2020-09-01 18:00 Fuhito Kitahara

ミュージックソムリエ協会、日台の交流を深める『台灣文化倶楽部』始動。10月からオンライン講座『日台音楽交流の歴史』開催

Pocket

NPO法人ミュージックソムリエ協会が『台灣文化倶楽部』を始動し、オンライン講座『日台音楽交流の歴史~100年の絆、そして未来へ』を10月からスタートさせることになった。

 
ミュージックソムリエ協会は、CDショップ大賞などを開催するNPO法人。『台灣文化倶楽部』は音楽文化交流を軸として、日本と台湾の交流をさらに深めていきたいと設立された。

 
今回のオンライン講座は活動の第1弾として行われるもので、100年以上の日台の音楽交流の歴史を学んでいく。統治時代・戦後・戒厳令解除後の台湾の各時代の音楽を入口に、現在の台湾インディーズなどの音楽情報や、台湾を語る際に欠かせない原住民の音楽などについて、台湾の歴史、そして日本との関わりを知ることもできる。

 
また日本統治時代の歌手の音源や写真など貴重な音楽資料なども見ることができるほか、hibiki Culture Lab協力のもと台湾からのゲストを交えたトークセッションなども開催予定。講師は、作詞家で台湾での音楽関連の仕事も経験している京えりこ氏が担当する。

 
台湾の歴史を知りたい人、台湾の音楽や歌が好きな人、台湾と音楽交流をしたい日本の音楽関係の人たちにもオススメの講座になりそうだ。

 

オンライン講座『日台音楽交流の歴史~100年の絆、そして未来へ』詳細および申し込み
https://www.musicsommelier.jp/posts/9326883?categoryIds=2558955

 

このたび、NPO 法人ミュージックソムリエ協会では、台灣文化倶楽部を立ち上げました。ここでは、音楽文化交流を軸として台湾と日本の交流を更に深めていきたいと考えています。

ミュージックソムリエ協会では、過去にも台湾との音楽交流を図って参りました。交流を通して、台湾・日本双方が 辿ってきた歴史、絵画などのアート、映画や演劇、書籍、建築などの文化財、豊かな自然、食などを知る機会に恵まれ、何よりも台湾の方たちの温かさにも触れて参りました。そして昨年は、台湾のオーディオメーカー、コード&メジャー社と【利き耳倶楽部 Vol.1 音楽文化を巡るストーリー×台湾発!世界が恋する「ジャンル別イヤホン」体験会】というイベントを、誠品生活日本橋にて共催いたしました。
これらの経験から、日本と台湾のおよそ 100 年にわたる文化交流は、一般的に知られているものよりも深く、そして固く結ばれていると気付かされました。多くの方が台湾文化へ興味を持っています。また、日本のアーティストが台湾 で公演するなど、現在も多くの交流が図られています。この交流を更に継続するためには、台湾を知ること、そして日 本と台湾の文化交流の歴史を体系的に知ることが重要だと感じています。どの国や地域でも文化は一日では出来ません。 私たちミュージックソムリエ協会は、「音楽」を軸にしながら、双方の文化交流を未来につなげていきたいと思います。


インフォメーション

タイトル
開催日時
開催場所
料金
アクト
連絡先
WEBサイト NPO法人ミュージックソムリエ協会 公式サイト
WEBサイト オンライン講座 詳細
twitter https://twitter.com/musicsommelier
facebook
この記事の画像


関連記事:
こちらのニュースもどうぞ: