2020-11-13 12:00 Fuhito Kitahara

Cuushe、5年ぶりの新作アルバム『WAKEN』11月20日発売決定。ドリームポップの霧と靄を脱ぎ捨て音楽活動への復活を高らかに宣言

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Cuusheが、5年ぶりの新作となるニューアルバム『WAKEN』を11月20日(金)にCDとLPでリリースすることになった。

 
Cuusheはゆらめきの中に溶けていくピアノとギター、空気の中に浮遊する歪んだシンセサイザー、拙くも存在感ある歌声が支持を集める京都出身のアーティスト。

 
音楽活動への復活を高らかに宣言する今作は、これまでのドリームポップ作品の霧を脱ぎ捨て、現実の輪郭を明確に示す作品。UKガラージを解釈したかのようなリズムと共に雨の夜の雰囲気を醸し出す「Emergence」や、ドラムンベースが炸裂する「Not to Blame」、シャッフルのような「Drip」で時折荒々しく叩かれるスネアとビートは、90年代のレイヴ・サウンドを彷彿とさせるかのような、エネルギッシュな新境地を開拓している。

 
アルバムより「Emergence」の先行配信がスタート(Apple Music / Spotify)。同アルバムからは田島太雄 x 久野遥子ディレクションによるMV「Magic」もすでに公開されているので、併せてチェックしよう。

 
 


Cuushe – Emergence [OFFICIAL AUDIO]

 


Cuushe – Magic [OFFICIAL VIDEO]

 
 

 
Cuushe『WAKEN』

発売:2020年11月20日(金)
価格:CD 2,200円(税込)
レーベル:flau records
仕様:CD/LP/DIGITAL

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収録曲:
1. Hold Half
2. Magic
3. Emergence
4. Not to Blame
5. Nobody
6. Drip
7. Beautiful
8. Spread

 
作品解説:

京都出身のアーティストCuusheが音楽活動への復活を高らかに宣言するニューアルバムは、これまでのドリームポップ作品の霧を脱ぎ捨て、現実の輪郭を明確に示します。冷たい朝の光が差し込む「Hold Half」から始まり、空間に歪むギター、幾重にも重なるコーラス、宇宙と交信しているかのようなアナログ・シンセサイザーというCuusheの特徴的なサウンドに、成熟したオルタナティブなスピンを加え、これまで以上に生命力に満ちた音楽が生み出されました。UKガラージを解釈したかのようなリズムと共に、雨の夜の雰囲気を醸し出す「Emergence」やドラムンベースが炸裂する「Not to Blame」、シャッフルのような「Drip」で時折荒々しく叩かれるスネアとビートは、90年代のレイヴ・サウンドを彷彿とさせるかのような、エネルギッシュな新境地を開拓しています。この強力でパーカッシブな基盤を持った「WAKEN」は、自己拡張と繰り返す連帯/離散の鼓動の中で、自由へのエクササイズとなっています。かつてぼんやりとしていたCuusheの声は、今ではより強く、より大きく、よりクリアになり、光に向かって前を向いているのです。

 



 
Cuushe

ゆらめきの中に溶けていくピアノとギター、 空気の中に浮遊する歪んだシンセサイザー、拙くも存在感ある歌声が支持を集める京都出身のアーティスト。Julia HolterやMotion Sickness Of Time Travelらがリミキサーとして参加したEP「Girl you know that I am here but the dream」で注目を集め、デビュー作収録の「Airy Me」のMVがインターネット上で大きな話題となる中、全編ベルリンでレコーディングされた2ndアルバム 『Butterfly Case』を発表。近年はアメリカTBSのTVドラマ「Seach Party」、山下敦弘 x 久野遥子による「東アジア文化都市2019豊島」PVへの音楽提供や、Iglooghost、Kidkanevil、Et Aliaeらの作品にボーカル参加。長らく自身の音楽活動からは遠ざかっていたが、今年新たなプロジェクトFEMと共に再始動。


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