2019-02-18 18:00 Fuhito Kitahara

3月16日開催の『Alternative Tokyo』最終発表で、青葉市子が出演決定。近田春夫 × 曽我部恵一 × 柴那典によるトークセッションなど全貌が明らかに

Pocket

3月16日(土)に渋谷WWW、WWWXで開催される『Alternative Tokyo』の最終ラインナップが発表され、各コンテンツの全貌が明らかにされた。

 
Alternative Tokyoは、商業的な音楽や方法論的な流行音楽とは一線を引き、時代の流れに捕われない普遍的な音楽を中心に、ART展示やトークセッションなどを通じてそれぞれのコンテンツを紹介していくことを理想とし実践していくイベント。

 
[MUSIC]部門では、青葉市子の出演が決定。

これまでに発表されている、曽我部恵一 抱擁家族、折坂悠太、SONGBOOK PROJECT、近田春夫率いるバンド「活躍中」、蓮沼執太フィル、トリプルファイヤー、イ・ラン、カネコアヤノ(バンド編成)と合わせて、全9組が出揃った。

 
また、2006年にスタートした伝説的イベント「BOYCOTT RHYTHM MACHINE VERSUS LIVE」がイベント内で復活開催されることも発表された(下記に詳細を記載)。

 
さらに[Talk Session]では、時代と共に激変していく音楽環境下での「ポピュラーミュージックの行え」をテーマに、近田春夫曽我部恵一柴那典を迎えることが決定。

 
そして、[ART]では、市原えつこの作品が展示されることも発表された。

 

BOYCOTT RHYTHM MACHINE VERSUS LIVE in Alternative Tokyo

 
Alternative Tokyoに参加するミュージシャンを中心に、公募ミュージシャンも交えた”VERSUS”セッションを開催! BOYCOTT RHYTHM MACHINE VERSUS LIVEは2006年にスタートした、即興バトルプロジェクト。 これまでに、坂本龍一vs大友良英、いとうせいこうvsShing02、渋谷慶一郎vsDJBAKU、菊地成 孔vs半野喜弘 といった一度限りのバトルが、後楽園ホールや国立科学博物館で繰り広げられてきた。 また、2016年にはニューヨークにてスガダイローvsJASON MORANを実現し、今後も海外公演を計画している。 ミュージシャン個人に焦点をあて「即興」という枠組みでいかに音楽を自由にするか、Alternative Tokyoという舞台で行われる即興バトルから目が離せない。 なお、Alternative Tokyoで行われるバトルには公募枠で参加することも可能。 ぜひエントリーしてみてほしい!

 
応募方法:
こちらはAlternative Tokyo出演者との即興演奏を行なっていただくための公募説明となります。 下記アドレス宛てで ドラム、パーカション奏者による5分以内のソロ演奏動画をお送りください。 データ容量が重くなる場合は圧縮ソフトなどを用いて送信しやすい状況にて応募をお願いいたします。 youtubeなどの動画サイトのリンクをURLでお送りいただくことも可能です。

 
送信先:alternativetokyods@gmail.com
締切:2019年3月3日(日)23:59
※何らかの送信障害などでをデータを受け取られなかった場合、あるいは当アドレスにて受信できなかった場合、 当方での責任を負いかねますのであらかじめご了承願います。
※今回の即興演奏に出演するAlternative Tokyo出演者は予めお伝えできませんのでこちらも予めご了承願います。
※公募当選者の方へはスタッフより御連絡を直接取らせていただきます。

 



 
青葉市子 / ICHIKO AOBA

1990年1月28日生まれ。
2010年よりソロ作品を発表し、最新作は2018年、6枚目となる『qp』。
そのほかに、細野晴臣、坂本龍一、小山田圭吾、U-zhaan とのスタジオ・セッションを CD化した『ラヂヲ』や、ビートメーカーSweet Williamとのコラボシングル『からかひ』、マヒトゥ・ザ・ピーポーとのユニット”NUUAMM”名義でも作品をリリースしている。
2018年は台湾・タイ・マレーシア・シンガポール・香港を回る自身3回目となるアジアツアーを開催。
同年秋からは『ichiko aoba qp tour 2018 – 2019』として全国28箇所を回る。
その他、キユーピー、小田急ロマンスカー、東京エレクトロン、タマホーム等のCM音楽や『百鬼オペラ 羅生門』『わたしは真悟』 『レミング~世界の涯まで連れてって~』『cocoon』等舞台作品への参加、短編アニメ『ブレードランナー ブラックアウト2022』ではヒロイン・トリクシー役の声優を担当する等、多岐にわたり活動中。
https://www.ichikoaoba.com

 



 
近田春夫(ちかだはるお)

