2019-06-11 12:15 Fuhito Kitahara

カジヒデキ、新作アルバム『GOTH ROMANCE』からMV「フランス映画にしようよ」公開

photo by 平間至

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カジヒデキが、6月5日に発売した通算18枚目のニューアルバム『GOTH ROMANCE』から「フランス映画にしようよ」のミュージックビデを公開した。

 
ニューアルバムはカジヒデキの思春期/青春期の相反する二つの世界「ゴスとネオアコ」を表現した作品で、前作『秋のオリーブ』に引き続き堀江博久氏がプロデュース。

 
野宮真貴、おとぎ話、小山田圭吾、NEIL AND IRAIZA、The Wisely Brothers、栗原類、のん等、数多くの多彩なゲスト陣を迎えて制作。かせきさいだぁが作詞をした1曲以外、本人が作詞作曲をが担当している。

 
今回MVが公開された「フランス映画にしようよ」は、アルバム冒頭を飾るゴージャスなポップチューンで、冗談伯爵の新井俊也がアレンジを担当。ザ・なつやすみバンドの中川理沙がゲストボーカルとして参加している。

 
MVは関山雄太氏が監督を務め、カジヒデキに加え、瀬戸かほ、村上雄飛が出演。

 
また、ニューアルバム用に平間至氏が撮影したカジヒデキの”GOTH SIDE”新アーティスト写真も公開された。

 
さらに、ニューアルバムのプロデューサーである堀江博久氏によるSpotifyプレイリストも公開。カジの初期音源から最新作まで自身が演奏をした曲の中から10曲を厳選している。MVと併せてチェックしてみよう。

 
 


カジヒデキ | フランス映画にしようよ (Official Music Video)

 


カジヒデキ | 水飛沫とファンファーレ (Official Audio)

 


堀江博久さんによる、カジヒデキプレイリスト10曲

 
 

 
カジヒデキ『GOTH ROMANCE』

発売:2019年6月5日(水)
価格:2,800円+税
品番:DDCB-12110
レーベル:BLUE BOYS CLUB | AWDR/LR2

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収録曲:
01. フランス映画にしようよ / FRENCH CINEMA !
02. 水飛沫とファンファーレ / SPRAY AND FANFARE
03. さんでーべいべー / SUNDAY BABY
04. 秘密の夜会 / SECRET GOTHIC PARTY
05. そばかすミルク / FRECKLES MILK
06. 5時から7時までのマキ / 5 TO 7 SHIBUYA-KEI
07. ノンノン・ソング / NON NON SONG
08. 夏の終わりのセシルカット / CECIL CUT (OF THE SUMMER END)
09. 青春のブライトサイド / YOUR BRIGHT SIDE OF THE YOUTH
10. 想ひでサマーぶりーず / THE OLD RADIO CASSETTE
11. ユーモアが行方不明 / HUMOR IS MISSING
12. チョコレートの音楽 / OUR CHOCOLATE MUSIC

 

作品解説:

「ゴスロマンス」というタイトルは、“ゴスとネオアコ”というカジの思春期/青春期の相反する二つの世界を表しています。
ムッシュかまやつをリスペクトし、野宮真貴とデュエット、おとぎ話が演奏した「さんでーべいべー」。ネオアコをイメージし、カジがベース弾き、小山田圭吾がアコーステック・ギターを弾いた「そばかすミルク」。NEIL AND IRAIZA、そして次世代のガールズ・トリオバンド、The Wisely Brothersが演奏、栗原類がゴスをテーマに、ポエトリー・リーディングした「秘密の夜会」。カジ本人がアルバム制作中、のんをテーマに詞曲を書き、レコーディングでは、その場で彼女とデュエットまで実現した「ノンノン・ソング」等、数多くの多彩なゲスト陣を迎えて作られた今作は、かせきさいだぁが作詞をした1曲以外、アルバムの作詞作曲をすべて本人が手掛けています。

ネオ・アコーステックを軸に、ギターポップやソフトロック、90年代初頭のマンチェスター・ムーブメントや、スウェディッシュ・ポップなどを想起させられる多様な音楽性。サウンド面では、フリッパーズ・ギターを手がけてきた吉田仁。同じく90年代初頭の渋谷で、ラブ・タンバリンズを始めCrue-L Recordsの音源を多数手がけていた、森逹彦がミックスで参加。これこそ究極の渋谷系の世界。ゴスやパンク、ボーダーやネオアコまでをも全肯定し、半ズボンで走り抜け、今も昔も変わらず、さわやかな歌声でずっと良いメロディーを描き続けている。まさに奇跡ともいえるミュージシャン、カジヒデキのこれからも象徴する、過去と現在が、陰影の中ポップに美しく鳴り響く作品となりました。

 

 

HIDEKI KAJI 「GOTH ROMANCE TOUR」|

 
出演:
カジヒデキ

バンドメンバー:
堀江博久(key) / 有馬和樹(g) / 牛尾健太(g) / 風間洋隆(b) / 前越啓輔(dr)

 
名古屋
日程:2019.07.18 (THU)
会場:名古屋 Live & Lounge Vio

 
大阪
日程:2019.07.19 (FRI)
会場:大阪 Shangri-La

 
東京
日程:2019.07.29 (MON)
会場:東京 渋谷 WWW

 



 
カジヒデキ

1967年5月08日生まれ。千葉県富津市出身。
1986年、ゴスバンド、Neurotic Doll にベーシストとして加入し、本格的に音楽活動をスタート。
1987年、Lollipop Sonic(後の The Flipper’s Guitar)のデビューライブを観て衝撃をうけ、1989年9月、ネオアコースティック・バンド、BRIDGE を結成。
1990年、The Flipper’s Guitar 監修によるコンピレーション・アルバム「Fab Gear」参加を皮切りに、Crue-L RecordsやA Trumpet Trumpet Recordsなど国内のレーベルのみならず、アメリカ、フランス、スウェーデン等のインディ・レーベルのコンピレーションに参加し、世界中のインディ・ポップ・ファンから注目を集める。
1992年11月、小山田圭吾が主宰していたレーベル、Trattoriaよりデビュー。2枚アルバムをリリース後、1995年に解散。
1996年「MUSCAT E.P.」でソロ・デビュー。
1997年1月に発表したファースト・アルバム「MINI SKIRT」では、世界的なブームになる直前のスウェーディッシュポップの要素を取り入れ、30万枚を超える大ヒットを記録するなど90年代の渋谷系を牽引した。
その後もTore Johansson、Eggstone、The Pastels、Bertrand Burgalatらと制作した作品を発表するなど自身のルーツとなるネオアコースティック|ニューウェイブ|ポストパンクをベースに音楽的な領域を拡げている。
2008年には映画「デトロイト・メタル・シティ」の音楽を担当。主題歌「甘い恋人」がスマッシュヒットする。
またDJイベント「BLUE BOYS CLUB」主宰、TBSラジオ、bayfm、渋谷のラジオでのレギュラー・パーソナリティ、音楽フェス「PEANUTS CAMP」キュレーションなど、音楽の紹介者としても幅広く活躍中。


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