2021-11-03 16:00 Fuhito Kitahara

WAZGOGG、新作EP『Sentence』リリース。新境地サウンドを体感できる文学的作品。MV「奥羽本線 feat. SHU-THE」公開

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WAZGOGGが、新作EP『Sentence』を本日11月3日(水)にデジタルリリースした。

 
WAZGOGGhはMCバトルシーンにおいて数々のベストバウトの立役者となり、多数のアーティストに楽曲提供も行うビートメイカー。10月6日には初フルアルバム『Laboratory』をリリースしたばかりだ。

 
今作は、これまで発表してきた作風から一線を引いて詩の内容に重きを置き、またアーティストとしての苦悩や内面を映し出す文学のような作品。決してネガティブで終わらず、一筋の希望を与えてくれるようなリリックと肉声が詰まった5曲を収録した。

 
客演にはSHU-THE、日高大地、GOMESS、狐火という情景描写を得意とする日本屈指のリリススト4名が参加。表題曲「Sentence」にはSHU-THE、日高大地、GOMESSがマイクリレー形式で参加している。

 
ジャケットアートワークはイラストレーター:へりき氏が担当した。

 
WAZGOGG自身の心情、体験がリリックに盛り込まれた「奥羽本線 feat. SHU-THE」のミュージックビデオが公開された。先に発表されたMV「ネモフィラ feat.GOMESS」と併せてチェックしよう。

 
WAZGOGG及び参加アーティストによるコメントも到着している(下に掲載)。

 
 


WAZGOGG – 奥羽本線 feat. SHU-THE 【Official Music Video】

 


WAZGOGG – ネモフィラ feat. GOMESS 【Official Music Video】

 
 

 
WAZGOGG, GOMESS, 日高大地, SHU-THE, 狐火『Sentence』

発売:2021年11月3日(水)
価格:1,200円
仕様:Digital

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配信サイト一覧

収録曲:
1. Sentence feat. SHU-THE,日高大地,GOMESS
2. Don’t Green feat. 狐火
3. 今だけは feat. 日高大地
4. 奥羽本線 feat. SHU-THE
5. ネモフィラ feat. GOMESS

 

 

WAZGOGG及び参加アーティストコメント

 
私がDJもプロデュースもしていない頃HipHopの中で最も惹かれたのが、頭の中で情景が思い浮かぶような物語を感じられるような作品でした。
人生うまくいかないと感じた時、絶望を感じた時、そんな音楽にいつも勇気を貰っていました。
時が経ち、自分の作る音楽に自信を持てるようになった頃、自分が惹かれたサウンドを残しておきたいと思い今回のEP制作を開始しました。
トレンドと言われる曲長やサウンドを全て度外視し、純粋に自分自身が作りたい、そしてHipHopカルチャーの中に残したいと思えるような作品が今回のEP「Sentence」です。
今回は曲のテーマや歌詞の内容を参加アーティスト4名に共有し、私自身の体験や心情も盛り込まれたリリックをビートに落とし込んでもらいました。
「ポエトリー」という言葉では一括りにできない、ひとつの文学のようなEP「Sentence」。
ぜひ全曲通しで聴いていただいてその世界観を存分に堪能していただきたいです。

WAZGOGG

 

彼は2016年に楽曲のデモを添えた1通のメールをくれました。共作したいと。
しかし当時は僕の都合で断ってしまいました。
その後5年の時を経て2021年、彼は再びメールをくれました。また新しい楽曲のデモを添えて。
とても嬉しかったです。気持ちに応えたいと想いました。それがネモフィラという楽曲です。花言葉は知りませんでした。
ただ美しい花を贈りたいと想ったんです。諦めなければ叶う願いもあるから。僕からの花束です。彼に、そしてあなたに。

GOMESS

 

大好きな方々に囲まれて2曲書かせていただきました。
優しく、そして強くしてくれる。
そんな歌が散りばめられた素敵な作品になったと思います。
「ポエトリーラップって良いな」と初めて感じた方が通る道に
この作品がある、という未来になってくれると僕は嬉しいです。
2017年8月17日。WATAさん、ありがとう。

日高大地

 

全体を通してこんなにも言葉の羅列を堪能できるEPは他に無いと思います。
私が参加させて頂いたSentenceは異種混合のマイクリレーになっていて、STYLEの相違を存分に楽しめる作品になっています。
ソロ曲の奥羽本線はWAZGOGGさんの地元の風景画を想像のみで書き下ろしています。
今になって聞き返したら実際そこで見て来た様な臨場感があり末恐ろしくなりました。
トラックは寂しくも柔らかく、厳しい時代の冬から春へ向けてシーケンスは力強く心に寄り添ってくれる作品に仕上がっています。

SHU-THE

 

Don’t Greenという楽曲でEPに参加させていただいたラッパーの狐火と申します。
誰しも一度は通ったり横目で見たりするような
全体を通しどこかなつかしくあたたかい作品だと思いました。
ぜひこれからの肌寒くなる季節にこそ聴いていただきたいです。

狐火

 

夢から覚める直前、現実との境目を描いた「夢の最果て」というイラストを使って頂き、楽曲の雰囲気に合わせデザインを行いました。
それぞれの楽曲には、力強い決意の裏に確かな優しさと繊細さがあり、それは夢から現実へ向かう時の感覚に似ています。
単なる郷愁で終わらず今と向き合い生きていく、そんな静かな情熱を込めるように制作しました。

へりき(ArtWork)

 



 
WAZGOGG

1994年生まれ 秋田県出身
DJ WA-TAとして完全独学で身につけたターンテーブリズムを武器にDMC DJ CHAMPIONSHIPの東北予選を2017年、2018年と2年連続で制覇。
WAZGOGG名義でトラックメーカーとして活動し、Zepp Divercity、川崎CLUB CITTAといった大箱で開催された戦極MCバトルでオリジナルビートを使ったブレイクDJで参加し、
多数のベストバウトを生み出す。
2021年10月に初となるフルアルバム「Laboratory」をリリースした。

 

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