慶應義塾大学在学中から、内田裕也のバックバンドでキーボード奏者として活躍。1972年に「近田春夫&ハルヲフォン」を結成。音楽活動と並行して、1978年から1984年にかけて、雑誌「POPEYE」に伝説的なコラム「THE 歌謡曲」を連載。1978年には早すぎた歌謡曲カバーアルバム『電撃的東京』をリリース。1979年には、アレンジ・演奏に結成直後のイエロー・マジック・オーケストラを起用したソロ・アルバム『天然の美』をリリース。『エレクトリック・ラブ・ストーリー』、『ああ、レディハリケーン』では漫画家の楳図かずおを作詞家として起用。1981年には「近田春夫&ビブラトーンズ」を結成、アルバム1枚とミニアルバム1枚をリリース。1985年からはファンクやラップに注目、President BPM名義で活動。自身のレーベルBPMを率いて、タイニー・パンクスらと日本語ラップのパイオニアとも言える活動を行う。1987年には「バンド形式によるヒップホップ」というコンセプトでビブラストーンを結成。現在は元ハルヲフォンのメンバー3人による新バンド「活躍中」や、OMBとのユニットである「LUNASUN」でも活動。そして、2018年10月31日にソロ名義としては38年ぶりとなるアルバム「超冗談だから」をリリース。文筆家としても、20年以上に渡り連載中の週刊文春名物コラム「考えるヒット」だけでなく、2019年1月からはミュージックマガジン誌で「近田春夫の 帯に短し襷に長し」を連載開始。2019年2月27日には最新ベストアルバム「近田春夫ベスト~世界で一番いけない男」をリリース。

 



 
曽我部恵一

1971年生まれ、香川県出身。
1994年、サニーデイ・サービスのボーカリスト/ギタリストとしてメジャーデビュー。
2001年よりソロとしての活動をスタート。
2004年、メジャーレコード会社から独立し、東京・下北沢に<ローズ・レコーズ>を設立。
精力的なライブ活動と作品リリースを続け、執筆、CM・映画音楽制作、プロデュースワーク、DJなど、多岐に渡って活動を展開中。
2018年3月、サニーデイ・サービス 12thアルバム『the CITY』をリリースし、そのアルバム全曲を総勢18組のアーティストが解体・再構築していくプロジェクト『the SEA』をSpotifyのプレイリストで公開し話題に。2018年12月、4年ぶりのソロアルバムで全編ラップの『ヘブン』をリリース。そのわずか2週間後の12月21日に突如、ヒップホップ、ロック、フォーク…すべてを呑み込んだ異形のPOPアルバム『There is no place like Tokyo today!』をリリース。
http://www.sokabekeiichi.com

 



 
柴那典/しば・とものり

1976年神奈川県生まれ。音楽ジャーナリスト。ロッキング・オン社を経て独立、雑誌、ウェブなど各方面にて音楽やサブカルチャー分野を中心に幅広くインタビュー、記事執筆を手がける。主な執筆媒体は「AERA」「ナタリー」「CINRA」「MUSICA」「リアルサウンド」「ミュージック・マガジン」「婦人公論」など。日経MJにてコラム「柴那典の新音学」連載中。CINRAにてダイノジ・大谷ノブ彦との対談「心のベストテン」連載中。著書に『ヒットの崩壊』(講談社)『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』(太田出版)、共著に『渋谷音楽図鑑』(太田出版)がある。

ブログ「日々の音色とことば」
http://shiba710.hateblo.jp/

 



 
市原えつこ

メディアアーティスト、妄想インベンター。本的な文化・習慣・信仰を独自の観点で読み解き、テクノロジーを用いて新しい切り口を示す作品を制作する。アートの文脈を知らない人も広く楽しめる作品性と日本文化に対する独特のデザインから、「月曜から夜ふかし」「NHK WORLD」「リベラシオン」など国内外の新聞・テレビ・ラジオ・雑誌等、世界中の多様なメディアに取り上げられている。
主な作品に、大根が艶かしく喘ぐデバイス《セクハラ・インターフェース》、虚構の美女と触れ合えるシステム《妄想と現実を代替するシステムSRxSI》、家庭用ロボットに死者の痕跡を宿らせ49日間共生できる《デジタルシャーマン・プロジェクト》等がある。
第20回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞を受賞、総務省異能vation(独創的な人特別枠)採択。2018年に世界的なメディアアート賞であるアルスエレクトロニカInteractive Art+部門でHonorary Mention(栄誉賞)を受賞、ヨーロッパ連合がイノベーションを触発するアートプロジェクトを表彰するSTARTS PRIZEに同時ノミネート。2016年にYahoo! JAPANを退社し独立、現在フリーランス。クリエーター事務所「QREATOR AGENT」所属。
http://etsuko-ichihara.com/


インフォメーション

タイトル Alternative Tokyo
 
開催日時 2019年3月16日(土)
OPEN 13:00 / START14:00
 
開催場所 渋谷WWW、WWWX
(東京都渋谷区宇田川町13-17 ライズビル)
 
料金 6,500円(税込/1ドリンク別/オールスタンディング)
※未就学時入場不可となります。また、当公演はフェスティバル形式となりますので出演者変更による払い戻しはいたしません

[チケット]
e+ / ぴあ(P:71783) / ローソンチケット
 
アクト [LIVE] 活躍中(近田春夫+恒田義見+高木英一)
蓮沼執太フィル
曽我部恵一 抱擁家族
トリプルファイヤー
折坂悠太
青葉市子
イ・ラン
カネコアヤノ
SONGBOOK PROJECT
BOYCOTT RHYTHM MACHINE VERSUS LIVE in Alternative Tokyo

[ART]
市原えつこ

[Talk Session]
"ポピュラーミュージックの行方"
近田春夫 × 曽我部恵一 × 柴那典

[主催/企画/制作]
CREATIVEMAN PRODUCTIONS / WWW
 
連絡先 CREATIVEMAN PRODUCTIONS tel.03-3499-6669
WEBサイト Alternative Tokyo 公式サイト
WEBサイト
twitter https://twitter.com/Alternativetoky
facebook https://www.facebook.com/AlternativetokyoCMP/
この記事の画像


関連記事:
こちらのニュースもどうぞ: