A-Un、1stアルバム『Cosmic Scale / 宇宙音階』発売。マレー飛鳥(金子飛鳥)とオガワアキラによるユニット
A-Unが、1stアルバム『Cosmic Scale / 宇宙音階』を本日6月22日(火)にリリースした。
A-Unは、日本ヴァイオリニスト界のレジェンド:マレー飛鳥(金子飛鳥)と、オルタナティブロックバンドsonic&trip(現Larch)のギターボーカルとして活動し2018年にピアノアンビエントアルバム『On[穏]』を発表したオガワアキラによるユニット。かねてから親交のあった二人が、互いの音楽に惹かれ2019年に結成している。
今作は、ピンク・フロイドやブライアン・イーノを彷彿とさせるサウンドに、昨今のニルス・フラームやマックス・リヒターといったネオクラシック、映画音楽の要素が加味され、そのサウンドは深く優しく、また時に激しく光に包まれるようで、陰と陽、静寂と轟音を行き来し、宇宙を漂うような<宇宙音階>を奏でている。
収録曲「All the Better Angels」には、フィッシュマンズ、ポラリスのベーシストである柏原讓が参加した。
また、収録曲「Arrival」は、本日6月22日より恵比寿・東京都写真美術館にて公開するドキュメンタリー映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)第九番』のテーマ曲に選出。アルバムから「Arrival」「Oirase」「Cosmic Scale」の3曲がこの映画に彩りを与えている。
さらに収録曲「Space and Energy」「All the Better Angels」は、創作バレエ「地球 TERRA」とコラボ。2020年に目黒・パーシモン大ホールで公演を行い、2022年1月28日にも同ホールにて公演が決定している。
A-Un「Space and Energy」
A-Un『Cosmic Scale / 宇宙音階』
発売:2021年6月22日(火)
価格:2,970円(税込)
品番:LLRCD-007
レーベル:LEYLINE-RECORDS
Amazonでみる
TOWER RECORDS ONLINEでみる
収録曲:
1. In the Age of Myths
2. Cosmic Scale
3. Good Morning, Holyrood
4. Oirase
5. Space and Energy
6. Arrival
7. Uzu
8. Eternal Circle
9. All the Better Angels
10. Reconnect
11. Undercurrent
作品解説:
宇宙音階、「宇宙に響き渡る音楽」という言葉が、A-Unの音楽を形容するにおいて一番だろう。
A-Unはヴァイオリニストであるマレー飛鳥(金子飛鳥)とオガワアキラによるユニット。マレー飛鳥は東京芸術大学でヴァイオリンと作曲を学び、ジブリ作品、ファイナルファンタジー、ジェーン・バーキン、山下洋輔、大貫妙子、狭間美帆、 THE BLUE HEARTS、BLANKEY JET CITY など、ロック、クラシック、ジャズ、ワールドミュージックなどのジャンルの垣根を超え数々のアーティストのレコーディングに参加し、音楽歴 キャリア58年を持つ、日本音楽界を代表するヴァイオリニスト。オガワアキラはオルタナティブロックバンドのギターヴォーカリスト、一時は教員を経て、カナダ、スコットランドに渡り、エジンバラ大学院卒業後、アンビエントピアノアルバム「On [穏]」を発表するなどした。このかねてから親交のあった二人が、互いの音楽に惹かれ、2019年にA-Un結成をした。
昨年、アルバムからの先行配信となった「Arrival」「Oirase」「Space and Energy」は、Spotify の数々のプレイリストに選出されるなどアルバムリリース前から話題を集めていた。その A-Unが満を持して本日、1st アルバム「Cosmic Scale / 宇宙音階」をリリースする。
