2023-02-17 19:00 Fuhito Kitahara

砂川正和の70年代ソロ・ベスト・ライブ集『LIVE!砂川正和』2枚組CDで4月12日発売決定。盟友:忌野清志郎が2曲で参加

Pocket

砂川正和のソロ・ベスト・ライブ集『LIVE!砂川正和』が、2枚組CDで4月12日(水)にリリースされることになった。

 
砂川正和は2004年に亡くなった日本最高ソウルシンガー。

 
今作は2枚組の70年代後半(and more)のソロ・ベスト・ライブ集で、CD1にはその名を轟かせたソー・バッド・レビュー解散後、ソロ活動の最初に組んだバンド:ナスティ・チェインでの1978年のライブをほぼノーカットで収録。自身のものになったかのようなサム・クックの名曲「ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム」のカバーで終わる。ソー・バッド時のオリジナル名曲「青洟小僧」も聴きもの、また、石田長生が砂川のために書いた「駄目なものは駄目」は初出となる。

 
CD2は、77年11月に2日連続で行われた京都磔磔でのセッション・ライブを収録。この日は、上田正樹とサウス・トゥ・サウスのオリジナル・メンバーである萩原義郎など全国にその名が広まった伝説の高校時代のバンド:コールド・ラビッシュのメンバーが再結集している。

 
CD1、2ともにウィルスン・ピケット、ジェイムス・カー、オーティス・クレイ、アル・グリーン、ドン・ブライアントなどのソウル名曲を熱い歌声でカバーし見事なソウル・ショーが繰り広げられている。曲目の被りはあるが2つのバンドの個性の違いが楽しめる内容となっている。

 
ラストには、83年8月に大阪ネストサルーンでのソロ・ライブに忌野清志郎が駆けつけボーカルとコーラスで参加した2曲を追加収録する。

 
トレイラーが公開されたのでチェックしよう。

 
 

 
 

 
砂川正和『LIVE!砂川正和』

発売:2023年4月12日(水)
価格:3,080円+税
品番:BRIDGE378
レーベル:BRIDGE
仕様:2CD

編集・マスタリング:George Mori
写真:糸川燿史
デザイン:ダダオ
解説:妹尾みえ

 
Amazonでみる
TOWER RECORDS ONLINEでみる

 
CD1収録曲:
[砂川正和 & Nasty Chain]
1. Opening ~ Introduction
2. Too Many Hands
3. Something You Got
4. Mercy, Mercy
5. School Days
6. Precious Precious
7. Take Me To The River
8. Georgia On My Mind
9. Holdin On To A Dying Love
10. I Can’t Make It Alone
11. You Can’t Keep Running From My Love
12. 青洟小僧
13. The Dark End Of The Street
14. 駄目なものは駄目
15. A Change Is Gonna Come

Recorded live on 29 Apr 1978 at 東京 上馬 ガソリンアレイ
with Nasty Chain
明石惠:Guitar
青柳林:Bass
橋本章司:Drums
古川秀哉:Piano

 
CD2収録曲:
[砂川正和 セッション with Cold Rubbish]
1. Something You Got
2. Mercy, Mercy
3. Everybody Sing
4. The Dark End Of The Street
5. Precious Precious
6. Too Many Hands
7. School Days
8. You Can’t Keep Running From My Love
9. I Die A Little Each Day
10. I Can’t Make It Alone
11. Holdin On To A Dying Love
12. God Blessed Our Love

Recorded live on 19 Nov 1977 at 京都 磔磔
with Cold Rubbish
萩原義郎:Guitar
ウエノマサハル:Guitar
永井哲:Bass
田中宏明:Drums
渡邊悟:Erectric Piano, Organ
脇本忍:Chorus, Vocal

[砂川正和 with 忌野清志郎]
13. Soul Man
14. When Something Is Wrong With My Baby

Recorded live on 31 Aug 1983 at 大阪 ネストサルーン
萩原義郎:Guitar
石田長生:Guitar
南角光児:Bass
ベーカー土居:Drums
渡邊悟:Piano
忌野清志郎:Vocal

 

 



 
砂川正和

高校在学中の1973年、地元大阪で活躍していた上田正樹とサウス・トゥ・サウスをお手本に、ソウル・バンド、コールド・ラビッシュで音楽活動を始め、その熱くギンギンしたライブに、早くも”日本のウィルソン・ピケット”と騒がれる。74年よりソロ活動、ビートの乗りとノド声気味のシャウトが全くの黒人の感覚でその迫力がさらなる評判を呼び、75年秋に、スーパー・ソウル・ファンク・バンド、ソー・バッド・レビューに参加、わずか1年の活動だったが、そこで、ソウル・ボーカリストとして決定的な人気と評価を得、伝説となった。その後、ナスティ・チェインを率いソロ活動を続け、80年、石田長生、金子マリらとのThe Voice & Rhythmに参加。2004年没。

 

注目記事

ソー・バッド・レビューの1976年未発表ライブ音源『The Other Side of Sooo Baad Revue』6月22日発売。伝説のスーパー・ソウル・ファンク・バンド(※2022年の記事です)


インフォメーション

タイトル
開催日時
開催場所
料金
アクト
連絡先
WEBサイト 砂川正和 公式サイト
WEBサイト
twitter
facebook
この記事の画像


関連記事:
こちらのニュースもどうぞ: