第4回 ネモトラン | 【番外編】生ハムドットコム
みなさん4回目まして！さて、今回は趣向を少し変えまして「番外編」ということで「生ハム」について語りたいと思います。「生ハム」といっても種類もお値段もピンキリでございますから、そりゃ、願わくばEATALYに売っているような高級生ハムを毎日つまみたい！なんて思いますが、そんなに贅沢するわけにもいきません。なので、私は今回、都内近郊のチェーン店スーパーで売っている国産「低価格生ハム」について徹底比較してみました！400円以内の生ハムを食べ比べ、私の独断でランキングをつけてみましたので、どうぞご参考になすってください。
★第11位★
Peacock：TOP VALU「しっとりまろやか生ハムロース」110g
300円(税込)
さあ、まずは11位から。ピーコックの代名詞「TOP VALU」の「しっとりまろやか」な生ハム。が、しかし、ちょっとしょっぱいですね。。肉厚はわりとしっかりしていますが、しょっぱい以外にこれといって特徴がないです。パッケージデザインや肉の並べ方は品が良いので期待したのですが、残念です！！
★第10位★
ライフ：yonekyu「香り豊かな ロース生ハム」50g
203円(税込)
さあ、10位にはライフがランクイン。首都圏と関西にあるスーパーですね。こちらもちょっとしょっぱい。。11位のピーコックに味が似てますね。薄いスライスで良いのですが、しょっぱい以外の特徴がありません。パッケージも悪くないんですがね。ちょっと見た目が高級感あるだけに内容が追いついていない。残念！
★第9位★
まいばすけっと：春雪「モモ生ハム切落し」100g
299円(税込)
第9位はこちら。コンビニスタイルで近所にある心強い味方「まいばすけっと」にある生ハムでございます。店舗は首都圏と一部北海道にあるようです。だから北海道で作られている。悪くありません。ただ、ちょっと塩気が強く、「しっとりまろやかな味わい」と書いてある割にはしっとりまろやかではありません。おしいですね。
★第8位★
東急ストア：VALUE PLUS「生ハム切り落とし」100g
322円(税込)
どんどん参りましょう！さてこちらは東急ストアの「VALUE PLUS」シリーズの生ハム。塩加減はそんなにキツくないのですが、可もなく不可もなくといった感じです。悪くはないんですがね。バリュープラスのホームページには「求めていた品質やそれ以上の質の良さをリーズナブルな価格で手に入れられた喜びや幸せを感じていただけるように・・・」と書いてあるんですが、なんかどれをとってもしっくりきませんね。。安いんだか高いんだか。思いっきり安いわけでもなく、特に質が抜きん出ているわけでもなく・・・。もやもやします・・・w
★第7位★
成城石井：鎌倉ハム富岡商会「ロース生ハム」70g
378円(税込)
さあ、気を取り直して、セレブ感満載の成城石井も覗いてみましょう！近所にあるというわけにはなかなかいきませんが、こちら流石ですね、置いてあるラインナップも他の追随を許さぬセレブ感。創業明治33年と歴史あるブランド「鎌倉ハム富岡商会」の生ハムです。口に入れた瞬間、「肉自体の良さ」が伝わってきます。ですが、結果的な「味」については、それほど感動がないです。70gでこの価格なので、高級であることは間違い無いのですが、肉は高級、味は普通。でした。
★第6位★
OKストア：滝沢ハム「もも生ハム 切り落とし」110g
268円(税込)
さあさあ来ましたよ、OKストア。圧倒的なコスパで、休日は車の列がすごいですよね。A5ランクの肉があったり、焼肉屋の友人も「OKの肉はすごい」なんて言っておりました！で、こちらの生ハムですが、さすがOKって感じで他とは違って、シンプルなデザイン。そしてまさに肉――――！って感じの噛みごたえでボリューム満点です。肉食べてる！って思えます。ただ、味に関しては「フラット」すぎる。特にこれといった特徴がないんですよね。何かと合わせるなら「邪魔をしない」と思います。でも人間でもいますよね、邪魔はしないけど存在感のない人。そういう人と飲みに行ってもあまり長くいれない。。。って感じがする生ハムでした。
★第5位★
マルエツ：丸大食品「北海道工場発 切落し生ハム」90g
322円(税込)
さあ、いよいよ5位のご紹介。こちら、不思議と、口の中でほのかな燻製の風味がします。しょっぱすぎず、美味しいです。わりと薄めのカットで食べやすいし、後味がいいです。さすが、「北海道工場発」と書いてあるだけあって、北海道の牧場の匂いがするような気がします。豚ちゃんが食べている草が違うんでしょうね！知らんけど。w
★第4位★
SEIYU：みなさまのお墨付き「生ハム」95g
271円(税込)
でました、圧倒的庶民の味方SEIYUの「みなさまのお墨付き」シリーズ。このシリーズでも「生ハム」は存在していまして、小ぶりながらやはりある程度「お墨付き」を得ているので、良質なレベルまでは達していると思います。どちらかというと第9位の「しっとりまろやかな味わい」はこちらの方だと思います。「イタリア天日塩使用」とも書いてありまして、しょっぱすぎず、いい塩梅の塩加減はこのイタリア天日塩の影響かと思われます。知らんけど。。。w
