2021-03-02 20:00 Fuhito Kitahara

macaroomと知久寿焼、第2弾コラボ作『星とレモンの部屋』リリース決定。NHKドラマ『星とレモンの部屋』サウンドトラック

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macaroomと知久寿焼が、第2弾コラボ作品『星とレモンの部屋』を3月24日(水)にデジタルリリースすることになった。

 
知久寿焼(パスカルズ、元たま)は唯一無二の曲と歌詞や歌声に多くの音楽家がファンを表明しているギター弾き語り演奏家で、macaroomは独自の活動で注目を集めるエレクトロニカユニット。昨年2020年5月に共作アルバム『kodomono odoriko』をリリースしている。

 
今作は、3月19日(金)に放送されるNHKドラマ『星とレモンの部屋』のオリジナル・サウンドトラック。ドラマ『星とレモンの部屋』は、「創作テレビドラマ大賞」を受賞した佃良太による脚本の映像化作品で、夏帆、宮沢氷魚、田中哲司、原田美枝子らが出演する。

 
ドラマの劇中音楽は知久寿焼とmacaroomのコラボレーションによるもので、楽曲はすべて今作のための書き下ろし。知久寿焼のギター、ウクレレ、アジア諸国由来の”おもちゃ楽器”、メンバーによるピアノ、チェンバロ、マンドリン、チェレスタ、ハモンドオルガン、シロフォン、マリンバ、邦楽器、さらにはmacaroomのエレクトロニカ手法も随所に散りばめられている。

 
また、M4「the pulse」は、ドラマ本編では夏帆の呼吸音をサンプリングしエレクトロニクスで再定義したものが再度ドラマに挿入。サントラ版ではボーカルemaruによる新たなサンプリングバージョンが採用されているとのことだ。

 
さらに、ドラマの主題歌には前作『kodomono odoriko』収録の「月がみてたよ」(作詞作曲・知久寿焼)が使用され、サウンドトラック版にも同曲が挿入されることが発表された。

  
 

 
macaroomと知久寿焼『星とレモンの部屋 (Original NHK Television Soundtrack)』

発売:2021年3月24日(水)
価格:2,200円
仕様:デジタル

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収録曲:
01. hoshi to lemon no heya
02. lemon university
03. chatroom
04. the pulse
05. hutsuu no ningen
06. the quiet room
07. the dead and cigarettes
08. escape
09. saitei
10. lemon
11. 月が見てたよ

 
 

 
macaroomと知久寿焼『kodomono odoriko』

発売:2020年5月27日(水)
価格:2,500円(+税)
品番:ASHI-008
レーベル:Kiishi Bros. Entertainment

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収録曲:
1. kodomono odoriko
2. 電車かもしれない
3. 326
4. いちょうの樹の下で
5. あるぴの
6. 月がみてたよ
7. いなくていいひと
8. いわしのこもりうた
9. 電車かもしれない (ver. 2)
10. ぽかぽか

 


macaroomと知久寿焼 – kodomono odoriko (Official Video)

 

ドラマ『星とレモンの部屋』

 
放送予定:2021年3月19日(金)NHK総合 夜10時          
作:佃良太 
音楽:macaroomと知久寿焼
出演:夏帆、宮沢氷魚、田中哲司、原田美枝子
演出:福井充広(NHKエンタープライズ)
制作統括:高橋練 (NHKエンタープライズ)、岡本幸江(NHK)

 
あらすじ
ひきこもり歴18年の里中いち子(夏帆)。同じひきこもりの青年・涼(宮沢氷魚)とのチャットでのやり取りが、外の世界との唯一のつながりだ。いち子を何とかしたい母親の初美(原田美枝子)は日々ドア越しに語りかけるが、ある朝突然持病で倒れてしまう。パニック状態のいち子は119番に必死で電話するが、肝心の助けを求めることができない。ようやく部屋から出た時には、母はすでに冷たくなっていた。「遺体を浴室に運んで、鼻と口にティッシュを詰めてください」いち子からのSOSを受けた涼は、不思議なほどに冷静だった。実は涼にも隠された秘密があった……。

https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/20000/442425.html

 



 
知久寿焼

ギター、ウクレレ弾き語り。
1965年 2月埼玉県川口市生まれ。
1984年「たま」結成、2003年解散。
1995年「パスカルズ」に加入。ウクレレ、口琴、ときどき歌担当。
2019年 54歳にして初のアルバムCD「知久寿焼のうた その1/その2」2枚同時発売。「その1」収録「ひとだま音頭(合奏編)」録音メンバー ~ うつみようこ(ちんどん太鼓)、関島岳郎(テューバ)、大塚やよい(鍵盤、大正琴)、中川樹海(三線)~ とともに「知久寿焼ちんどん楽団」活動開始。
CM、Eテレ等の楽曲歌唱多数。
趣味はツノゼミ科昆虫の研究。2019年7月にあかね書房より、丸山宗利、小松貴、の両昆虫学者との共著図鑑「ふしぎないきものツノゼミ」を上梓。

http://www.officek.jp/chiku/
https://twitter.com/chikushoukai

 

macaroom

emaru (ボーカル)
アサヒ (作詞/作曲/アレンジ/キーボード/ボーカル)
木石南 (写真/映像/中国武術)
ボブ (音声合成/ライブエレクトロニクス)

ボーカル「emaru」と作曲家「アサヒ」、音響音楽技術「ボブ」、中国武術家「木石南」によるエレクトロニカを中心とした音楽ユニット。歌詞の音響的機能を研究し取り入れたポップな楽曲を制作し、演奏している。

ボブによる、複雑系科学などのアルゴリズムを取り入れたライブエレクトロニクスの手法でのパフォーマンスや、音声合成技術を取り入れた楽曲を発表。
MVやライブでは、W杯1位経験を持つ木石南によるカンフーとの融合が見られる。

現代音楽とのコラボレーションもあり、またアサヒは木石岳名義で理論書『優しい現代音楽の作曲法』を刊行。

これまで様々なアーティストがmacaroomへの共感を公言しており、イラストレーターの中村佑介はmacaroomを「有機的なエレクトロニカ」と命名。文学界にもその名は知られており、小説家の高橋源一郎はmacaroomサウンドを「未来の記憶」と形容している。

http://macaroom.net/  
https://twitter.com/emaru_macaroom
https://twitter.com/asahisism8
https://www.instagram.com/emaru_macaroom/


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WEBサイト 知久寿焼 公式サイト
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