2022-05-14 12:00 Fuhito Kitahara

Alva Noto + 坂本龍一、ミニマル・アンビエントの傑作『Vrioon』にボーナストラックを追加しリマスター・リイシュー。6月3日発売決定

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Alva Noto + 坂本龍一が、初コラボレーション・アルバム『Vrioon』のリマスター・リイシュー盤を6月3日(金)にリリースすることになった。

 
ALVA NOTOは、現代エレクトロニック・ミュージックを先導するドイツ人サウンドアーティスト。

 
この『Vrioon』はその後4枚のアルバムがリリースされた<V.I.R.U.S>(ヴァイルス)シリーズの第1弾で、ミニマル・アンビエントの傑作。リマスター・リイシューにあたり、ボーナストラックを1曲を追加収録することも発表された。

 
なお、V.I.R.U.Sシリーズは2022年の秋頃までに順次再発予定とのことだ。

 
 

 
Alva Noto + Ryuichi Sakamoto『Vrioon (re-master)』

発売:2022年6月3日(金)
品番:AMIP-0286
レーベル:NOTON
流通:p*dis / Inpartmaint Inc.
仕様:国内流通盤CD

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収録曲:
1. Uoon I
2. Uoon II
3. Duoon
4. Noon
5. Trioon I
6. Trioon II
7. Landscape Skizze (*Bonus Track)

 
作品解説:

2002年にリリースされた本作『Vrioon』は、ドイツ人サウンドアーティスト、アルヴァ・ノトことカールステン・ニコライと、日本人音楽家・坂本龍一の初のコラボレーション・アルバムであり、その後4枚のアルバムがリリースされた<V.I.R.U.S>(ヴァイルス)シリーズの第1弾となった作品。

この印象派のような雰囲気を持つコラボレーション・プロジェクトで、世代の異なる2人は、新しい音楽構造のインスピレーションの源としてエレクトロニック・ミュージックのアイデアを共有し、『Vrioon』(2002)、『Insen』(2005)、『Revep』(2006)、『Utp_』(2008)、『Summvs』(2011)のシリーズ5作品を通して、電子音とアコースティック・サウンドを融合させながら、表情の豊かさ、呼吸、精密な設計を兼ね備えた瞑想的な音の世界を探求をした。(<V.I.R.U.S>の名前はシリーズ5枚のアルバムの頭文字から構成されている。)

『Vrioon』は、静謐なピアノの調べと繊細な電子音が、心地よい緊張感や夢のような音の流れれと響き合い、まるで星座のような空間の広がりを感じさせるリズムが構築されていく、美しく儚いアンビエント作品。2人の洗練されたインタープレイが、リスナーをデジタルの塵と無重力のハーモニーの渦に誘う。

『V.I.R.U.S』シリーズの5枚のアルバム『Vrioon』『Insen』『Revep』『Utp_』『Summvs』は、Calyx Masteringによるリマスタリングを施し、ボーナストラックを追加して、2022年の秋頃までに順次再発が予定されている。(11月には再発盤を収納する専用のボックスケースも限定で発売される予定。)

再発のCDパッケージは、Alva Notoの<Xerrox>シリーズと同じく、縦18cm x 横12.5cmの特殊サイズ紙ジャケ仕様。

 

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