2021-12-07 11:00 Fuhito Kitahara

京都のクラブシーンの今を網羅する4ヶ月連続コンパイルEP最終弾『FLIGHT WORKS selection 004』リリース

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Flight Worksが、京都のクラブシーンの今を網羅する4ヶ月連続コンパイルEPシリーズ最終弾『FLIGHT WORKS selection 004』をデジタルリリースした。

 
Flight Worksは今年2021年、京都アンダーグラウンドシーンのエレクトロユニット:omni sightが手掛けるエレクトロレーベルとして始動。

 
シリーズ最終章となる今作は、レーベル主宰でありベーシスト/トラックメイカーの佐藤元彦とBOOM BOOM SATELLITES初代ドラマー/屈指のグルーヴメイカーとしてキャリアを積んできた平井直樹によるエレクトロユニット:omni sight、アート・デザインユニット”intext”のメンバーであり、音楽家としての視点から解放されたデザインセンス/ロジックを持ち込むHiroshi Toyama、レーベル「PAL.Sounds」を有志と立ち上げ、自身としても京都「NC4K」はじめ、メルボルン、ロンドンからもリリースするなど既に高い評価を得ている若手実力派:Keijuによる楽曲を収録した。

 
また、同シリーズ完結と同時にこれまでにリリースされた12トラック全てをコンパイルした12インチ2LP仕様のバイナル『FLIGHT WORKS V.A』を明日12月8日(土)にフィジカルリリースすることも発表された。

 
京都シーンのあらゆる世代、キャリアのトラックメイカー、プロデューサー総勢17名12組が集結し、最新にして最深の京都ダンスシーンのリアルサウンドが詰まった完全フロアユースな作品に仕上がっている。こちらもチェックしよう。

 
 

 

 

 
 

 
V.A.『FLIGHT WORKS selection 004』

発売:2021年12月2日
価格:600円
レーベル:Flight Works
仕様:Digital

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収録曲:
1. Composite
2. Horama
3. Flight Works ft. Marihiko Hara

 
 

 
V.A.『FLIGHT WORKS V.A』

発売:2021年12月8日(土)
価格:3,600円(税込)
品番:FWJ-002
レーベル:FLIGHT WORKS
仕様:12inch 2枚組LP(デジタルDL付)

 
購入:
レーベル通販
TOWER RECORDS ONLINE

 
収録曲:
A1. Oval – Pee.J Anderson
A2. ephas – Junichi Akagawa
A3. simple thing – KAZUMA x Shinya.N

B1. Chunta – KND
B2. Acontium – R3
B3. Stuck – Hisashi Aochi

C1. Verna – Living Dead
C2. Have you ever seen a bird flap its wings : Sintaro Fujita
C3. Chunpo ft. omni sight – Mark N

D1. composite – Hiroshi Toyama
D2. Horama – Keiju
D3. Flight Works ft. Marihiko Hara – omni sight

 
参加アーティスト:
omni sight
Marihiko Hara
KND (from soft /ucnd /kobeta piano)
Junichi Akagawa
Hiroshi Toyama (a.k.a. intext)
Mark.N (a.k.a. Masaki Tamura from DoItJAZZ)
DJ KAZUMA (tone float) x DJ Shinya.N (biiwax)
LivingDead
Pee.J Anderson
Hisashi Aochi
sintaro fujita
Keiju (PAL.Sounds/Kross Section)

 

 

FLIGHT WORKS selection 記事まとめ

 
・第1弾『FLIGHT WORKS selection 001
・第2弾『FLIGHT WORKS selection 002
・第3弾『FLIGHT WORKS selection 003
・最終弾『FLIGHT WORKS selection 004』

 

アーティストコメント

 



 
“Flight Works ft. Marihiko Hara” self liner notes

コンピシリーズのタイトルでレーベル名でもある”Flight Works”というワードに込められた思い、あらゆる障壁、垣根を超えた境地、自由の象徴として”鳥” をテーマに制作を開始する。実際に飼っていた愛鳥を想い、そのイメージを重ねて没入するようにサウンドストーリーを創り出していった。その過程は、自我を内省するかのような作業でもあり、いつしかテーマそのものは、生命の始まりと終わり、命の循環という根源的なものへと変容していく。そうした極めてパーソナルなイメージを旧知の仲である原 摩利彦が見事なオーケストレーションでシネマティックにスケールアップさせ、叙情的で強烈なピュアネスを纏ったピアノの旋律で美しく包み込んでくれた。完成した作品そのものはもちろんだが、そのプロセスこそが美しく、これまでにない貴重な経験となった。

omni sight

 



 
“Composite” self liner notes

初のソロ名義での音楽制作のオファーを受けた。
これまでのグループ名義では、できるだけ恣意性を排除した中での音楽の可能性を探ってきた。今回は、普段使わないような音色や自らの身体性を取り入れたリズム・ビートを用いて、いつもよりも少しだけ自由に制作した。偶然にもレーベルの象徴である“鳥”を同じように飼っていた縁を感じながら、レーベルコンセプトである“垣根のない自由”を音楽で表現してみました。

Hiroshi Toyama (a.k.a. intext)

 



 
“Horama” self liner notes

Horamaは、“渡鳥の山越え“をイメージして制作した楽曲です。上昇感のあるリードは、休むことなく空を飛び続ける鳥を、絶え間なく畝り続けるシンセサウンドは、彼らが見る移り行く山々の表情を表現しました。これらのサウンドにより、レーベルコンセプトである“鳥“の視点と、彼らが生きる過酷で美しくもある雄大な自然の情景を思い描いた、疾走感に溢れる流麗なハウスミュージックに仕上げました。

Keiju (PAL.Sounds/Kross Section)


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