2018-07-27 12:00 Fuhito Kitahara

THE COLLECTORS、日本初のモッズドキュメンタリー映画『さらば青春の新宿JAM』完成。新宿JAMラストライブと1980年代東京モッズシーンを記録

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THE COLLECTORS主演のドキュメンタリー映画『さらば青春の新宿JAM』が、11月23日(金・祝)より新宿ピカデリー他にて劇場公開されることが決定した。

 
今作は、THE COLLECTORSが結成後に初ワンマンライブを行った原点「新宿JAM」が2017年いっぱいで閉店するにあたり、閉店直前の2017年12月24日に行った初ワンマン完全再現ライブへと向かう姿と、関係者によって語られる1980年代から現在へと続く東京モッズカルチャーとは何かを追った作品。

 
また今作はTHE COLLECTORSにとって初のドキュメンタリー映画にして、日本初のモッズドキュメンタリー映画で、新宿JAMを拠点に盛り上がりを見せた東京モッズカルチャーが日本の音楽に与えた影響や、そのシーンとは一体何だったのかが数々の証言で次第に浮き彫りになる。

 
監督は、BOREDOMSやアナーキー、bloodthirsty butchersなどのドキュメンタリー作品で知られる映像作家・川口潤氏が務めた。

 
THE COLLECTORSファンだけではなく、すべての音楽ファンが楽しめる作品になりそうだ。

 

加藤ひさし、古市コータロー、川口潤監督によるコメントが発表された。

ベスパとフレペのポロとリッケンバッカー3000が宝物だった時代。今の俺はそこから始まってまだそこにいるんだよ。今もモッズのままってことさ。
加藤ひさし

 

あの頃の新宿はロックンロール・ドリームであふれていた。タイムマシンに乗ってちょっと覗きに行って来たんだ。
古市コータロー

 

都会の景色はいつだって目まぐるしく変わり続け、月日は流れ、そこにかつてあった景色はいずれ誰も気にしなくなる。ここに映し出したのは、そんな大都会に「ただあった」だけのライブハウスにまつわる街の風景画でもなければ、かつてあったであろう景色を記録に残して語った回想記でもない。そういったものを全部ひっくるめて30年以上にもわたって音に焼き付け続けているロックバンドの魂の陰影であり、そこにこびりついて消えることのないストリートの香りである。
川口潤監督

 

 



 

THE COLLECTORS~さらば青春の新宿JAM~

 
公開:
2018年11月23日(金・祝)より
新宿ピカデリーほかにて劇場公開

 
主演:
THE COLLECTORS
 加藤ひさし、古市コータロー、山森“JEFF”正之、古沢“cozi”岳之

 
出演:
會田茂一、岡村詩野、片寄明人、黒田マナブ、THE BAWDIES、真城めぐみ、峯田和伸、リリー・フランキー、The NUMBERS!、他

声:
曽我部恵一

 
監督・編集:
川口潤

 
音楽:
THE COLLECTORS(主題歌「明治通りをよこぎって」)

制作:
アイランドフィルムズ

製作:
THE COLLECTORS映画製作委員会

 
http://thecollectors-film.com
https://twitter.com/Collectors_Film
https://www.facebook.com/TheCollectorsFilm1123/

 

THE COLLECTORS(ザ・コレクターズ)

1986年初頭、THE WHOやPINK FLOYDといったブリティッシュ・ビート・ロックやブリティッシュ・サイケ・ロックに影響を受けた加藤ひさし(Vo.)と古市コータロー (G.)が中心となって結成。翌87年11月にアルバム『僕はコレクター』でメジャーデビュー。91年1月にリズム隊のメンバーチェンジを行ない、小里誠(B.)と阿部耕作(Dr.)が加入。2009年よりスタートした加藤ひさし(Vo.)と古市コータロー(G)によるポッドキャスト「池袋交差点24 時」が話題となり、2009年iTunesのポッドキャスト番組ベスト25に選出され、現在も大好評配信中。2014年3月末、ベースの小里誠が脱退し山森“JEFF”正之が正式に加入。6月にドラムの阿部耕作が脱退。7/20には日本コロムビアより、92年にリリースされた楽曲「愛ある世界」を多数のミュージシャンにより再レコーディングされ、「愛ある世界 -30th Anniversary Session」として発売される。9/7には30周年記念CD BOX SETとBEST ALBUMが発売。12/7には22枚目のアルバム『Roll Up The Collectors』を発売。2017年になり、サポートとして参加していたドラマー、古沢“cozi”岳之がメンバーとして正式加入。新生ザ・コレクターズとして、メジャーデビュー30周年を迎え、2017年3月1日に日本武道館公演を開催。大盛況のうちに終了。日本武道館公演映像作品が6/7に発売され、過去最多の32公演のツアーを行ない、最終日の中野サンプラザホールは即日完売で大盛況のうちに幕を閉じた。クリスマスイブの12月24日にはデビュー前のホームであり閉店の決まった<新宿JAM>でのライブを決行。まさにその模様が本作に収められている。2018年は1月より12ヶ月連続のマンスリー・ライブを渋谷クラブクアトロで開催することが決定。そして11/23(金・祝)に映画『THE COLLECTORS~さらば青春の新宿JAM~』の劇場公開が控えている。

 

川口潤(Jun Kawaguchi)

SPACE SHOWER TV / SEPを経て2000年に独立。SPACE SHOWER TV 時代はブライアン・バートンルイスと共に「SUB STREAM」「MEGALOMANIACS」といった人気音楽番組を制作。独立後はミュージックビデオ、ライブDVD、音楽番組の演出等を多数手がける。2008 年<BOREDOMS>のライブドキュメンタリー『77BOADRUM』を自主制作、自主配給で日本全国横断、海外上映をし映画監督デビューを果たす。同年1980年代のパンクバンド<アナーキー>のドキュメンタリー映画『アナーキー』(太田達也監督)にリミキサー(追加撮影、再構築)として参加。2011年に劇場公開された<bloodthirsty butchers>のドキュメンタリー映画『kocorono』は国産音楽ドキュメンタリーの真骨頂として音楽ファンだけでなく映画ファンに今なお支持されている。2013 年、東北の被災地に立つライブハウスツアーを敢行した HIP HOPグループ<THA BLUE HERB>の活動を追った DVD作品『PRAYERS』が話題となる。2014 年にはミニシアターでスマッシュヒットを記録した<TEENGENERATE>のドキュメンタリー『GET ACTION!!』(近藤順也監督)に撮影・ 編集として参加。監督作品として『山口冨士夫 / 皆殺しのバラード』を発表。2016年には飛ぶ鳥を落とす勢いのラスティックストンプバンド<OLEDICKFOGGY>初のドキュメンタリー作品『オールディックフォギー / 歯車にまどわされて』を劇場公開。2015年に急逝したD.Lことデウラージ(BUDDHA BRAND)の追悼ドキュメンタリー番組にも監督として参加し2017年にSPACE SHOWER TVで放映される。音楽ファンの間でいま最も信頼の置かれている映像作家である。

[主な作品]
劇場公開作品:『77BOADRUM』(2008)、『kocorono』(2011)、『山口冨士夫 皆殺しのバラード』(2014)、『オールディックフォギー / 歯車にまどわされて 』(2016)

DVD/Music Video:eastern youth、THA BLUE HERB、Turtle Island、SKY-HI、CHARA、髭(HiGE)、忘れらんねえよ、など


インフォメーション

タイトル
開催日時
開催場所
料金
アクト
連絡先
WEBサイト THE COLLECTORS 公式サイト
WEBサイト 映画 公式Twitter
twitter https://twitter.com/info_collectors
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