2021-03-26 12:00 Fuhito Kitahara

田中事件、2ndアルバム『循環する生命のフォークロア』5月12日全国流通発売決定。MV「生命」公開

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田中事件が、2ndアルバム『循環する生命のフォークロア』を5月12日(水) に全国流通リリースすることになった。

 
田中事件は2007年に熊本にてインディーズロックバンド「Klagenicole」のGt.&Vo.として音楽活動を開始し、同バンドの活動休止後も多様な形態で活動を続けるシンガーソングライター。

 
2019年の1stアルバム『Requiem for My Generation』に続く今作は、熊本のライブハウス・NAVAROの新設レーベル「4JC RECORDS」からのリリースで、田中事件周辺の多数の熊本のミュージシャンを迎えた15曲を収録する。

 
一部の店舗限定で、初回出荷分には全16曲73分を収録した熊本新旧インディーズコンピ『いつかどこかのナイスソングズ』が付属することも発表された。

 
カバーイラストは倉地久美夫氏、ブックレット内部のアートワークは田中事件と同郷のデザイナー・梅田勇太氏が担当している。

 
クリエイター・ハトカネコ氏が制作した収録曲「生命」のミュージックビデオも公開された。

 
坂口恭平、モーモールルギャバンのゲイリー・ビッチェ、倉地久美夫らによるコメントも到着したので、MVと併せてチェックしよう。

 
 


田中事件 / 生命

 
 


 
田中事件『循環する生命のフォークロア』

発売:2021年5月12日(水)
価格:2,000円+税
品番:4JCR-01
レーベル:4JC RECORDS
販売元:ULTRA-VYBE, INC.

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収録曲:
01. フォーク
02. 一万円
03. 生命
04. ソーラー
05. BLUE
06. 海岸線とエコー
07. 循環
08. BOSHI
09. 投げ銭で歌いましょう
10. 生産性のワルツ
11. 菜箸日和
12. YOUTH
13. きれいなものが滅びた夜に
14. コロナ
15. なれはて

 
ゲストミュージシャン:
Miku Taniguchi(My Lucky Day) コーラス
林田拓也 パーカッション
Masao Kiyota(Doit Science) コーラス
タローキジウマ コーラス、オタマトーン
宮崎真司(ジャズギタリスト) ギター
akari コーラス

 
初回出荷分特典(一部店舗限定):
熊本新旧インディーズコンピレーション『いつかどこかのナイスソングズ』

収録曲:
01. ヒグマ/田中事件
02. 午前零時の広域農道/タローキジウマ
03. 壁と私/オナラムシ
04. no title(single ver.)/My Lucky Day
05. 昨日の夢/akari
06. ロンググッドバイ/れもん
07. 8時の花火/yakoucandy
08. サンダー朝ごはん/エコロジー観音
09. karin/マーケッツ
10. studying now/ブロッケン
11. relax/ワイワイモーモー
12. 地平線/CO2
13. Ghost Peak/宮崎真司
14. これから/karte
15. 嘘と平気/林田拓也
16. 憂鬱遊泳/月面砂漠

※このコンピレーションは、田中事件のセカンドアルバムの初回出荷分特典として企画されたものであるが、単体でも作品として成立するよう入念に企画・制作されており、別途、熊本のライブハウスや各参加者の物販にて販売される予定のものとなっている。

 


梅田勇太氏による内部アートワーク

 

レコメンドコメント

 
僕の愛車軽自動車ラパンには一枚だけCDがあって、ずっと誰のアルバムかよく知らないまま友達にもらって聴いていて、僕が落ち込んでいるときに聴くと、体が楽になるから聴いていたけど、それが田中事件という音楽家のアルバムだと知って、しかもセカンドアルバムが出ると聴いて、それも車においておきたい、と思った。

-坂口恭平(作家、建築家、音楽家、画家)

 

この時期に興奮気味にアルバム連作する。あやかりたい行動力だ。すべての歌詞が生きている。彼と同時代にいることがうれしい。今回のアルバムタイトルが特にそう感じさせる。イラストで参加できて、コラボした気分です。

-倉地久美夫(シンガーソングライター)

 

めっちゃ田中さんワールド!酔うと1万円溶かしちゃうクズの話なのは序盤だけで以降は切ない犬の唄というぶっ飛んだセンス、とか。”王道”と”時代”のバランスがとても良く、「なれはて」という名曲を産み出した田中さんスゲーっす。「生産性のワルツ」も好きです。そして「あの頃の僕はこんな歌は嫌いだろうな」という歌詞は刺さりました。熊本から真っ直ぐ唄を届け続けて欲しい人です。

-ゲイリー・ビッチェ (モーモールルギャバン)

 

送ってくれた音源をいろんな場面で聴いた。仕事中、仕事の帰り道、ベッドの上、西友で買い物をしている時とか。ベッドの上でボーッとしながら聴いていると、私と田中の戦いになった。不安定な詩とナイーブなメロディが、心の隙間に入り込んで来そうだった。私にとってお前は田中なので入ってこないでくれ、って強く思うことでなんとか大丈夫でした。田中を知らないあなたにとっては、本当に危ないアルバムだと思います。知っていても危ないです。生産性のワルツでは、女性と男性がオクターブでハモるという好きな形態のサビで泣きそうになった。この上なく危ない。

-石下谷温美(迷いクジラ)

 

これは決して音楽をする為に作られたものではないと思う。ただ、音楽という器の中に、明確な思想と、極彩色の悪夢の淵で見つけたようなガラクタと、自己の裏側に偶然あったような透明な調味料をかき混ぜた料理。それは本人さえもどんな味がするのかわからず、それでも薄ら笑いながら差し出してくるのだ。『食え』と。 

-深居優治(広島のバケモノ)

 

頭がいいのだから「ポアンカレ予想を裏切って、ガフの扉を開こう。」みたいな曲を書けばいいのに、今日も事件さんは景品のペンギンを殴ったり小銭を盗んだりしています。この人の言葉は鉄の味がします。血がたくさん入っています。あと、踏んでないのにファズの音がします。NAVAROで鳴ってるファズの音。

-タローキジウマ(変寺)

 

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