★第3位★
KALDI：「生ハム切り落とし」120g
338円(税込)
どんどんいきましょう！はい、みなさんお待ちかね、手軽に中間富裕層を気取れるお店KALDIの生ハムがランクイン！これは定番でございますね。圧倒的肉厚、肉が分厚いしボリューミーですね。また味付けもKALDIオンリーワンな感じがします。噛みごたえもあります。ただパサパサとまではいきませんが、水分量は他に比べて少ないかもです。でも安定感は抜群で、噛むたびにオシャレな気がしてきます。KALDI効果ですな。。。私はこの徹底調査をする前に、馬鹿の1つ覚えのようにこのKALDIの生ハムばかりを買っていました。でも調査をしてわかりました、それより上があったんですね。。。
★第2位★
Ozeki&UNION：サガミハム 湘南こだわり厨房「モモ生ハム切落し」100g
321円(税込)
さすがOzeki、そしてUnionって感じです！Unionは横浜元町で創業の老舗ですが、都内ではあまり多くないスーパーですね。地元横浜に帰った時に、この調査のためにいちおうUnionでも生ハムを買ってみよう！ということで購入したのですが、さすがですね。やはりうまい。「湘南こだわり」というところも憎いですね。同じ神奈川。本物のマダムのような方々が買い物しているUnionだけあって、そのラインナップには静かな余裕すら感じます。
もしUnionに行く機会があったら是非買ってみてほしいですね。噛みごたえもあるし味付けも深みがあります。で、その後にOzekiに行ってみたら、やはりさすがです、同じ生ハムが並んでおりました。バイヤーが目利きなんでしょうね！おいしいです。さてさて、これをも上回る第１位は？？？意外かも…。
★第1位★
サミット：伊藤ハム「もも生ハム切り落とし」110g
321円(税込)
堂々の1位はなんとこちら！！！サミットの生ハムになります！！！これはもう王者の風格すら漂うほど別格ですね。パッケージからは正直あまり期待できませんよね？w。でも、なんといっても、噛みごたえが全く他と違います！ちょっと「くちゃ」という噛みごたえで「ぐちゃ」や「べちゃ」ではありません。「ちょい弾力がある噛みごたえ」まるで本場のプロシュートを食べているような感じがするのです。味もしょっぱすぎないし、薄すぎない。ちょうど良い塩梅でございます。おいしい！と思って、いったん他の生ハムを食べてみて、またこれに戻ると、やっぱり「おいしい！」と改めて思います。これに出会ってからは毎回これを買ってしまいますね。お近くにサミットがある方は是非試してみてほしいです。
というわけで、番外編としてお届けした「生ハムドットコム」いかがだったでしょうか。
お気付きの方もいるかもしれませんが、それぞれの写真にある賞味期限がほとんど近い日にち。そうです、このコラムのために短期間に生ハムをがむしゃらに購入して食べ比べをしておりました。塩分摂取量ハンパないっす。
身を削ったコラム、楽しみいただけたら幸いです。w
ちなみに美味しい生ハムを提供するわけではありませんが、こうした良きハムと同じくお客様を楽しませるライブをネモトラボルタはしております。次回は4/24(水)に下北沢Queにてございます。ぜひ各自、生ハムをトライしたうえでライブにお越し下さい。w。なお、くれぐれも生ハムのプレゼントは持ってこないようにお願い申し上げます。食べ過ぎて、当分、見るのも嫌な状態、かつ、冷凍庫にたんまり残っている状態ですので。4ヶ月は持ちそうです。。。
なお、ご意見、ご感想、こんなお店もあるよ！と紹介してくださることは大歓迎です。今度はこんな番外編やって！という意見もぜひ！こちらまでお気軽に！→info@uroros.net
また、このコラムは私が行けるときに自腹で行っております。
皆様の応援もお待ちしております。
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こんなお店あるよ〜おいしいよ〜のご紹介……無料 ただ単にこのコラムを応援したい！……2000円（サイン付き生写真差し上げます） ここすごいマズいけど行って来て！……1万円 関東じゃないけど土日でさくっと行って来て！……5万円 海外のお店だけど行って来て！……30万円 |
 COOL DRIVE（cool drive makers）のVo&GのNEMOが2008年に立ち上げたブルースJUMPロックバンド。結成以来、都内を中心に快進撃を繰り広げ、2011年には、新宿Motionの過去最高動員記録を2回連続で更新。2018年には結成10周年を迎え、ドラムマガジン「誌上ドラムコンテスト2018」課題曲に選ばれる等、精力的に活動中。 |
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