Alva Noto + 坂本龍一、コラボシリーズ<V.I.R.U.S.>最終弾『Summvs』リマスター盤リリース。ピアノと緻密な電子音が親密に溶け合う
Alva Noto + 坂本龍一が、2011年のコラボアルバム『Summvs』リマスター盤を本日11月11日(金)にリリースした。
今作は、共に独自のアプローチで世界の音楽シーンをリードする2人による<V.I.R.U.S>(ヴァイルス)シリーズの第5弾にして最終弾(下にシリーズの過去作まとめを掲載)。
心に響くピアノと緻密な電子音が親密に溶け合う、2人のコラボレーションの可能性を極限まで高めた傑作に、ボーナストラック2曲を追加し、リマスター・リイシューしている。
なお、シリーズ全5作を収めるボックスも発売を予定しているとのことだ。
Alva Noto + Ryuichi Sakamoto『Summvs (reMASTER)』
発売:2022年11月11日(金)
価格:2,860円(税込)
品番:AMIP-0305
レーベル:NOTON
流通:p*dis / Inpartmaint Inc.
仕様:国内流通盤CD
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収録曲:
1. Microon I
2. Reverso
3. Halo
4. Microon II
5. Pionier IOO
6. Ionoscan
7. By This River
8. Naono
9. Microon III
10. By This River – Phantom
11. Monomom (*Bonus Track)
12. Kizuna (*Bonus Track)
作品解説 この印象派のような雰囲気を持つコラボレーション・プロジェクトで、世代の異なる2人は、新しい音楽構造のインスピレーションの源としてエレクトロニック・ミュージックのアイデアを共有し、『Vrioon』(2002)、『Insen』(2005)、『Revep』(2006)、『Utp_』(2009)、『Summvs』(2011)のシリーズ5作品を通して、電子音とアコースティック・サウンドを融合させながら、表情の豊かさ、呼吸、精密な設計を兼ね備えた瞑想的な音の世界を探求をした。(<V.I.R.U.S.>の名前はシリーズ5枚のアルバムの頭文字から構成されている。) 本作には、16分音まで鳴らせる調律のピアノ(Piano Metamorfoseador Carrillo en Dieciseisavos de Tono)を用いた楽曲「Microon」や、ブライアン・イーノがクラウトロックの最高峰<クラスター>のディーター・メビウスとハンス=ヨアヒム・ローデリウスと共に作曲した1977年作「By This River」のカバー曲2ヴァージョンなど全12曲が収録されており、坂本の心に響くピアノのアレンジとノトのデジタル・リズムが融合した、瞑想的であると同時に聴くものを惹きつけてやまない音のオーラを醸し出している。 再発盤のボーナストラックとして「Monomom」(2021年12月デジタル配信のみでリリース)と「Kizuna」の2曲を新たに収録。両曲は共に、2人が2019年に行ったオーストラリア・ツアーのライブ・レコーディングアルバム「TWO Live at Sydney Opera House」(2019年)に収録されていた同名楽曲のスタジオ録音ヴァージョンである。「Kizuna」は日本語の「絆」の意で、2011年1月に日本で発表されたイタリアの現代美術家ヴァレリオ・ベッルーティによるアニメーション作品のタイトルに由来している。 『V.I.R.U.S.』シリーズの全5枚のアルバム『Vrioon』、『Insen』、『Revep』、『Utp_』、『Summvs』は、Calyx Masteringによるリマスタリングを施し、ボーナストラックを追加し(※Utp_(reMASTER)はボーナストラックなし)、2022年にアルヴァ・ノトのレーベルより再発されている。 再発盤のCDパッケージは縦18cm x 横12.5cmの特殊サイズ紙ジャケ仕様。 |
V.I.R.U.S シリーズ リマスター 記事まとめ |
インフォメーション
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WEBサイト | : | Alva Noto 公式サイト |
WEBサイト | : | 坂本龍一 公式サイト |
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