2019-04-19 17:00 Fuhito Kitahara

小坂忠、トリオレコード時代の名盤『CHEW KOSAKA SINGS』『モーニング』を復刻リリース。お蔵出しボーナスディスク付き

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小坂忠が、トリオレコード時代の名盤『CHEW KOSAKA SINGS』『モーニング』を6月19日(水)に復刻リリースすることになった。

 
小坂忠は日本のR&B、ゴスペル、ポップスの礎を築いてきたアーティストで、細野晴臣率いるティン・パン・アレーが最も信頼を置くシンガー。昨年2018年には70年代ロックの名盤『HORO』の全曲再現ライブアルバムもリリースしている。

 
今作は、至福の歌声と、ティン・パン・アレー人脈を中心とした確かな演奏が詰まった名盤2作を本人監修・最新マスタリングによる復刻「オリジナルディスク」と、当時のライブ音源とCMソングを初音盤化した「ボーナスディスク」の2枚組仕様。

 
監修は長門芳郎氏(パイドパイパーハウス)が行なっており、小坂忠のインタビューも掲載される。

 
 

 
小坂忠『CHEW KOSAKA SINGS デラックス・エディション』

発売:2019年6月19日(水)
価格:3,500円+税
品番:CDSOL-1844/45
発売・販売:ソリッドレコード/株式会社ウルトラ・ヴァイヴ
仕様:2枚組CD

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Disc 1
オリジナルリリース:1976年
プロデュース:ミッキー・カーチス
林敏明(ds) / 藤島さとる(g) / 福山元一郎(b) / 冬梅邦光(sax) / 島 健(kb)

1. MUSIC 
2. SEND-OH 
3. MAMA CHINA 
4. SHERRY 
5. YELLOW BIRD 
6. MOONLIGHT OCEAN 
7. GUITAR AND DONUT
8. RAINBOW 
9. HAWAIAN LULLABY (Pua Mai Olay) 

 
Disc 2
ライブ『CHEW KOSKA MORNING MENU CONCERT#1』ヤクルトホール1977
小坂忠(vo, g) / 坂本龍一(Key) / 高橋幸宏(ds) / 徳武弘文(g) / 中川律(sg) / 平野融(b)ほか 
ゲスト:かまやつひろし

1. ありがとう
2. メンバー紹介 ~どろんこまつり ~庭はぽかぽか 
3. 好きなんだから 
4. 早起き山から 
5. はずかしそうに 
6. 山は緑 
7. からす with かまやつひろし

 
作品解説
■ファースト・アルバム『ありがとう』と同じく、ミッキー・カーチスによるプロデュース。クリスチャンとなった小坂版CCM(クリスチャン・コンテンポラリー・ミュージック)の萌芽が覗く傑作。ハワイ録音。ファルセットの効いたレゲエ「MUSIC」、ロックンロール「GUITAR AND DONUT」、爽快な「RAINBOW」、タイトル通りハワイアンのM9等、ヴォーカリストの力量が発揮されたバラエティー豊かなショーボート移籍第一弾アルバム。
■1977年ヤクルトホールでのライブ音源を初音盤化、ボーナスディスクに収録!「ありがとう」「はずかしそうに」といった初期の名曲にかまやつひろしとのデュエット「からす」などを貴重な音源をお蔵出し、(もちろん「どろんこまつり」も収録)。坂本龍一、高橋幸宏をはじめとする豪華ミュージシャンのバッキングにも注目

 
 

 
小坂忠『モーニング デラックス・エディション』

発売:2019年6月19日(水)
価格:3,500円+税
品番:CDSOL-1846/47
発売・販売:ソリッドレコード/株式会社ウルトラ・ヴァイヴ
仕様:2枚組CD

