2019-06-21 18:00 Fuhito Kitahara

Vityazz、1stアルバム『11034』から幻想的なダンスを魅せるMV「How days slided」公開。各方面からのレコメンドコメントも

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Vityazz(ヴィチアス)が、本日6月21日(金)に発売した1stアルバム『11034』から「How days slided」のミュージックビデオを公開した。

 
彼らは、2015年に東京で結成。現代的なジャズサウンドとポリリズムや変拍子のグルーヴをクロスオーヴァーした新世代ジャズユニットで、メンバーは各方面で活動する音楽家で構成されている。

 
世界各地で勃興している新世代ジャズムーヴメントの潮流は決して日本も例外ではなく、数多くの新世代アーティストが活躍する中で新たに現れたのがこのVityazzだ。

 
今回公開されたMVは、井上大地氏が監督。アートディレクターをKAZUKI氏が担当し、ダンサーの野島良太が出演している。幻想的なダンスを魅せている。

 
また、発売を記念してbohemianvoodooの山本拓矢氏、DJ/音楽ライターの大塚広子氏など多数の推薦コメントも公開された。MVと合わせてチェックしてみよう。

 
 


Vityazz「How days slided」(Official Video)

 


Vityazz 1stアルバム『11034』ティーザー

 
 

 
Vityazz『11034』

発売:‪‪2019年6月21日(金)‬‬
定価:1,980円+税
品番:PCD-18867
レーベル:P-VINE
※6/21にタワーレコード先行発売

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収録曲:
01. How days slided
02. Mind balance
03. 02
04. Cuff
05. Filament
06. Toss
07. Swirl
08. Delight in the ground
09. Starbow
10. Undercurrent

 

レコメンドコメント(五十音順)

 

アルバム自体がまるでひとつの映画のよう!インストの高い技術にふんわりと溶け込むボーカル嘴音杏の歌声がなんとも心地よい。 時間を選ばず、頭から終わりまで通して聞ける1枚!

有坂美香

 
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ソリッドなリズムでありながら、まるで深い海の中で光と暗闇の狭間を漂うような淡い質感。
オープニングからアルバムを通して彼らの強い美意識が貫かれる。
ラストソング「Undercurrent」ではタイトルに反して、深海の旅を終え水面に浮かび上がるようなカタルシスを感じた。
様々な対比が同居した音楽だ。

市野元彦 (rabbitoo、Time Flows Quartet)

 
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技術とセンス共に備えた師を持ち、幅広いフィールドが下地にある彼ら。そしてなによりたくさんの音楽を真摯に聴いている。
そんなVityazzの音楽を私は絶対的に信頼しています。身体の奥底を刺激する、静かで揺るぎないグルーヴ。生の演奏も必見です。

大塚広子

 
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私は文鳥を飼っているのですが、文鳥はなんとも難しい、規則性のないような音や拍子やテンポで歌います。しかしそれは心地よく、愛に溢れた、とても愛おしい音楽なのです。Vityazzは文鳥と同じです。文鳥の求愛ソングと全く同じです。決して難しいものではなく、実はこれが「自然」に1番近い音楽なのかもしれません。日々忙しくストレスが溜まっている方にぜひオススメしたいアルバムです!

町あかり

 
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ジャズ、ポストロック、オルタナティヴ…どれにも当てはまりそうで、どれでもない。
そうした陳腐な言葉を飛び越える音楽、Vityazz。
途中から変拍子であることも忘れて、その名が意味する通りこのアルバムの海にただ体を委ねていた。
真夜中、明け方、または目眩がするような日差しの中。
どれにも溶け込んで、透き通ってしまう音。そしてそれで良いと思うのだ。

桃井裕範(Potomelli)

 
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海を想起させる響きを感じるが、打ち寄せる波のような質感ではなく、より長く静かな循環。
抑圧された表現は、地殻変動と極限の水圧という膨大なエネルギー同士のせめぎ合いの中で垣間見える、生命の輝き。
幻影の果てに存在しうるものを描き出す、強い意志の結晶。

山本拓矢(bohemianvoodoo)

 



 
Vityazz(ヴィチアス)

2015年、中川能之(Guitar, Voice)、笠井トオル(Bass, Electronics)、安倍弘樹(Drums)の3ピースで結成。メンバーそれぞれが個々にミュージシャンとして活動する中、現代的なジャズサウンド、ポリリズム&変拍子を取り入れた複雑ながらも身体に訴えかけるグルーヴ、器楽的なヴォーカリゼーションで“インストゥルメンタル”というジャンルの境界線を越え、その領域を拡大するべく活動を開始。ライヴやMusic Videoでは、VJ映像やコンテンポラリーダンスとの共演など、「空間自体を一つの作品として体感する」インスタレーションにも通じる表現活動も展開している。2017年にはシングル『Orbits』を配信限定でリリース(現在は配信終了)、都内を中心にライヴ活動を行い新世代ジャズからポストロックまでクロスオーヴァーするサウンドで注目を集める。2019年にはゲストアクトとして参加していた嘴音杏(Voice)が正式メンバーとして加入、待望の1stフルアルバムを6月にリリースする。

 
メンバー:
嘴音杏(Voice)
中川能之(Guitar)
笠井トオル(Bass/Electronics)
安倍弘樹(Drums)


インフォメーション

タイトル
開催日時
開催場所
料金
アクト
連絡先
WEBサイト Vityazz 公式サイト
WEBサイト Vityazz Instagaram
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