メディアレーベルlute、進行性がんを公表しているラッパー・ECDの闘病ドキュメンタリーを公開。命の言葉をつむぐ楽曲制作風景と家族に密着
進行性がんを公表しているラッパー・ECDの闘病ドキュメンタリー映像が、メディアレーベル「lute」のYouTubeチャンネルで公開された。
今回公開されたドキュメンタリー映像には、2016年初秋に上行結腸と食道が進行性がんに罹患していることを公表した日本最高齢の現役ラッパー・ECDが、身ひとつで音楽と向き合う様子や、いつか来る家族最後の日を写真に収め続ける写真家で妻の植本一子氏、いつも通りに過ごそうと明るく生きる2人の娘との、石田家の今の日常が収められている。
ディレクションはECDのミュージックビデオを手掛ける佐々木堅人氏が担当。本作はスペースシャワーTVのアーカイブサイトDAXとluteのコラボレーション作品第一弾となっている。
Narration:OMSB
Illustration:沖真秀
Director:佐々木堅人
Produce:DAX / lute
56歳、現役ラッパー。一筋縄ではいかなかったキャリアと、家族でいる幸せな時間、そして闘病。 2016年初秋に、上行結腸と食道が進行性がんに罹患していることを公表した日本最高齢の現役ラッパー・ECD(石田義則・56歳)。
闘病を続ける夫のとなりで、「家族最後の日」を写真に収め続ける妻・植本一子 いなくなってもいい、娘たちと3人で暮らしていける。そう思っていたという妻の植本一子だが、いざ現実に直面するとECDの存在の大きさに驚いたという。飾らない言葉、被写体の感情まで蘇るような写真、この状況から生まれてくる瞬間を、彼女は『家族最後の日』として一冊の本にしたためていた。
音楽仲間からのドネーション、力の限りのレコーディング、妻の気持ち、そして今。 ECDが自身の病を公表してから、次々とドネーションに向けてアクションを起こし始めるかつて一緒に音楽で通じ合った仲間たち。TシャツやCD、ポスター等のグッズを制作し、ライブでチャリティーグッズとして販売。ECDは収益金を仲間から受け取ると、家族に残せるお金でもあると語り、そのお金を握りしめた。 |
1960年生まれ。87年にラッパーとして活動開始。96年には伝説のヒップホップ・イベント「さんピンCAMP」のプロデュースを経て、03年からは自身のレーベルFINAL JUNKYから作品を発表している。 https://soundcloud.com/ecd-1
1984年広島県生まれ。2003年にキヤノン写真新世紀で荒木経惟氏より優秀賞を受賞。写真家としてのキャリアをスタートさせる。広告、雑誌、CDジャケット、PV等幅広く活躍中。2013年より下北沢に自然光を使った写真館「天然スタジオ」を立ち上げ、一般家庭の記念撮影をライフワークとしている。著書に「働けECD~わたしの育児混沌記~」(ミュージック・マガジン)「かなわない」(タバブックス)がある。 Nidi gallery企画展 植本一子写真展「家族最後の日の写真」 開催期間:
DAX ‒Space Shower Digital Archives X- スペースシャワーTVが運営するテレビ放送とYouTubeを融合させた音楽映像プロジェクト。テレビ放送は毎月第4火曜日25時からスペースシャワーTVにて放送。YouTubeではテレビ放送ではダイジェストだったライブの完全版を配信。インディペンデントな活動を行なっているアーティスト・イベントを中心に、ジャンルにとらわれずにエッジでオルタナティブなシーンを紹介。 https://www.youtube.com/user/daxjpcrew lute(ルーテ)は国内外のクリエイターの才能をつなぎ、ポストデジタル時代のカルチャーを届けるメディアレーベルです。 最先端のシーンで活躍する気鋭のクリエイターとアーティストをつなぎ、luteでしか見ることのできないMVやライブ映像、ドキュメンタリービデオ、テキスト記事、限定イベント等、ただ見る・聞くだけにとどまらない、ポストデジタル時代のカルチャーを体感できるメディアコンテンツを発信します。 lute公式サイト |
インフォメーション
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WEBサイト | : | lute YOUTUBEチャンネル |
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