Cicada、新編成で録音した新作アルバム『Seeking the Sources of Streams』2023年1月リリース。台湾の人気室内楽アンサンブル
Cicadaが、新作アルバム『Seeking the Sources of Streams』を2023年1月にCDとデジタルでリリースすることになった。
Cicadaは台湾で絶大な人気を集め、中国・ロシア・日本での単独ツアーも大盛況となり、各地でその支持が広がっている室内楽アンサンブル。今年2022年11月には音楽フェス『PIANO ERA』にて来日公演も行っている。
台湾のグラミー賞ともいわれる金曲獎にノミネートされた前作『Hiking in the Mist』(Amazon / タワレコ)に続く今作は、新たな4人編成で制作。
もともと海をテーマに制作を続けてきたCicadaだが、その源流を辿り、実際に山奥の渓谷を探索する長い旅=自己探求の時間を記録した作品。ピアノ、弦楽器、ギターに加えて、木管楽器、打楽器を新たに加え、内省的で美しいハーモニーとして現出させた意欲作が完成した。
なお、Cicadaは映画『ある男』のサウンドトラックもリリースしたばかり。こちらもチェックしよう。
Cicada – 棲居在溪源之上 Seeking the Sources of Streams (Official MV)
Cicada『Seeking the Sources of Streams』
発売:CD 2023年1月11日(水)
価格:2,530円(税込)
レーベル:FLAU
仕様:CD/DIGITAL
*デジタル版は1月6日(金)先行リリース
Amazonでみる(CD)
TOWER RECORDS ONLINEでみる(CD)
収録曲:
1. Departing in the Morning After Rain
2. Birds and Moist Pine Needles
3. On the Way to the Glacial Cirque
4. Foggy Rain
5. Seeking the Sources of Streams
6. Encounter at the Puddle
7. Raining on the Tent
8. Remains of Ancient Trees
9. Forest Trail to the Home Away Home
作品解説:
台湾で絶大な人気を集め、中国・ロシア・日本での単独ツアーも盛況と、海外でもその支持が広がっている台湾の室内楽アンサンブルCicada。昨年は平野啓一郎原作・石川慶監督、妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝ら出演の日本映画「ある男」のサウンドトラックを担当。ますますその躍進を続けるアンサンブルが新たな4人編成で送る新作アルバムは、もともと海をテーマに制作を続けてきたCicadaが、その源流を辿り、実際に山奥の渓谷を探索する長い旅=自己探求の時間を記録した作品です。源流とは、はっきりと境界で分かれるような湖のようなものではなく、水たまり、季節ごとの流れや、岩や砂の孔によって形成されていることに気づいた彼らは、物事のありかたから目的や方向性といったものが消え、新しい多層的なものへ向かう可能性を象徴しているように思えたといいます。源流だけではなく、キャンプ場での霧雨、テントに降り続ける夜半の雨、出発時の葉の上の露…山を形作っている雨と水は、このアルバムの中心的なテーマとなりました。静謐さと躍動感、多層的な音楽構成が見事な表題曲の長編を筆頭に、ピアノ、弦楽器、ギターに加えて、木管楽器、打楽器を新たに加え、源流のインスピレーションから表現の幅をさらに広げた本作。森にみられる様々な生物・静物のテクスチャー、自然の誕生と死のサイクル、森羅万象全てを受け入れるかのような神秘の表情を、内省的で美しいハーモニーとして現出させた意欲作となっています。
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台湾の室内楽アンサンブル:Cicada、映画『ある男』のサウンドトラックを担当。メインテーマ「A Man Main Theme」リリース
インフォメーション
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