2020-10-29 19:00 Fuhito Kitahara

コンピ『S.D.S =零=』のリリパが、11月6日にバーチャル化した渋谷WWWから配信決定。ポスト・パンデミック以降の文化芸術の担い手たちが集結

Pocket

コンピレーションアルバム『S.D.S =零=』のリリースパーティー・プログラムが、11月6日(金)20:00から配信されることになった。

 
コンピ『S.D.S =零=』は、デジタルリリースがデフォルトの世代を中心にしながら、<パッケージ版>を主眼にした2020s新世代コンピレーション。シティーポップもテクノもアンビエントもない、重く暗い雲に覆われたこの2020年に途切れさせてはいけない未来クリエイティビティを詰め込んだ作品だ。

 
発売元であるエム・レコードが主催し、AVYSS GAZEが製作した今回のリリースパーティー・プログラムは、渋谷WWWの3フロア(WWW、WWWβ、WWW Lounge)をバーチャル化した世界で開催。

 
キュレーションを担当したCVNの他、Aquadab、Dove、Itaq、Karavi Roushi、Le Makeup、Lil Soft Tennis、lIlI、Menace無、NTsKi、S亜TOH、seaketa、玉名ラーメン、valkneeが出演。

 
さらに、3DスキャンされたバーチャルWWWでは、コンピレーション参加アーティストのパフォーマンス以外にも、ヴィジュアルアーティストのcpnnn、Daiki Miyama、JACKSON kakiのインスタレーションも各フロアで展開される。

 
視聴無料で、投げ銭(Suggested Fee)も受け付けている。

 
音楽を軸に広がる日本の現行クリエイティビティのひとつのムードを視聴体験できるプログラムになりそうだ。

 



 
エム・レコード presents『S.D.S =零=』

 
日程:2020年11月6日(金)
時間:START 20:00
会場:Virtual WWW / WWWβ / WWW Lounge
料金:視聴無料(投げ銭あり)

※本イベントは配信のみの開催です
※アーカイブ化は行いません

 
Suggested Fee 投げ銭:
https://www.paypal.com/paypalme/avyssmagazine
※1000円から(料金は目安です)

 
配信サイト:
https://www.youtube.com/c/AVYSS/

 
出演:
Aquadab
CVN
Dove
Itaq
Karavi Roushi
Le Makeup
Lil Soft Tennis
lIlI
Menace無
NTsKi
S亜TOH
seaketa
玉名ラーメン
valknee

[3DCG Artist]
cpnnn
Daiki Miyama

Directed by JACKSON kaki
Produced by AVYSS GAZE
Cooperated by WWW

 
 

 
V.A『S.D.S =零=』

発売:2020年6月19日(金)
定価:2,500円+税(CD、LP共に)
品番:EM1192CD/LP/DL
レーベル:エム・レコード(EM Records)

Amazonでみる(CD)
TOWER RECORDS ONLINEでみる(CD)

Amazonでみる(LP)
TOWER RECORDS ONLINEでみる(LP)

収録曲:
A1. Dove「Irrational」
A2. Lil Soft Tennis「Feelin’ Love」
A3. 玉名ラーメン「angelnumber」
A4. Karavi Roushi and Aquadab「Tokyoite – Val Kilmer (Love Her)」=新曲=
A5. valknee + ANTIC「人生最高のSSS (2020 Mix)」
A6. NTsKi「Labyrinth of Summer (KM Remix)」
B1. seaketa「よい」
B2. Menace無「Lucky Guess」
B3. lIlI「悪夢」
B4. CVN「withoutu feat. Itaq」=新曲=
B5. S亜TOH「MLC」
B6. Le Makeup「Ray」

 
キュレーション: CVN
選曲:CVN and Koki Emura
装丁:Daiki Miyama
アルバム・マスタリング:Takuto Kuratani
LP追加マスタリング&カッティング:Helmut Erler at D&B, Berlin
英訳:Matthew Lane
Ⓒ & Ⓟ 2020 EM Records

 

作品解説

 
今、本当は何が起こっているのか?
デジタル・リリースがデフォルトの世代を核にしながら、あえて<パッケージ版>を主眼にした2020s新世代コンピレーション。シティーポップもテクノもアンビエントもない、JAPANESE INDEPENDENT MUSIC最前線12曲が放つクリエイティヴィティが、この重く暗いカオスの世の先にあるポスト・パンデミックの未来を照らす!

いつか名付けられるかもしれない日本の2020s音楽シーンの<今>。『S.D.S』はハイプの無いプロデュース現場に流れるその<空気>のパッケージを試みる。17人のクリエイターと3人の裏方達の手になるセルフ・プロデュース作品12曲を収録し、うち8組がフィジカル・リリース経験なし、VINYL版は12人が未経験という、サブスク/DL/Youtubeで音楽体験をしてきた世代の作品集となる。

『S.D.S』全作品はベッドルーム・ポップというタームを与える必要もないD.I.Y宅録がベースで、トラップ、エレクトロニック・ミュージック、インディーポップ、ベースミュージック、EDM〜ADMといった音楽言語がナチュラルに交錯。ヒップホップ的表現だが現行ヒップホップのメインストリームから立ち位置がズレたむしろエレクトロニック・ミュージック寄りのチューン、またはその反対、更に説明困難な異形作もあり、評論家を煩わせるような作品だらけだが、このアマルガムこそがリアリティの核心だ。この現象は『S.D.S』のクリエイター達に共通して立ち現れている。だからこそ誰が今どんな音楽をやっているか個々に耳を傾けることが重要となる。何よりもセンスと工夫とアイデアと心意気に賭ける、日本の現行アンダーグラウンド・シーンにあるクリエイティヴィティの空気、キレたひたむきさ、ふてぶてしい大胆さ、そんな見えない<熱さ>が裏に潜んだコンピレーション。家に篭って聞こう!そしていつかライブ現場で会おう!

※ライナーには全アーティストのプロフィール/写真/ディスコグラフィー/歌詞を完全掲載。アーティスト名鑑としてもご活用頂けます。


インフォメーション

タイトル
開催日時
開催場所
料金
アクト
連絡先
WEBサイト EM RECORDS 公式サイト
WEBサイト
twitter https://twitter.com/EM_Records_jp
facebook https://www.facebook.com/emrecordsjapan/
この記事の画像


関連記事:
こちらのニュースもどうぞ: