2020-09-09 12:00 Fuhito Kitahara

坂口恭平、新作アルバム『永遠に頭上に』からフルアニメーションMV「霧」公開

Pocket

坂口恭平が、本日9月9日(水)に発売した2年半ぶり2枚目のスタジオアルバム『永遠に頭上に』から「霧」のミュージックビデオを公開した。

 
坂口恭平は熊本生まれの音楽家で、2004年に路上生活者の住居を撮影した写真集『0円ハウス』(リトルモア)を刊行。以降、ルポルタージュ、小説、思想書、画集、料理書など多岐にわたるジャンルの書籍、そして音楽などを発表している。

 
新作アルバム『永遠に頭上に』は、前作アルバム『アポロン』同様、寺尾紗穂、厚海義朗、菅沼雄太とのカルテットにより1日で録音。子供たちと歌い遊べるみんなのうた「松ばやし」、ライブでも大人気のあの名曲「TRAIN-TRAIN」のカバーもついにバンド編成で音源化し、同郷熊本出身の作家・詩人である石牟礼道子の詩をうたにした弾き語り音源「海底の修羅」も収録した。

 
今回公開されたMVは、大平彩華氏によるフルアニメーション映像に仕上がっている。

 
また、本日9月9日20:00からはオンラインサイン会&ミニライブを新ライブ配信コマースプラットフォーム「LIVEMINE」にて配信。チケットは500円で、9月15日23:59までアーカイヴも視聴可能だ。

 
 


坂口恭平 “霧” (Official Music Video)

 


坂口恭平 “松ばやし” (Official Music Video)
監督:朝倉太郎

 
 

 
坂口恭平『永遠に頭上に』

発売:2020年9月9日(水)
定価:2,000円+税
品番:PECF-1181

Amazonでみる
TOWER RECORDS ONLINEでみる

収録曲:
1. 飛行場
2. 松ばやし
3. 霧
4. 露草
5. TRAIN-TRAIN
6. 海底の修羅

 
作品解説:

誰もが持ってる”素直”が、また音楽になり、踊りはじめた。
息する限り止まらない創造者、坂口恭平による永遠に新鮮なサウンド・オブ・ミュージック。

作家、建築家、音楽家、画家として休むことなく数多くの作品を発表。そして畑では毎日イチゴ、メロン、スイカ、とうもろこし、トマト、ニンジン、小松菜、きゅうり、ピーマン、サツマイモ、かぼちゃ、枝豆、ナス、ネギを作る「生活の創造者」坂口恭平。料理は生きること“創造の根源”と定義した料理本「cook」や、長女アオちゃん、長男ゲンくんをプロデュースしたアオとゲンの音楽アルバム「クマと恐竜」も話題に。近年も無茶はせず、やれることは全部やり、人間は創造を続ける生き物だと体現し続けています。

そんな彼にとって、2年半ぶり2枚目のスタジオ・アルバム「永遠に頭上に」が完成しました。前作同様、寺尾紗穂、厚海義朗、菅沼雄太とのカルテットが集い、1日で録音終了です。同郷、熊本出身の作家・詩人である石牟礼道子の詩をうたにした弾き語り音源「海底の修羅」を加え、生きる通り道に、また1つの作品が落ちました。ファースト・アルバム「アポロン」の面白みは変わらずに、なんだか理想的な成長を遂げています。プロットは全くなし、彼から出てきたとにかく素直なメロディーが、愛情と信頼で魅力をましたバンド・アンサンブルで豊潤に実ります。きっと子供たちと歌い遊べるみんなのうた「松ばやし」、ライブでも大人気のあの名曲「TRAIN-TRAIN」のカバーもついにバンド編成で音源化。ツイン・ヴォーカルのように優しく寄り添う、寺尾紗穂の声も変わらずここにはあるのです。

彼自身が一番、自己から生まれ出た歌に驚き、喜んでいる。だから、風になびくように心が震え、とても自然な人としてのよろこびをこの歌声は与えてくれる。

坂口恭平は何にでもなれるが、圧倒的に音楽家なのです。

 

坂口恭平 “永遠に頭上に” 500枚限定!オンライン・サイン会 & ソロ・ミニライブ

 
日程:2020年9月9日(水)
時間:START 20:00
料金:500円

 
[チケット]
2020年9月15日21:00まで
https://livemine.net/lives/6/about

 
※巻き戻し再生不可
※アーカイブ配信は9月9日22:00~9月15日23:59

 



 
坂口恭平

1978年、熊本県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。2004年に路上生活者の住居を撮影した写真集『0円ハウス』(リトルモア)を刊行。以降、ルポルタージュ、小説、思想書、画集、料理書など多岐にわたるジャンルの書籍、そして音楽などを発表している。2011年5月10日には、福島第一原子力発電所事故後の政府の対応に疑問を抱き、自ら新政府初代内閣総理大臣を名乗り、新政府を樹立した。躁鬱病であることを公言し、希死念慮に苦しむ人々との対話「いのっちの電話」を自らの携帯電話(090-8106-4666)で続けている。14年、『幻年時代』で第35回熊日出版文化賞受賞、『徘徊タクシー』が第27回三島由紀夫賞候補となる。16年に、『家族の哲学』が第57回熊日文学賞を受賞した。現在は熊本を拠点に活動。2023年に熊本市現代美術館にて個展を開催予定。


インフォメーション

タイトル
開催日時
開催場所
料金
アクト
連絡先
WEBサイト 坂口恭平 公式サイト
WEBサイト
twitter https://twitter.com/zhtsss
facebook
この記事の画像

タグ:

関連記事:
こちらのニュースもどうぞ: