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トリプルファイヤーの吉田靖直が、初の書籍『持ってこなかった男』を2月18日（木）に刊行することになった。

 
吉田靖直はバンド「トリプルファイヤー」のボーカルで、音楽活動のほか、映画やドラマ、舞台、大喜利イベントへの出演や、執筆活動など幅広く活躍している。

 
この書籍は『EX 大衆』2015年5月号から2020年10月号まで吉田が連載していたコラム「あなたが本気で紅白に出たいなら」に大幅加筆修正を加えたもの。吉田の地元・香川での少年時代から、大学入学を機に上京〜軽音楽サークルで自身のバンド「トリプルファイヤー」を結成し活動を始めるも思う様に進まず、やがて自堕落な生活に溺れていった学生時代までの話を中心に描いた自叙伝だ。

 
トリプルファイヤーの全作詞をはじめ、さまざまな連載コラムや大喜利イベント等でもたびたび注目される吉田独自の視点や切り口がどのようにして培われたかが分かる、人間・吉田靖直の原泉とも言える一冊が完成した。

 
また発売に向け特設サイトもオープン。収録内容の前半部分を期間限定で無料公開されるのでチェックしよう（公開期間：2021年1月8日21:00〜2月14日20:59。毎週金曜更新予定）。

 
吉田靖直・著『持ってこなかった男』

発売：2021年2月18日（木）
定価：1,500円+税（予価）
発売元：双葉社
体裁：四六判
ページ数：240ページ（予定）

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内容紹介
四国の片田舎で、青春パンクを聴く友人を蔑みつつ、クラスメイトから舐められていた内気な少年が、ノルマを払わずに東京のライブハウスに出られるようになるまで。錯綜する自惚れと卑屈、飛び交う値踏みされる目線とする目線。物語になり切れない物語……。「売れる」とは何か、「才能」とは何かを、結果として問うことになる、よくある等身大の物語より、もう少し低めな自伝的小説。