2019-07-29 12:00 Fuhito Kitahara

múm、デビューアルバム『Yesterday Was Dramatic – Today Is OK』20周年記念盤を8月23日に発売決定

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múm(ムーム)が、デビューアルバム『Yesterday Was Dramatic – Today Is OK』20周年記念盤を8月23日(金)にリリースすることになった。

 
オリジナル盤は1999年12月23日にリリースされ、2000年前後に発展を遂げることになるエレクトロニカと呼ばれる音楽ジャンルの礎を築いたもっとも重要な作品のひとつとみなされている作品。

 
当時、生楽器ベースのプロダクションで電子音を使用するアプローチはまだそれほど多くはなく、クラリネット、アコーディオンやストリングスなどの生楽器と細やかなグリッチノイズとドリルンベースにインスパイアされたチョップ・ビート、華やかなエレクトロニクス、そして美しいウィスパー・ヴォイスのヴォーカルを融合させたサウンドは、それから後のエレクトロニックミュージックに多大な影響を与え続けている。

 
今回の再発にあたりオリジナルの10曲はリマスタリングが施され、新たにクロノス・カルテット、ハウシュカ、ソーレイによるリワークに加え、2001年にリリースされた同作品のリミックスアルバム『Remixed』より、Ruxpin、Bix、µ-Ziq、Biogenによるリミックス4曲も収録した2枚組仕様となる。

 
リマスタリングはヨハン・ヨハンソン、ソーレイ、パスカル・ピノンなど数々のアイスランド人アーティストの作品を手がけるフランチェスコ・ドナテッロ氏が担当。

 
なお国内流通盤のみ、長年アイスランドの音楽シーンを日本に紹介しつづけている小倉悠加氏によるライナーノーツ付きとなる。

 
 


Kronos Quartet & múm: Smell Memory

 
 

 
múm『Yesterday Was Dramatic – Today Is OK (20th Anniversary Edition) 』

発売:2019年8月23日(金)
価格:2,700円+税
品番:AMIP-0185
レーベル:Morr Music
販売元:株式会社インパートメント
仕様:国内流通盤CD / 国内流通盤のみライナーノーツつき
ライナーノーツ:小倉悠加(ICELANDia)

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収録曲:
[Disc 1]
1. I’m 9 Today (2019 Remaster)
2. Smell Memory (2019 Remaster)
3. There Is A Number Of Small Things (2019 Remaster)
4. Random Summer (2019 Remaster)
5. Asleep On A Train (2019 Remaster)
6. Awake On A Train (2019 Remaster)
7. The Ballað Of The Broken Birdie Records (2019 Remaster)
8. The Ballað Of The Broken String (2019 Remaster)
9. Sunday Night Just Keeps On Rolling (2019 Remaster)
10. Slow Bicycle (2019 Remaster)

[Disc 2]
1. The Ballað Of The Broken Birdie Records (Ruxpin Remix II)
2. Smell Memory (Bix Remix)
3. There Is A Number Of Small Things & The Ballað Of The Broken Birdie
Records (µ-Ziq Straight Mix)
4. The Ballað Of The Broken Birdie Records (Biogen Mix)
5. Smell Memory (Kronos Quartet Rework)
6. Random Summer (Hauschka Rework)
7. Ballað Of The Broken String (Sóley Rework)

 
作品解説:
1999年12月23日にアイスランドでひっそりとリリースされた1枚の作品がエレクトロニック・ミュージックの風景を一変させた。いまやアイスランドを代表するバンドとなったムームのデビュー・アルバム『Yesterday Was Dramatic – Today Is OK』。当時、クリスマスで忙しい人々は若いバンドがレイキャビックの路上で売るレコードには見向きもしなかった。だが、ほどなくしてこの作品は世界に発見され、2000年前後に発展を遂げることになるエレクトロニカと呼ばれる音楽ジャンルの礎を築いたもっとも重要な作品のひとつにみなされるまでになった。

当時、生楽器ベースのプロダクションで電子音を使用するアプローチはまだそれほど多くはなく、クラリネット、アコーディオンやストリングスなどの生楽器と細やかなグリッチノイズとドリルンベースにインスパイアされたチョップ・ビート、華やかなエレクトロニクス、そして美しいウィスパー・ヴォイスのヴォーカルを見事に融合させたムームのサウンドは後世に多大な影響を与えた。グンナル・オルン・ティーネス、オルヴァル・ソーレヤルソン・スマウラソン、ギーザ・ヴァルティスドッティル、クリスティン・アンナ・ヴァルティスドッティルの4人の若者が奏でたサウンドは20年もの時を経たいまも輝きを放っている。

本作は名作『Yesterday Was Dramatic – Today Is OK』のリリース20周年を記念する再発盤で、再発にあたりオリジナルの10曲はリマスタリングが施されている。新たにクロノス・カルテット、ハウシュカ、ソーレイによるリワークに加え、2001年にリリースされた同作品のリミックス・アルバム『Remixed』より、Ruxpin、Bix、µ-Ziq、Biogenによるリミックス4曲を加えた2枚組仕様。リマスタリングはヨハン・ヨハンソン、ソーレイ、パスカル・ピノンなど数々のアイスランド人アーティストの作品を手がけるフランチェスコ・ドナテッロが担当。

また国内流通盤のみ長年アイスランドの音楽シーンを日本に紹介しつづけている小倉悠加によるライナーノーツつき

 



 
múm(ムーム)

1997年にグンナル・オルン・ティーネスとオルヴァル・ソーレヤルソン・スマウラソンによってレイキャヴィックにて結成。その後、双子姉妹のギーザとクリスティン・アンナ・ヴァルティスドッティルが参加。1999年にTMT Entertainmentにデビュー・アルバム『Yesterday Was Dramatic – Today Is OK』をリリース以降、アイスランドを代表するバンドとして活躍しつづけている。これまでにFatCat Records、Morr Musicから合計6枚のアルバムを残している。


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