2021-11-10 20:00 Fuhito Kitahara

EASTOKLAB、新作ミニアルバム『Ai』からN.I.L 1979監督MV「Sapiens」公開。セルフライナーノーツも

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EASTOKLABが、本日11月10日(水)にデジタルリリースした新作ミニアルバム『Ai』から「Sapiens」のミュージックビデオを公開した。

 
EASTOKLABは名古屋を拠点に活動する4人組バンドで、2019年にDAIZAWA RECORDSからデビュー。様々なイベント、国内外のアーティストツアーに参加するなどライブを中心に精力的に活動している。

 
前作『Fake Planets』から1年5ヶ月、新作ミニアルバム『Ai』は時間の経過と共に変化した感情と拘り、新たなフェーズへと向かっていく旅の途中のストーリーを話すような作品。

 
この「Sapiens」は、キックを心臓の鼓動のように鳴らして、そこに人間の感情のような揺らぎのあるサウンドを美しく配置することをテーマとして制作。前を向いて歩き出したいようなとき、心を落ち着かせるように聴いて欲しい楽曲だ。

 
MVは、ミニアルバムのジャケットも手がけるN.I.L 1979氏がディレクション。白と透明感のある世界観でEASTOKLABの持つデジタル〜アナログの質感を映像化している。

 
また、本日11月10日からEASTOKLABのSNSと公式サイトでは、ゆかりのある人たちからのコメントを公開。6日間にわたって13名のコメントが公開されるとのことだ。

 
日置逸人(Vo/Syn)によるセルフライナーノーツも発表された。MVと併せてチェックしよう。

 
 


EASTOKLAB「Sapiens」MV

 
 

 
EASTOKLAB『Ai』

発売:2021年11月10日(水)
価格:1,069円(税込)
品番:UKDZ-0219
レーベル:DAIZAWA RECORDS / UK.PROJECT INC.
仕様:デジタル

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収録曲:
01. Sapiens
02. 秘密
03. 虹の袂
04. Ai
05. Hurts

 

日置逸人 セルフライナーノーツ

 
01.「Sapiens」
心と体はひとつしかないのに、愛情も生活も、ひとつでは足りないことがある。そして多くを求めるほど、悲しくなったり、寂しくなったりする。人の間と書いて「人間」と読むのなら、きっと僕らは孤独の集合で、美しく、歪に、幾重にも折り重なっているものだ。

 
02.「秘密」
小さな部屋には、そこにはとても収まりきらないほどの出来事があった。新しくなってしまうたび、部屋の隅に落ちている記憶を拾って心にしまう。いくつものこと、秘密にしておこう。心にしまったものは、部屋を変えても、時間が過ぎても、きっと変わらない。

 
03.「虹の袂」
虹を掬って、そのまま持って帰れたらいい。でも、それじゃあ綺麗に見えないのかもしれない。ふと偶然に現れて、捕まえることもできなくて、すぐに消えてしまうなら、それを両眼でしっかりと捉えて、忘れないようにしたらいい。そしたら虹だって持って帰れる。

 
04.「Ai」
未来のことなんて分からないし、過去のことは変えようがない。あるのは今だけ。そんな何百回も聞いたことがあるような話しを聞いて、誰かが「それって愛だよなー」って言った。「あー、それって愛かも」って言って、適当に笑った。それが今で、とても愛おしいと思った。それが愛なんだって分かった。

 
05.「Hurts」
友達が花を贈ってくれた。嬉しくて玄関に生けてみたけれど、すぐに枯れてしまった。でも、それさえも美しくてしばらくそのままにしておいた。朝が来るたび枯れて萎れていったけれど、それでも美しさだけは変わらずそこに残っていた。それは、どうにも忘れられない思い出とよく似ているような気がした。

 

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