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Disc 1
オリジナルリリース:1977年
プロデュース:小坂忠
林立夫(ds) / 細野晴臣(b) / 田中章弘(b) / 鈴木茂(g) / 吉川忠英(g) / 坂本龍一(kb) / 佐藤博(kb) / 岩沢幸矢(cho) / 岩沢二弓(cho) / 佐藤奈々子(cho)ほか

1. ボンボヤージ波止場
2. 港に架かる橋 
3. フライングソーサー 
4. アイスクリームショップガール 
5. 朝は好きかい 
6. 早起きの青い街 
7. シルクランデブー 
8. フォーカスラブ 
9. 一人じゃないよ 
10. 上を向いて歩こう

 
Disc 2
#1 シングル 
#2~#5 『気まぐれ天使』OSTより
#6~#16 未音盤化CM SONG

1. 気まぐれ天使 
2. 旅ごころ 
3. オレンジの夕暮れ 
4. 友達がいた 
5. からだを起こせ 
6. 日産「ローレル」 
7. 雪印「クリーミーチーズ」 
8. 味の素「クノール・カップスープ」からだをおこせA  
9. 味の素「クノール・カップスープ」からだをおこせB
10. カネボウ「サンデュー」 
11. ダイエー「UCLA Tシャツ」1 
12. ダイエー「UCLA Tシャツ」2 
13. 有隣堂「一冊の本があれば」
14. コダック「コダカラー」A 
15. コダック「コダカラー」B 
16. 同和火災  

 
作品解説:
■細野晴臣、鈴木茂をはじめ、ティン・パン・アレーやブレッド&バター周辺のメンバーが参加。作詞で松本隆も参加、はっぴぃえんどの延長線上にあり、名盤『HOSONO HOUSE』の小坂版とも言える、心和むサウンドとパーソナルな佇まいは色褪せることなく日本のロック史に残る傑作にして、自身がプロデュースした最重要作。自社トラスタジオでの録音。
■ボーナス・ディスクには1976年10月から約一年間、日本テレビ系列で放送された、石立鉄男主演『気まぐれ天使』の大野雄二作曲による主題歌や挿入歌からヴォーカル・トラックを抜粋。さらに初音盤化となるCMソングを収録。アルバム未収録シングル「からだを起こせ」としてもリリースされた味の素「クノール・カップスープ」、小坂らしいSSW作品、有隣堂「いっさつの本があれば」など、幅広い音楽性と情感豊かなヴォーカルはファンのみならず必聴の楽曲を収録。

 



 
小坂忠

1948年7月 東京生まれ
1966年 ロックグループ「ザ・フローラル」でデビュー。
1969年 細野晴臣・松本隆らと「エイプリル・フール」結成。
1970年 ロックミュージカル「HAIR」に出演。
1971年に『ありがとう』ソロデビューを果たすと、ティン・パン・アレーとレコーディングした和製R&Bの金字塔『HORO』(1975年)をはじめ多数の傑作を発表。
1976年からはクリスチャンとしてゴスペルソングに軸足を移して活躍。
1978年 ミクタムレコード設立
2000年 再びティン・パンと活動を開始。
2001年11月 細野晴臣プロデュースによるアルバム『people』をリリース。
2010年3月、35年前の『ほうろう』の16chマルチトラックのマスターテープが発見されたことを機に、新たにヴォーカルのみを録り直した『HORO2010』をリリース
2016年9月 デビュー50周年記念コンサート「let the good times roll!!」開催
2017年8月、癌発覚。切除手術の後、11月奇跡的な復活を遂げ、元気にステージ復帰。
2018年11月に東京国際フォーラムで開催された『ほうろう』プレミアムライブには、荒井由実、矢野顕子、吉田美奈子、高橋幸宏、松任谷正隆、鈴木茂、林立夫をはじめとする錚々たるメンバーが参加し話題に。
ビルボードライブにて開催した『HORO』全曲再現ライブ『HORO 2018 Special
Live』をリリース

その歌声は、年齢を重ねるごとに深みと輝きを増し、その眼差しは常に明日を見つめている。


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