2019-06-30 22:00 Fuhito Kitahara

中村佳穂、ニューシングル『Lindy』7月3日に配信リリース。ダンサンブルでグルーヴィーな最高に気持ち良い楽曲

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中村佳穂が、ニューシングル『Lindy』を7月3日(水)に配信リリースすることになった。

 
中村佳穂は、2018年11月にリリースした最新アルバム『AINOU』が2018年ベストアルバムとも呼び声が高く、FUJI ROCK FESTIVAL’19をはじめフェスにも出演が決まり、注目度が増すシンガーソングライター。

 
ギターと三味線の中間のような音を奏でる自作楽器・エレキ六線の穏やかなリフから始まる今作は、前作と異なり打楽器や弦楽器が中心で、ダンサンブルでグルーヴィーで中村特有の即興感がよりストレートにでた楽曲。

 
演奏メンバーには、お馴染みの荒木正比呂(Key)、深谷雄一(Dr)というレミ街のふたりに、中村が共作を望んでいた馬喰町バンドの武徹太郎(Gt, エレキ六線、トリフォン)と織田洋介(コントラバス)が参加している。

 
7月13日(土)の恵比寿リキッドルームでのワンマンライブはSOLD OUTし、7月26日(金)にはFUJI ROCK FESTIVAL’19にも出演。ますます盛り上がっていく彼女の現況が著しく表れた活発な歌をチェックしよう。

 
 

 
中村佳穂『Lindy』

発売:2019年7月3日(水)
価格:270円
仕様:デジタル

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作品解説:
中村佳穂、大注目を浴びたアルバム「AINOU」から8か月ぶりの配信シングルをリリース。

昨年11月リリースのアルバム『AINOU』は、一躍、彼女の名を音楽界に知らしめたアルバムだった。約2年半に渡り、合宿生活を基本にして作り込んだこだわりのトラック。ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文が設立した音楽の新人賞「APPLE VINEGAR Music Award 2019」大賞を受賞したり、中村自身も「関ジャム 完全燃SHOW」、「バズリズム02」などのテレビ番組で大きく取り上げられた。

2枚目のジンクスではないが、次作は彼女にとっても聴き手にとってもハードルが高くなると勝手に思い込んでいた。そして、8ヶ月ぶりの音源となる配信限定シングル『Lindy』。普通だと8ヶ月は充分な期間だが、あの濃厚でぶっ飛んだ『AINOU』の後では短すぎる期間のようにも感じた。が、そんな考えは一聴した瞬間にかき消される。

ギターと三味線の中間のような音を奏でる自作楽器であるエレキ六線の穏やかなリフから始まり、そこに「ハッとして ピンときたんだ LINDY」という中村のつんざきが入る。否が応でも、それこそ本当にハッとしてしまう。わずか20秒弱で、前作から次の世界へと鮮やかに飛んでいる事にピンときてしまう。それも今作は前作と異なり、打楽器や弦楽器が中心。だからこそのなのか、ダンサンブルでグルーヴィーな感じ、そして、中村特有の即興感が、よりストレートに届けられる。トリフォンによって神秘的なガムランを思わせる心地良い音が鳴らされ、一気にトリップ感覚に導かれるのも最高に気持ち良い。全体的にシンプルな音作りのみで攻めていく姿勢。完全に強度が増している。

演奏メンバーは、お馴染みの荒木正比呂(Key)、深谷雄一(Dr)というレミ街のふたりに、中村が共作を望んでいた馬喰町バンドの武 徹太郎(Gt, エレキ六線、トリフォン)と織田 洋介(コントラバス)。2分40秒あたりで、男性陣による儀式の掛け声を彷彿とさせる合唱に、中村の声を震わせて響かせる歌声が絡みついていく。たまらなく高揚してしまうシーン。ここで歌われる言葉は、「全部あげる 私のものは」。聴き手に対して意識的になっている事も真っ直ぐ伝わってくる。

7月13日の恵比寿リキッドルームでのワンマンライブもSOLD OUT。7月26日には「FUJI ROCK FES」にも出演。今作は、ますます盛り上がっていく彼女の現況が著しく表れた活発な歌になっている。

 
 

 
中村佳穂『AINOU』

発売:2018年11月7日(水)
価格:2,800円+税
品番:DDCB-14061
レーベル:AINOU

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収録曲:
01. You may they
02. GUM
03. きっとね!
04. FoolFor 日記
05. 永い言い訳
06. intro
07. SHE’S GONE
08. get back
09. アイアム主人公
10. 忘れっぽい天使
11. そのいのち
12. AINOU

 


中村佳穂 “きっとね!” (Official Music Video)

 



 
中村佳穂

「手は生き物、声は祈り。」
1992年生まれ、京都、ミュージシャン。20歳から本格的に音楽活動をスタートし、音楽その物の様な存在がウワサを呼ぶ。ソロ、デュオ、バンド、様々な形態で、その音楽性を拡張させ続けている。ひとつとして同じ演奏はない。見るたびに新しい発見があるその姿は、今後も国内外問わず、共鳴の輪を広げていく。

2016年『FUJI ROCK FESTIVAL』出演。2017年 tofubeats『FANTASY CLUB』コーラス参加。imai(group_inou)『PSEP』コーラス参加。ペトロールズ『WHERE, WHO, WHAT IS PETROLZ?? -EP』参加。蓮沼執太「CHANCE feat.中村佳穂」配信中。


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WEBサイト 中村佳穂 公式サイト
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