaroomの知久寿焼カバーから始まる奇妙な関係はクラウドファンディングで224万円の支援を受けて今作のリリースへと結実する。紅一点ボーカルemaruのついばむ繊細な歌声と知久寿焼の楽曲/歌声が時にはミスマッチに、時には一体となってエレクトロニカ世界で日暮れのさびしい電気となるのだ。

 

 
macaroomと知久寿焼『kodomono odoriko』

発売:2020年4月29日(水) 5月27日(水)予定
価格:2,500円(+税)
品番:ASHI-008
レーベル:Kiishi Bros. Entertainment

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TOWER RECORDS ONLINEでみる

収録曲:
1. kodomono odoriko
2. 電車かもしれない
3. 326
4. いちょうの樹の下で
5. あるぴの
6. 月がみてたよ
7. いなくていいひと
8. いわしのこもりうた
9. 電車かもしれない (ver. 2)
10. ぽかぽか

 
 

 
macaroomと知久寿焼 / 先行シングル「kodomono odoriko」

発売:2020年4月29日(水)
価格:250円(+税)
品番:ASHI-0008DIGI
仕様:デジタル

 



 
知久寿焼

ギター、ウクレレ弾き語り。地味なテンポでさびしい歌ばかりうたう。1965年2月10日埼玉県川口市生まれ。2003年バンド「たま」解散。1995年へっぽこオーケストラバンド「パスカルズ」に加入、ウクレレ、口琴、ときどき歌担当。2019年2月54歳にして初のアルバムCD「知久寿焼のうた その1/その2」2枚同時発売。「その1」収録「ひとだま音頭(合奏編)」録音メンバー ~ うつみようこ(ちんどん太鼓)、関島岳郎(テューバ)、大塚やよい(鍵盤、大正琴)、中川樹海(三線)~ による「知久寿焼ちんどん楽団」も活動開始。
趣味はツノゼミ科昆虫の研究。2019年7月にあかね書房より、丸山宗利、小松貴、の両昆虫学者との共著図鑑「ふしぎないきものツノゼミ」を上梓。

http://www.officek.jp/chiku/
https://twitter.com/chikushoukai

 

macaroom

emaru (ボーカル)
アサヒ (作詞/作曲/アレンジ/キーボード/ボーカル)
木石南 (写真/映像/中国武術)
ボブ (音声合成/ライブエレクトロニクス)

女性ボーカル「emaru」と作曲家「アサヒ」によるエレクトロニカ·ユニット。
歌詞の音響的機能を研究し取り入れたポップな楽曲を制作し、演奏している。

·歌詞の音響的機能を研究したポップな楽曲と、フェミニンな歌声が特徴
·秋山ボブ大知による、複雑系科学などのアルゴリズムを取り入れたライブエレクトロニクスの手法でのパフォーマンスや、音声合成技術を取り入れた楽曲を発表
·MVやライブでは、W杯1位経験を持つ木石南によるカンフーとの融合が見られる
·現代音楽とのコラボレーションもあり、またアサヒは木石岳名義で理論書『優しい現代音楽の作曲法』を刊行。
·これまで知久寿焼(たま)など様々なアーティストがmacaroomへの共感を公言しており、イラストレーターの中村佑介はmacaroomを「有機的なエレクトロニカ」と命名。文学界にもその名は知られており、小説家の高橋源一郎はmacaroomサウンドを「未来の記憶」と形容。

http://macaroom.net/  
https://twitter.com/emaru_macaroom
https://twitter.com/asahisism8
https://www.instagram.com/emaru_macaroom/


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