佐藤剛、最新ノンフィクション『ウェルカム!ビートルズ 』電子版を刊行。ビートルズ来日を実現させた明治生まれの紳士たちのドラマを丹念に描く
佐藤剛による最新ノンフィクション『ウェルカム!ビートルズ 1966年の武道館公演を成功させたビジネスマンたち』電子版が、明日6月20日(水)に刊行されることになった。
佐藤剛は、プロデューサーとしてTHE BOOM、ヒートウェイヴ、中村一義をはじめ数多くのアーティストの作品やコンサートを手がけ、著書も多数。2015年より、CDショップ大賞の運営も行うNPO法人ミュージックソムリエ協会の会長を務めている。
この本は、WEBサイト「エンタメステーション」で連載されていた『ビートルズの武道館公演を実現させた影の立役者たち』を大幅に加筆したもの。明治生まれの「サムライ」のような紳士たちが、ビートルズ来日という日本の音楽史におけるひとつのビッグバンにおいて果たした役割を丹念に追いかけたドキュメンタリーだ。
また、電子版では書中で紹介しているレコードジャケットをカラーで掲載。当時の雰囲気をよりつかめるようになっている。
なお、佐藤剛は現在、ボイジャーが運営するWEBサイト「Romancer Cafe」にて『阿久悠と歌謡曲の時代』を連載中。 この連載ではビートルズの来日によって日本に起こった音楽の新しい波を、作詞家・阿久悠を中心にドキュメントしている。
ウェルカム!ビートルズ
1966年の武道館公演を成功させたビジネスマンたち
著書:佐藤剛
発売:2018年6月20日(水)
価格:電子版 1,080円(税込)
発売元:ボイジャー・プレス
※電子書籍版は明日6月20日より各電子書店ストアで順次販売開始
※書籍版は2018年3月に株式会社リットーミュージックより発売
1966年6月に来日し、日本武道館で公演を行ったザ・ビートルズ。それから程なく彼らは ライブ活動を終息させます。すなわちビートルズを日本に招聘できる、ただ一度のチャンスでした。ビートルズのレコードを日本で販売した東芝レコードは、日本を代表する大企業・東芝の小さな事業部として1955年に生まれました。当時の東芝社長、石坂泰三の命を受けてその舵取り役となった石坂範一郎は、幾度の危機を乗り越え、やがて日本を代表するレコード会社へと育て上げます。来日公演が実現した背景には、彼をはじめとしたビジネスマンたちの尽力があったのです。
佐藤 剛(さとうごう) 1952年岩手県盛岡市生まれ、宮城県仙台市育ち。明治大学卒業後、音楽業界誌『ミュージック・ラボ』の編集と営業に携わる。シンコーミュージックを経て、プロデューサーとして独立。THE BOOM、ヒートウェイヴ、中村一義をはじめ数多くのアーティストの作品やコンサートを手がける。2008年に株式会社ファイブディー・ラボを設立。由紀さおりのアルバム『1969』でシニア・プロデューサーを務めた他、マルシア、ジェロの楽曲プロデュース、小泉今日子と浜田真理子による音楽舞台「久世光彦 マイ・ラスト・ソング」の演出なども手がけている。2015年よりNPO法人ミュージックソムリエ協会会長。著書にノンフィクション『上を向いて歩こう』(岩波書店、小学館文庫)、『黄昏のビギンの物語』(小学館新書)、『歌えば何かが変わる:歌謡の昭和史』(篠木雅博との共著・徳間書店)、『美輪明宏と「ヨイトマケの唄」天才たちはいかにして出会ったのか』(文藝春秋)がある。
NPO法人ミュージックソムリエ協会について 「これからの世の中の為に 音楽の価値を信じ 音楽の価値を再定義し・再創出する」 |
インフォメーション
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WEBサイト | : | 佐藤剛 公式サイト |
WEBサイト | : | NPO法人ミュージックソムリエ協会 公式サイト |
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