2018-01-25 22:00

第12回 平田博信 | ドラムスコドラムスメ(DQS リレーコラム)


こんにちは、ベースの平田です。
DQSはドラマーの数でさえスゴイのに、さらに僕みたいな幽霊部員がいるところもスゴイです。かれこれ2年間DQSではベースを弾いていませんが温かく迎え入れてくれるメンバーに感謝です。

さて前回の方オカモトナオコさんからのお題は「これだけはやめられないという事」でしたので、大好きでやめられないさいたま市のラーメン店を紹介したいと思います。

 

 

埼玉で最も勢いのある店のひとつオランダ軒。
デフォルトで1時間以上並びます。。
先日息子と一緒に並んだ時は着丼まで85分でした。。。
まずこちらは塩チャーシュー麺。
ありがたくもチャーシューが多過ぎでご対麺できません。
3段積みマーシャルのアンプが何台もならんでいるようなゴージャス感、好きです!
3段積みマーシャルのようなチャーシューを開いて出てくる麺は、さしずめジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードです。
個人的に、マーシャルが観音開きになってハーレーに乗って飛び出してくるあのロブ姿を思い描いています。

ちなみにこちらのお店は麺の茹で具合いはオーダーできません。
お店のオススメの茹で具合いで提供されます。
ここはチャーシューも秀逸なのでチャーシュー麺を注文する方が多いです。
自分の推しもチャーシュー麺です!
理由は後ほど書きます。

 
チャーシューはオーダーしてからスライスするので、張り替えたばかりのギターの弦のようにキラキラしていますよ。
いろんな部位のお肉をカットの仕方を工夫して提供してくれます。
店主さんのワンオペにておよそ一度に4杯程度が丁寧に作られています。

 

 

こちらは醤油チャーシュー麺。
チャーシューがキラキラして油がフレッシュに滲み出てきているのがわかりますね。
新潟の長岡ラーメンがベースになっていて、スープにほんのりと潜む生姜の味が、まるでNEVEの卓を通した的な暖かさと安心感を与えてます。
生姜というNEVEは醤油も塩も両方に合うんですね。
ストラトもレスポールもマーシャルで鳴らしてNEVE通して、やはり両方イイ音してるって感じでしょうか。
よくわからない表現ですみません。

 
自分は塩も醤油もどちらのスープもいつも最後の一滴まで飲み干してしまいます。
並のラーメンだと最後のほうに飽きてしまうことあるんですが、ここのチャーシュー麺は後半戦になってもチャーシューのタレや油がスープに混じっていって、最後まで少しずつ変化を与えていくんですよね。

 
音楽でもありますよね。
最後のサビだけもう1声ハモがさりげなく足されていたりとか。
音楽も1曲4〜5分の時間を飽きることなく提供する工夫がされていますし、ラーメンも美味しく食べるには、できれば5分くらいで勝負がベスト。
音楽と時間のスパンが似ているところありますね。
そんな中でこういうさりげない変化を持たせるというのは大事ですよね。
やはりそれにはチャーシューがイイ仕事しているんですよ。
だからチャーシュー麺推し。
何かを外から投入するのではなく、最初に入れた具材で自然と変化をもたらすのは素晴らしいですね。

 
満腹感高い1杯なので40代の自分にはいささか入力過多です。
でもそれが心地よい。
まるでアナログテープに落すときに少しクリップしてナチュラルに歪んだ心地よさ。
あれです。最高です。

 
そしてやがて塩分によって訪れる喉の乾き。
これも大音量のライブに行って耳がキーンと鳴っているような余韻のひとつとして快く受け入れております。

 
ちなみにあまり知られていませんがアルコール以外の飲み物の持ち込み自由なんです。
そして店内の音楽はジューダスはかからず、レゲエがずっと流れています。

 

さて次の方のへのお題は、
ドラマーらしく「このスネアの音色があればご飯が食べれる」という1曲を教えてください。
僕はちなみにNeil YoungのアルバムHarvestの1曲目 ”Out On The Weekend” です。

 

最後にお知らせを。
自分のバンドSwinging Popsicleのソニー時代のベスト盤がリリースされることになりました。
廃盤になってしまって長年手に入らなかった楽曲達をアナログのマスターテープからリマスタリングし、2枚組のCDにまとめました。
こちらからオーダーできます。
ご興味のあるかたはよろしくお願いします。

 


Swinging Popsicle『GOLDEN☆BEST Limited TIME TRAVEL ~Sony Music Years Selection~』
詳細・注文はこちら

 
平田博信

 



 
平田博信

埼玉県出身。1997年に「Swinging Popsicle」のベーシストとしてメジャーデビュー(SMEレコード)。下北沢系から秋葉原系まで、JレゲエからK-POPまで、ベーシストからコンポーザー、ディレクター、プロデューサー、エンジニアとして幅広く活動中。

https://twitter.com/hirata_hironobu
http://www.swinging-popsicle.com

 



 
DQS

ライブの転換で、一番時間の掛かるパートはドラムである。そのジレンマを打破すべく士気の高いドラマー達が、自主的に仲間バンドのセットチェンジを手伝うというムーブメントが2009年に起きた。その輪が拡大しDQS(ドラム・クイック・サービス)という名前の集団が生まれる。その中心に居た溝渕ケンイチロウをリーダーに、DQSはドラマー10人、ドラム10台の精鋭集団バンドへと変貌を遂げる。現在は更なる進化を遂げ、ドラム11台を軸に、シチュエーションによって編成を変化させて活動中。そのライブは、11人のドラマー達に加え、ギター、ベース、キーボードによる、11台のドラムキットをフルに活用したエンターテインメントであり、理屈ではなく、一聴し、体感した全ての老若男女を笑顔にさせる。まさに、モンスターロックである。

2010年2月に初ライブにして初ワンマン(SOLD OUT)を東京・下北沢CLUB Queにて行い、以降、全ての公演をワンマン形態で行う。2013年5月、初の作品『10 Drummers vs EARTH』をCD+DVDの2枚組の形で、新レーベル『LookHearRecords』よりリリース。近藤智洋をフィーチャーした新曲『RESCUE』が話題を呼ぶ。更に2014年6月ライブDVD『頂』を、2015年2月には待望の1stフルアルバム『DQS』を、自身のレーベル『DQS RECORDS』よりリリース。守りに入らず、常に攻めの姿勢を崩さないモンスターバンドの今後の活動に乞うご期待!

http://dqsdrums.com/
https://twitter.com/dqs9





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