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今年5月27日・28日にパリのMaison de la Culture du Japon à Paris（日本文化会館）で上演されたワーク・イン・プログレス『Parade for The End of The World』の模様が、全表現者のためのデジタルメディア「lute」にて公開された。

 
この「Parade」は、1917年にパリ・シャトレ座にて上演された約15分ほどの伝説的バレエ作品。音楽をエリック・サティ、美術をパブロ・ピカソ、脚本をジャン・コクトーが担当するという画期的なコラボレーション作品だった。

 
それから100年を迎えるにあたり、「世界の終焉に向かうパレード」をテーマにリメイクされた『Parade for The End of The World』では、ボーカロイドオペラ「THE END」で世界的に脚光を浴びた渋谷慶一郎が音楽を、パリ・オペラ座のスターダンサーであるジェレミー・ベランガールがダンスと振り付けを、ヴィデオアーティストのジュスティーヌ・エマが映像を担当している。

 
なお、今回の本編に先立ち、インタビュー形式で綴られたドキュメンタリーもすでに公開されている。この中では、1993年のアヴィニョン演劇祭で「Parade」再演の舞台美術を担当したパリ在住の日本人アーティスト・黒田アキ氏のスペシャルインタビューも収録されている。

『Parade for The End of The World』Performance

 

ドキュメント「Parade for The End of The World」 Full version