2016-10-08 12:00

西川口Hearts/大塚Hearts+がおくるライブハウスコンピ『Heartsful Compilation 2』参加アーティスト全16組ミニインタビュー

Heartsful Compilation 2

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西川口Hearts/大塚Hearts+がおくるライブハウスコンピ『Heartsful Compilation 2』が10月5日(水)に発売されました。

今回は、西川口Heartsで行われた「Heartsful Compilation 2 発売記念パーティー」にお邪魔して参加アーティスト全16組にインタビューさせてもらいました。時間の制約上ミニインタビューになってしまいましたが、収録順に掲載していますので、ぜひコンピを聴きながら読んでいただければと思います!

最後には仕掛け人である伊藤しあわせ氏のインタビューも掲載していますよ。

 

photo by Shiawase Ito
interview & edit by Fuhito Kitahara

 
 
 

感傷ベクトル


感傷ベクトル

 

   自己紹介をお願いします。

 
田口囁一 感傷ベクトルというバンドでピアノとギターとボーカルをやっております、田口囁一です。本業は漫画家です。

 
   感傷ベクトルはどんなバンドですか?

 
田口 もともとはコミックマーケットなどに参加してCDや漫画を頒布するための“同人サークル”で、音源のリリースをメインに活動していたんですが、たまたまデモテープがメジャーレーベルの方の耳に留まって、デビューすることになったんです。デビューが決まってからメンバーを集めてバンド活動を始めました。なので自分でもバンドと呼んでいいのかどうか。

 
   今回のコンピレーションでは1曲目ですが、意気込みを教えてください。

 
田口 1曲目に収録していただき光栄です。決して前向きではない上に「桜」という発売時期とかけ離れた季節感の曲ですが、春になったら改めて聴いてみて頂けると嬉しいです。

 
   Heartsの思い出を教えてください。

 
田口 感傷ベクトルを始める前の高校時代にやっていたバンドで、まだお店が大宮にあった頃からから出演させて頂いてました。ライブ経験が少ないので未だにライブハウスは緊張する場所なんですが、大塚Hearts+さんはすごく良くしてくださって。最近はほぼ拠点のようになってます。

 
   Heartsのエピソードを教えてください。

 
田口 今まで大塚Hearts+さんで2回ワンマンライブをさせていただいてるんですが、そのうち1回が挑戦的なライブで。自分たちの曲に「黙るしか」という曲があるのですが、そのタイトル通りMCを一切しないで1曲目から最後までぶっ通しで演奏するというワンマンをやりまして、すごく大変だったんですけど勉強になりました。このライブはこれまでの活動の中でもすごく印象に残ってますね。入場時から最後までずっと無言でやったんですけど、その反動でアンコールで出てきてから死ぬほど喋って顰蹙を買いました(笑)

 

感傷ベクトル
http://www.sen-vec.com
https://twitter.com/sasa1

 
 

YKJ


YKJ

 

   YKJはどんなバンドですか?

 
シュウゴ(Dr. & Cho) 僕らは埼玉の蕨高校の同級生だった2人組バンドです。ライブではベースとピアノにも入ってもらって4人でやることもあります。康治が作る普遍的なメロディーに、綺麗なハモりを入れてライブをしてます。

 
   今回のコンピレーションへの意気込みを教えてください。

 
若生康治(Vo. & G) 僕たちがライブハウスに出るようになったキッカケがまさにHeartsだったので、前作(1枚目のコンピ)に参加したかったなと(笑)。毎月Heartsでライブしてますし、Heartsが好きだとアピールしてるのにも関わらず、前作に参加できなかったのは悔しいですね(笑)。なので今回2枚目ですけど、参加できて非常に嬉しいです。ぜひこのCDをキッカケにHeartsというライブハウスがもっと広まっていけば僕らも嬉しいなと思ってます。