ピンク・フロイドやブライアン・イーノを彷彿とさせるサウンドに、新たに昨今のニルス・フラームやマックス・リヒターといったネオクラシック、映画音楽の要素が加味され、そのサウンドは深く優しく、また時に激しく光に包まれるようで、陰と陽、静寂と轟音を行き来し、宇宙を漂うような「宇宙音階」を奏でる。A-Unの楽曲は、幼い頃より大自然のなかで自由に楽器を弾いて育ったマレー飛鳥の柔らかく原始的なエネルギーのうねりのようなアコースティックヴァイオリンとエレクトリックヴァイオリンの異次元的演奏と、ピアノ、ギター、そして数々のいにしえのエフェクターやシンセサイザーなど、楽器を選ばないマルチで自由なオガワアキラの二人にしか出せない濃密で、独特な唯一無二の音楽だ。また収録曲の一つである「All the Better Angels」には、フィッシュマンズ、ポラリスのベーシストである柏原讓が参加、一音一音の細部までこだわり抜かれ、構築された作品に仕上がった。
アルバムのジャケットカバーアートは、抽象画家齊藤禮子氏による2003年制作の「宇宙音階」という作品(実物は2メートルもある大作である)。2019年に出版された 「ART MAISON INTERNATIONAL」の画集をメンバーが見て、この絵と自分たちの音楽がシンクロして、「宇宙音階」というアルバムタイトルとなった。
A-Un (あ・うん)は、2019年に結成。
Aska Maret(Kaneko) マレー(金子)飛鳥 東京生まれ、ビジュアルアーティストの家族の中で育つ。4歳から自ら望んでヴァイオリン&ピアノを始める。幼い頃に抽象画家である母のスケッチ旅行に同行し自然の中でヴァイオリンを弾いて育ったことが、プリミティブで自由な演奏スタイルに影響している。15歳で、ロンドン青少年国際フェスティバルにおいてカルテット部門優勝。東京芸術大学付属音楽高校&東京芸術大学にてヴァイオリンと作曲を学ぶ傍ら、バンド活動開始。 1980年代から、数多くのアーティストとの無数のスタジオレコーディングやコンサートツアーに携わる。国際交流基金の支援により10年間にわたる汎アジアプロジェクトAsian Fantasy Orchestraの音楽監督を歴任。交流基金主催aska acousutic unit アフリカ公演ツアー。1998年N.Y.にて、Bessie作曲賞受賞。数多くのCMや演劇作品の作曲&音楽監督に携わる。最新作は、2019年11月、「カリギュラ」(演出:栗山民也、主演:菅田将暉@新国立劇場)。一方でダンサー、舞踏家(山田せつこ、山海塾の岩下徹、他)多くのコラボレーションワークも続ける。弦楽グループAska stringsを主宰、スタジオワーク以外に??Hugo Fattoruso(Pf)とのコラボレーション作品「Encounter」など、オリジナル作曲を多く含む4枚のStrings?CDをリリースしている。 2013年より日亜混合グループGaia Cuatro?にて年2回のヨーロッパツアーを続ける。スコット・ロビンソン、フェローン・アクラフ、狭間美帆などN.Y.?ベースのJazz musicianやパリ拠点の三宅純、中島ノブユキなど世界中の重鎮アーチストの信頼を得る。今までに50ヶ国以上で公演、オリジナルCD30枚、最新作は林正樹(Pf)とのduo “frufru”, Gaia Cuatro?”Lucrecia”,?井上鑑との東北震災追悼ライブCD”風のうた”。 2019年オガワアキラとA-Un結成、作品作りを継続している。
Akira Ogawa オガワアキラ 東京生まれ。オルタナティブロックバンドsonic&tripを2003年に結成。作詞作曲、ギター、ボーカルを務める。インディーズレーベルより4枚のアルバムをリリース。その後、2014年カナダ滞在を経て、2017年スコットランドのエディンバラ大学院教育学修士課程を卒業。その滞在中に多くの絵画、音楽にインスパイアされ、帰国後、ピアノアンビエントアルバム「On [穏] 」を制作。同アルバムのアートワークは画家の日高理恵子氏によるもの、2018年には日高理恵子「見ることー作品集1979-2017より」個展において、アルバムとのコラボレーションが数々の美術館で行われた。 2019年A-Unの「Cosmic Scale / 宇宙音階」制作開始。2020年1月、sonic&tripをLarchと改名する。 2020年A-Unとピアノソロアルバム「On[穏]」の世界配信スタート。 http://leyline-records.com/ |
インフォメーション
タイトル | : | |
開催日時 | : | |
開催場所 | : | |
料金 | : | |
アクト | : | |
連絡先 | : | |
WEBサイト | : | マレー(金子)飛鳥 公式サイト |
WEBサイト | : | kira Ogawa Instagram |
: | ||
: |
関連記事:
こちらのニュースもどうぞ: