2019-06-19 18:00 Fuhito Kitahara

豊田利晃監督最新短編映画「狼煙が呼ぶ」7月17日に渋谷WWWでジャパンプレミア開催。照井利幸とのVJセッション、切腹ピストルズのライブも

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豊田利晃監督最新短編映画「狼煙が呼ぶ」のジャパンプレミアイベントが、7月17日(水)に渋谷WWWで開催されることになった。

 
豊田利晃は「ポルノスター」「青い春」「空中庭園」「ナイン・ソウルズ」「モンスターズクラブ」「I’M FLASH ! 」、そして「泣き虫しょったんの奇跡」など数多くの映画を生み出し、日本映画界、そして多くの俳優に影響を与えてきた映画監督。

 
映画「狼煙が呼ぶ」には渋川清彦、高良健吾、浅野忠信、松田龍平、中村達也、伊藤雄和(OLEDICKFOGGY)など、豪華俳優陣&ミュージシャンが集結している。

 
当日は映画の初上映だけでなく、豊田監督と照井利幸によるVJセッション、切腹ピストルズのライブと豪華3本立てとなることも発表された。

 
 

豊田利晃監督によるメッセージが発表された。

想像力の自由のために

2019年4月18日、拳銃不法所持で逮捕されました。その拳銃は祖父が戦争中に自分の身を守るために使っていた拳銃。父親は祖父の拳銃を形見として引き取り、ずっと大切に持っていました。実家を処分したとき、その錆ついて動かない、YOUNG AMERICA というリボルバーが僕の家へ送られて来ました。僕には父の想いが詰まった拳銃を捨てることはできませんでした。法という権力は想いより強いのか? 本当に想いが負けたのか? そのことについて、物語を作る者として釈然としない気持ちが残りました。この事件に対して、映像で意志を返答したいと思い、この企画を考えました。映画監督は映画で返答する。創造することを楽しもう。いつまでも。権力のない想像力は無限の未来を夢見る。そのことを信じて。

令和元年六月九日 豊田利晃

 



 
豊田利晃

1969年大阪府生まれ。

将棋奨励会に9歳から17歳まで所属する。その時の体験を基に1991年、阪本順治監督『王手』の脚本家として映画界に登場。その後、阪本順治監督『ビリケン』(96)の脚本を手掛けたほか、演劇舞台や劇画の原作なども手掛ける。1998年、千原浩史(千原ジュニア)を主演に迎えた『ポルノスター』で監督デビュー。その年の日本映画監督協会新人賞、みちのく国際ミステリー映画祭`99年新人監督奨励賞を受賞する。2001年、様々なリングで闘う4人のボクサーを現役、引退から現在までの5年間という長期に渡り追いかけた『アンチェイン』を監督する。2002年には人気漫画家・松本大洋の原作『青い春』(主演:松田龍平)を映画化し、大ヒットを記録した。2003年、『ナイン・ソウルズ』を監督。2005年、直木賞作家角田光代の原作『空中庭園』(主演:小泉今日子)を監督。2006年には、アテネ国際映画祭で全作品レトロスペクティブ上映されるなど、国内のみならず世界各国から高い評価を受けている。また、中村達也、勝井祐二、照井利幸と音楽ユニット『TWINTAIL』を結成し、即興演奏にその場で映像を併せていく表現方法を追求しはじめる。2009年に中村達也を主演に迎え『蘇りの血』を監督。2011年には、瑛太を主演に迎え、爆弾魔“ユナボマー”に基づいた映画『モンスターズクラブ』、2012年には藤原竜也、松田龍平が主演する『I`M FLASH!』、2014年には東出昌大主演の『クローズEXPLODE』を監督。2015~16年舞台『怪獣の教え』を演出。監督・脚本を手掛ける。最新作『泣き虫しょったんの奇跡』(松田龍平主演)が2018年公開。ドキュメンタリー映画、『PLANETIST』が2020年公開。
https://twitter.com/toyodatoshiaki

 



 
照井利幸

1990年、Blankey Jet Cityのベーシストとしてデビュー。
2000年、10年にわたる活動に終止符を打ち解散。

2001年以降 ROSSO、RAVEN、TWIN TAIL、PONTIACSなど日本ロックシーンをリードするバンドやプロジェクトにおいて、独創的なベースアプローチを披露し第一線で活躍。

2008年、活動の幅を広げるべくアーティスト集団WELDを立ち上げると同時に結成したSignalsにおいて、その豊かな音楽性がさらに躍動。

2008年 Signals 1stアルバム「Lapis Sky」
2009年 Signals 2ndアルバム「光と影と人工衛星 “the light, the shadow, the satellite”」
2010年 初の個人名義ソロ1stアルバム「FLOAT」
2011年 Signals 3rdアルバム「NAKED FOOL」

2013年に広島県尾道に単身移住し、約1年をかけ創り上げた作品群は2014年発表のソロ2nd Album「What I Think About The World」として圧巻の仕上がりをみせる。
近年では、映画監督豊田利晃の作品「泣き虫しょったんの奇跡」で音楽を担当するなど表現の幅を広げている。
その全ての活動において、一貫して自身の音に徹底的に真摯に向き合う姿が窺え、その眼差しは今なお音楽の可能性・未来を見据えている。
2019年、Signalsの8年ぶりの新作となる4th Album「Moon Fiction」2部作品が遂に完成。
http://www.weld-music.com/

 



 
切腹ピストルズ

反近代を旗印に、村おこし、社寺奉納、ライブハウス、路上などへ神出鬼没す。和楽器演舞、農工商、寺子屋、寄席、民俗研究する約二十人の徒党。人呼んで「江戸へ導く日本狼の残党」またの名を江戸一番隊。袢纏大紋は丸一、判じ絵は矢鎌志。
http://seppukupistols.soregashi.com/


インフォメーション

タイトル 豊田利晃監督最新短編映画「狼煙が呼ぶ」ジャパンプレミアイベント
 
開催日時 2019年7月17日(水)
開場19:00 / 開演19:30
 
開催場所 渋谷WWW
(東京都渋谷区宇田川町13-17ライズビル地下)
TEL. 03-5458-7685
 
料金 前売1,800円 / 当日2,300円
(税込 / ドリンク代別 / オールスタンディング)

[チケット]
6月22日10:00から
e+ / ローソンチケット(L:76165) / チケットぴあ(P:156-725)
 
アクト 豊田利晃監督最新短編映画「狼煙が呼ぶ」初上映(上映約20分)
照井利幸×豊田利晃(VJ)
切腹ピストルズ(LIVE)

[主催]
IMAGINATION

[企画制作]
IMAGINATION / WWW
連絡先
WEBサイト 豊田利晃 Twitter
WEBサイト イベント詳細ページ(WWW)
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