2017-09-26 20:00 Fuhito Kitahara

TOMC、猥雑かつ限りなくカラフルなニューアルバム『Yesternow Once Now』10月4日に配信リリース決定

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TOMCが、ニューアルバム『Yesternow Once Now』を10月4日(水)に配信リリースすることになった。

 
TOMC(トムシー)は、即興演奏者およびディスコDJとしてキャリアをスタートし、ビートメイカーとしてメキシコやポルトガルのレーベルなどからアルバムやEPをリリース。

2015年以降は東京近郊のシーンと接点を持つ一方、映像作家やコンテンポラリーダンサーとのコラボレート、都内コンビニなどでのゲリラDJプレイなど自由な活動を展開している。

 
今作は、日常生活における環境音や即興のセッション音源、自らの唄声や友人との他愛ない会話をも0コンマ単位でチョップし、コラージュの厚塗りへと長い時間をかけて制作。潔癖・ハイファイな方向に向かいがちなコラージュ・ミュージックの世界に一石を投じる、猥雑かつ限りなくカラフルな魅力に溢れる作品が完成した。

 
ティザー映像も公開されたので、チェックしてみよう。

 
 


TOMC/Yesternow Once Now(Official Teaser)

 
 

 
TOMC『Yesternow Once Now』

発売:2017年10月4日(水)
価格:TBA
品番:PG020
発売元:PURRE GOOHN
仕様:ダウンロード

Amazonで購入

収録曲:
01. VBS
02. Kid Gimlet
03. Do & Die Young
04. Yesternow Once Now
05. Raindealin’ feat. Ryota Nakamura
06. Don’t Dream
07. Lonely Grace (Pop Your Funk)
08. Negroni Kissing
09. OOTB
10. In the D Rain (Acid Metallic Soultrane)
11. Drawing/Painting

 

都市生活に放つ、猥雑でカラフルなビートコラージュ。

古くはプリンスやアーサー・ラッセル、現代ではフライング・ロータスやデイデラスなどに代表される、
時に暴力的なまでの折衷主義を本作は確実に継承している。
海外諸国でのリリースを経て作られたTOMC『Yesternow Once Now』は古今東西のレコードのみならず、日常生活における環境音や即興のセッション音源、自らの唄声や友人との他愛ない会話をも0コンマ単位でチョップし、コラージュの厚塗りへと長い時間をかけ置き換えている。
アヴァンギャルドな即興演奏シーンをルーツに持つTOMCのエディットワークは自身の快楽に忠実に遂行され、楽曲を根本から破壊するような大胆な編集もためらうことがない。またフューチャー・ジャズやトラップ~グリッチ、オルタナティヴR&B、インダストリアルなど多様な要素を含みながらも本作がどのジャンルに落ち着くことがないのはこの姿勢によるものが大きく、本作は潔癖・ハイファイな方向に向かいがちなコラージュ・ミュージックの世界に一石を投じる、猥雑かつ限りなくカラフルな魅力に溢れている。

 



 
TOMC(トムシー)

福島県郡山市出身。
即興演奏者およびディスコDJとしてキャリアをスタートし、その後ビートメイカーとしてメキシコ PIRA.MD Records、ポルトガル MiMi Records などからアルバム・EPをリリース。
クラウトロック~ポストパンク由来のコラージュ色の強い作風を2010年代以降のビートミュージックの方法論と折衷した、アブストラクトでジャンルを超越した音楽性・独特の音響処理で知られる。

2015年以降ビートメイカーのライブショーケース raw adikkt のオーガナイズ、および EN TOKYO への参加を通じ東京近郊のシーンと接点を持つ一方、映像作家やコンテンポラリーダンサーとのコラボレート~都内コンビニ等インストアのゲリラDJプレイなど自由な活動を展開している。


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