2022-07-12 21:00 Fuhito Kitahara

Alva Noto + 坂本龍一、2005年のコラボアルバム『Insen』8月5日にリマスターで再発決定。ミニマル・アンビエント~エレクトロニカの大名盤

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Alva Notoと坂本龍一が、2005年のコラボアルバム『Insen』リマスター盤を8月5日(金)にリリースすることになった。

 
今作は、共に独自のアプローチで世界の音楽シーンをリードする2人による<V.I.R.U.S>(ヴァイルス)シリーズの第2弾で、今年6月にリイシューされた第1弾『Viroon』(2003年)に続く、ミニマル・アンビエント~エレクトロニカの大名盤だ。

 
今回のリイシューにあたり、ボーナストラックを1曲を追加することも発表された。

 
なお、V.I.R.U.Sシリーズは今年2022年の秋頃までに順次再発予定とのこと。第3弾以降の発表も楽しみに待とう。

 
 

 
Alva Noto + Ryuichi Sakamoto『Insen (reMASTER)』

発売:2022年8月5日(金)
価格:3,146円(税込)
品番:AMIP-0291
レーベル:NOTON
流通:p*dis / Inpartmaint Inc.
仕様:国内流通盤CD

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収録曲:
1. Aurora
2. Morning
3. Logic Moon
4. Moon
5. Berlin
6. Iano
7. Avaol
8. Barco (*Bonus Track)

 

作品解説

 
独自のアプローチで世界の音楽シーンをリードするアルヴァ・ノトと坂本龍一による2005年のコラボレーション・アルバムが、ボーナストラック1曲を追加し、待望のリマスター・リイシュー。前作『Viroon』(2003年)に続く、ミニマル・アンビエント~エレクトロニカの大名盤。

 
2005年にリリースされた本作『Insen』は、ドイツ人サウンドアーティスト、アルヴァ・ノトことカールステン・ニコライと、日本人音楽家・坂本龍一の2枚目のコラボレーション・アルバムであり、<V.I.R.U.S.>(ヴァイルス)シリーズの第2弾となった作品。
 
この印象派のような雰囲気を持つコラボレーション・プロジェクトで、世代の異なる2人は、新しい音楽構造のインスピレーションの源としてエレクトロニック・ミュージックのアイデアを共有し、『Vrioon』(2002)、『Insen』(2005)、『Revep』(2006)、『Utp_』(2008)、『Summvs』(2011)のシリーズ5作品を通して、電子音とアコースティック・サウンドを融合させながら、表情の豊かさ、呼吸、精密な設計を兼ね備えた瞑想的な音の世界を探求をした。(<V.I.R.U.S.>の名前はシリーズ5枚のアルバムの頭文字から構成されている。)
 
『Insen』において、2人は電子楽器とアコースティック楽器の相互作用やその間に生まれる緊張の可能性を探求している。流麗なピアノの旋律が、透明感溢れる響きの中でパルスやグリッチで精巧に紡がれたデジタルのタペストリーと結びつき、対立し、溶け合う、神秘的な美しさを放つミニマル・アンビエント~エレクトロニカ作品。前作『Vrioon』の穏やかなメランコリアをかすかに引き継ぎつつも、ピアノと電子音の融合が進化した、よりシャープで統一感を感じさせるアルバムに仕上がっている。
 
再発盤のボーナストラックには2人が2005年に行った「Insen」ツアー時に作曲された未発表曲で、Barco社のプロジェクターの繊細な音を取り入れたライブ・インプロヴィゼーション曲「Barco」が収録されている。
 
『V.I.R.U.S.』シリーズの5枚のアルバム『Vrioon』、『Insen』、『Revep』、『Utp_』、『Summvs』は、Calyx Masteringによるリマスタリングを施し、ボーナストラックを追加して、2022年の秋頃までに順次再発が予定されている。(11月には再発盤を収納する専用のボックスケースも限定で発売される予定。)
 
再発盤のCDパッケージは縦18cm x 横12.5cmの特殊サイズ紙ジャケ仕様。

 

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