THE BANDの伝説的ライブドキュメント映画『The Last Waltz』40周年記念上映が決定。大音響リマスター映像で4月14日から全国ロードショー
マーティン・スコセッシ監督のライブドキュメント映画『ラスト・ワルツ』の40周年記念上映が、4月14日(土)からヒューマントラストシネマ渋谷など全国でロードショーされることになった。
この『ラスト・ワルツ』は、当時新進気鋭の監督だったマーティン・スコセッシが、実力派のロックバンド「THE BAND」の解散ライブのステージ演出を行い、その熱狂と興奮を記録した画期的なライブドキュメント映画。
伝説のライブは、1976年11月25日にサンフランシスコのウィンターランドで開催。
ザ・バンドがバックバンドを務めたこともあるボブ・ディランをはじめ、エリック・クラプトン、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、ヴァン・モリソン、ドクター・ジョン、マディ・ウォーターズなど、THE BANDと親交のあった音楽史に大きな足跡を残した偉大なミュージシャンたちが登場し、ザ・バンドと共演している。
今年は公開から40年という節目の年。初のデジタルリマスターにより鮮やかな映像でよみがえり、パワフルな大音量による公開が決定。映画の冒頭で表示される「大音量で上映すること」をまさに地で行く上映となる。
『ラスト・ワルツ』予告編
THE BAND 1959年、ロカビリーの帝王ことロニー・ホーキンスのバックバンド「ザ・ホークス」としてカナダ・ロック界に衝撃のデビュー。3年後に独立、ジャズのジョニー・ハモンドらと共演した後、ボブ・ディランから声がかかり、66年のディランのワールドツアーを皮切りにそのバックバンドとして活動を開始。68年、「ザ・バンド」の新グループ名でファーストアルバム「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」をキャピトル・レコードからリリース。続いて「ザ・バンド」「ステージ・フライト」「南十字星」などのヒット・アルバムを立て続けにリリース。ブルース、カントリー、ロックが渾然一体となったスタイルでロック史上における存在を確たるものとした。リーダーでリードギター、ボーカルのロビー・ロバートソンは本作の製作にも関わっている。40周年記念にあたる2018年、ロビー・ロバートソンの自伝も邦訳されて刊行される予定だ
マーティン・スコセッシ 1970年代初めからアメリカ映画界の新進として注目された。生まれ育ったニューヨークを舞台に、暴力や裏社会を描く映画が多いが、信仰、誘惑、罪や贖罪など、道徳や宗教的な テーマを通じて、社会の暗部や人間精神の奥底をあぶり出していくのが特徴。1976年に『タクシードライバー』でカンヌ映画祭パルム・ドール、2006年に『ディパーテッド』で アカデミー賞®を初受賞。1970年代から90年代初めにかけてはロバート・デ・ニーロ、21世紀に入ってからはレオナルド・ディカプリオと組んだ作品が多い。1990年には映画の補修・保存のための非営利組織 The Film Foundation を設立。黒澤明監督の『夢』(1990) にゴッホ役で出演した。最近はテレビドラマも手掛ける。 |
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WEBサイト | : | ヒューマントラストシネマ渋谷 |
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