2021-09-03 12:00 Fuhito Kitahara

Henning Schmiedt、ピアノ作品集『Piano Diary』9月15日発売決定。自室のアップライトで毎日録音された親密な美しさ

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Henning Schmiedt(ヘニング・シュミート)が、新作アルバム『Piano Diary』を9月15日(水)にリリースすることになった。

 
Henning Schmiedtは旧東ドイツ出身のピアニスト/作曲家/編曲家で、ジャズ、クラシック、ワールドミュージックなどジャンルの壁を超えた活動を先駆的に展開。ギリシャにおける20世紀最大の作曲家ミキス・テオドラキスの片腕として長年活躍し、ここ日本でもソロピアノ作がいずれもロングセラーを記録している。

 
今作は新型コロナによるパンデミック中に毎日アップライトピアノに向かい、即興で作曲された楽曲を録音し続けた記録であり、文字通りピアノで綴った日記。リビングルームでの録音のため、通りの音、車の通過音、風の音、鳥の鳴き声なども聴こえ、ピアノの弦の柔らかなタッチと融合した親密な美しさがここにはある。

 
アルバムより先行シングル「Late」のミュージックビデオが公開された。チェックしよう。

 
 


Henning Schmiedt – Late

 
 

 
Henning Schmiedt『Piano Diary』

発売:2021年9月15日(水)
価格:2,200円(税込)
品番:FLAU93
レーベル:FLAU

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収録曲:
01. late
02. at dawn
03. thursday 7th
04. some afternoon
05. sunrise
06. 25 to 7
07. half past
08. saturday 27th
09. midnight
10. wednesday morning
11. friday 9th
12. much later
13. tuesday 16th
14. too early
15. twentyfive past four
16. 12:01 am

 
パンデミックの間、自室のアップライトで毎日録音されたという親密な美しさ際立つソロピアノ作品

Henning Schmiedtの新しいピアノ・ソロ・アルバムは、このパンデミックの間に毎日アップライトピアノに向かい、即興で作曲された楽曲を録音し続けた記録であり、文字通りピアノで綴った日記です。リビングルームでの録音のため、そこには通りの音、車の通過音、風の音、鳥の鳴き声などが聴こえ、ピアノの弦の柔らかなタッチと融合します。コミュニケーションの制限されたロックダウンにおいて、ヘニングは音を通して自分の心の状態を見つめ、内なる対話のように自分とつながり、一方で遠くの誰かとの共鳴を感じようと努めたといいます。彼の音楽的アルゴリズムであるインスタント・コンポージングは、ゆっくりと成長するエコーのようなものであり、ピアノ・ダイアリーは内なる対話であると同時に、リスナーからの想像力の応答によって無限の共鳴と反射を生み出すのです。前作「Schlafen」での方向性を深化させ、即興的に生み出されたとは思えない珠玉のメロディーとエレガントなピアノのタッチ、繊細な音の響きに様々な情景を思い起こす美しいアルバムに仕上がっています。

 



 
Henning Schmiedt ヘニング・シュミート

旧東ドイツ出身のピアニスト、作曲家、編曲家。ジャズ、クラシック、ワールドミュージックなどジャンルの壁を超えた活動を先駆的に展開し、ギリシャにおける20世紀最大の作曲家ミキス・テオドラキスから絶大な信頼を受け、長年にわたり音楽監督、編曲を務めている。最近ではシンガーMarie SéférianとのプロジェクトNousを結成し、アルバム「je suis」をリリース。また、シタール奏者Aki Ueda、注目シンガーTara Nome Doyleとのシングルも発売。昨年アルバム「Schlafen」のリリースと共に来日予定だったがコロナ感染拡大の影響から中止となった。


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