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昨年5月に逝去した作曲家・シンセサイザーアーティスト冨田勲氏の遺作となったスペースバレエシンフォニー舞台作品「ドクター・コッペリウス」の世界初演を収録したアルバムが、3月22日（水）に日本コロムビアより発売される。今回、そのジャケトアートワークが公開された。

 
CDの詳しい記事はこちら
冨田勲によるスペースバレエシンフォニー『ドクター・コッペリウス』世界初演がCD化決定。3月22日リリース

 
アートワークを手掛けたのは現代美術家であり、人気ストリーミングチャンネルDOMMUNEを主宰する宇川直宏氏。

宇川氏は、幕張メッセで2013年に行われた「FREEDOMMUNE」で、冨田氏を夜明けのヘッドライナーに起用したり、晩年のリリースアルバムの多くのジャケットアートワークを手掛けるなど、“TOMITAルネッサンス”のけん引役として活動を共にしてきた。

 
今回のアルバムは逝去後初のリリース作品とあって、宇川氏の手掛けた作品としては初めて冨田氏自身の写真を用いたジャケットアートワークとなっている。

 
なお、「ドクター・コッペリウス」は初演の成功を受けて4月に東京・すみだトリフォニーホールにて再演を予定していたが、残念ながら延期されることが発表された。

 
その代わりに4月19日（水）に同ホールにて、冨田勲生誕85年記念として、冨田氏の代表作のひとつであるアニメ交響詩「ジャングル大帝」が上演されることが発表された。この作品は、「TOMITAサウンド」と呼ばれる壮大なオーケストレーションにと映像により、ジャングル大帝の1時間におよぶストーリーが描かれる。

 
オフィシャルHP先行（先着）が、2月27日まで行われている。こちらは通常よりも500円割引なっている。先着なので早めに申し込もう。

宇川直宏氏からコメントが届いている。

 
冨田勲『ドクター・コッペリウス　DR.COPPELIUS』

発売：2017年3月22日（水）
価格：3,240円（税込）
レーベル：日本コロムビア
品番：COCQ-85337
収録：2016年11月11日・12日 Bunkamuraオーチャードホール（ライヴ録音）

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収録曲：
第0楽章　飛翔する生命体　Ascending Life Form
第3楽章 宇宙へ　Into The Outer Space
ヴィラ＝ロボス作曲 「ブラジル風バッハ」第７番に基づく
第4楽章 惑星イトカワにて　Landing on The Asteroid 25143 Itokawa
レオ・ドリーブ作曲 「コッペリア」ワルツに基づく
第5楽章 嘆きの歌　Song of Grief
ヴィラ＝ロボス作曲 「ブラジル風バッハ」第４番に基づく
第6楽章 時の終わり　End of The Time
リヒャルト・ワーグナー作曲 「トリスタンとイゾルデ」愛の死に基づく
第7楽章　日の出　Rise of The Planet 9

 
指揮：渡邊一正
バーチャル・シンガー：初音ミク
エレクトロニクス：ことぶき光
管弦楽：東京フィルハーモニー交響楽団

（C）Tezuka Productions

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