 
シュウゴ それくらいHeartsに対する愛があって、それだけコンピに対する思いもあるってことです。

 
   Heartsの思い出やエピソードを教えてください。

 
シュウゴ プロを目指して頑張ろうと思って最初に出演したのが大宮Heartsだったんです。ワンマン、主催イベント、レコ発、ツアーファイナル、何をするにもHeartsで僕らは活動してきたので、YKJの歴史の全てにHeartsが関わっているのがエピソードみたいなものかなと思います。変な意味ではなくて「まだHeartsに出てる」っていうのは情けないと思う部分もあるので、あとは僕らが結果を出すだけだと思っております。

 
若生 やっぱり1枚目に入れなかったのが(笑)。これまで長くHeartsでやってきたバンドとしては、最低でも月1でHeartsでワンマンができるようなバンドににならないとなと思っています。

 

YKJ
http://ykjweb.com
https://twitter.com/YKJ_official

 
 

前田大志


前田大志

 

   自己紹介をお願いします。

 
前田大志 埼玉在住で関東で活動している前田大志と申します。西川口Heartsのすぐそばに住んでいて、埼玉だとHearts、都内では新宿、神奈川だと川崎あたりで活動しています。

 
   どのような音楽を制作されていますか?

 
前田 ひとりを意識して楽曲を作っています。孤独に沁み入れるような曲を書きたいなと思っています。

 
   今回のコンピレーションへの意気込みを教えてください。

 
前田 Heartsはライブ活動を始めた当初から毎月2回、3回と出させていただいていて、お客さんが全然いない頃からずっと出ているライブハウスなので、コンピレーションに参加させてもらえることが嬉しくて。なので、自分の中でも大事な曲を収録したく、高校2年生の時に書いた「あいまい」という曲を選びました。デモで録音したことがあるのですが、今回録音をしなおしました。

 
   Heartsの思い出やエピソードを教えてください。

 
前田 初めて大晦日のカウントダウンライブに出させてもらった時のことなのですが、ライブが終わった後に出演者のみんなで初詣に行ったんですね。Heartsはプライベートも含めて仲良くできるアーティストがたくさんいて、まさにホームだなと思いますね。めちゃめちゃ大事な場所です。

 

前田大志
http://www.maedataishi.com
https://twitter.com/Taishi_Maeda

 
 

Earls Court


Earls Court

 

   自己紹介をお願いします。

 
コハマジュン ギターでリーダーのコハマジュンと申します。
マイマイ ドラムのマイマイです。

 
   Earls Courtはどのようなバンドですか?

 
コハマ 今日は来れなかったメンバーもいるのですが、ボーカルが喜田康二郎、ギターが私とノギタカノブの2人、ベースがサクライショウタ、ドラムがマイマイの5人編成のロックバンドです。東京を中心に活動していますが、僕らが最初にミニアルバムを出した時から西川口Heartsにはお世話になっています。

 
   今回のコンピレーションへの意気込みを教えてください。

 
マイマイ コンピへの参加が決まってから「楽曲をどれにしよう」ってメンバーで話しあったんですね。コンピには16組も参加するので、Earls Courtを知らない人にどうやったら聞いてもらえるか、どうやって印象に残そうかと考えた結果がバラードだったと。シングルカットできるくらいの曲を収録しようと言って決まったのが「涙の雨の国」という曲で参です。自信作です。

 
   Heartsの思い出やエピソードを教えてください。

 
コハマ 東京のライブハウスって地下にあったりだとか、言ってみれば「ライブハウス然」としてるところが多いんですけど、西川口Heartsは食事もできて、お客さんにとっての良い意味での逃げ場もあるという、自分の中では今までにないような空間に出会ったのは衝撃が大きくて。大好きな空間なので、これからも少しでも盛り上げていけるように活動していきたいなと思いますね。

 
マイマイ 前作のミュージックビデオ「レジスタンス」を大塚Hearts+のフロアで撮影させてもらいました。メンバーが輪になって撮影したのが思い出深いです。これからもよろしくお願いします!

 



大塚Hearts+で撮影されたというMV「レジスタンス」

 

Earls Court
http://www.earls-court.org
https://twitter.com/EarlsCourt_info

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