2017-03-07 21:00 Fuhito Kitahara

my letter、2ndアルバム『僕のミュージックマシーン』4月5日に発売決定。MV「エスケープ」も公開。京都が産んだ愛すべきアートパンクバンド

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my letterが、2ndアルバム『僕のミュージックマシーン』を4月5日(水)に& recordsからリリースすることになった。

 
彼らは、2007年に京都にて結成されたトリオバンド。京都中のバンドやライヴハウスをはじめとした関係者から愛されながらも、長らく公式なリリースがなかったが、2014年12月に1stアルバム『my letter』をリリース。女性によるリズム隊が作り出すグルーヴや、艶やかな2本のギターの絡みからはUSインディー直系の蒼い匂いを放ちつつ、Vo.キヌガサの甲高い声から放たれる日本語詞が強烈な違和感を醸成し、アート・パンク・バンドとも評され大絶賛を浴びる。

 
それから3年、ドラマーの脱退、さらにメンバー全員が京都から移住という難局もさらりとすり抜けて、京都のバンドといった佇まいのまま、さらに芳醇な香りがする会心の2ndアルバムが完成した。

 
ギターとキーボードには、イシダユウキ(Ribet towns)。ドラムスには、河野 巧(e;in)、オクヤマナオキ(パラメヒコ、The Tigers)、三ノ宮弘惠(LOW-PASS)、キャシー(ex-my letter)が参加。レコーディング&ミックスは、panopica-eiji、マスタリングは田辺玄(WATER WATER CAMEL)が担当した。

 
また、リードトラック「エスケープ」のミュージックビデオも公開された。監督は、mouse on the keys、KONCOS、nine days wonder、BALLOONS、ATATA、ホテルニュートーキョーなどを手掛ける土屋恭平氏。

 

推薦コメントが発表されたので紹介したい。

鳴っている音、鳴らされている楽器、振動する空気、歌われる言葉、語感、メロディ。
そんな全てがよりナチュラルに、よりねじれつつ有機的に溶け合った、日本産のインディロック、ギターロックの最高峰へ

DAWA(FLAKE RECORDS)

 

クールな雰囲気なのに、中身は熱くて。ひねくれてるようで、人懐っこい。
稀有な存在感なmy letterの2ndアルバムは、フロム京都toエブリウェアな大傑作です。

中塚 聡(Hello Hawk)

 

いいなあ
何がいいかって、my letterがmy letterでしかない頑固さ。
パンクバンドはこうじゃなきゃな!

モグラ(京都livehouse nano/ボロフェスタ)

 

夢を見ることや追いかけること、好きなことを続けていく為には、相応の代償を払わなければならない、という考え方がある。いつまでも無邪気なままで、青春のままではいられない…歳を重ねれば嫌でもそんな考えが湧き上がってきてしまうものだ。
例えばバンドなんてのはとても脆く儚いもので、構成する皆がそれぞれ少しずつ代償を支払うことでこそ、成り立ちうるものなのかもしれない。

”あきらめていこう たとえば夢とか-”

my letterは2ndアルバムで明らかにその脆さ、儚さを自覚し、その上で前に進もうとしてる。
変化を恐れず紡ぎあげた自分達だけの音。それに彼らは『僕のミュージックマシーン』と名付けたのだ。
距離や時間をもし代償と呼ぶのなら、my letterはそれを強みに変えて、バンドとしてここに立っている。一層柔らかで豊かになった音の煌めきの中で歌うキヌガサ君の声は時に力強く、時に消え入りそうに揺らぎ、でも一点だけを見据えているような確信も携えている。
個と個のぶつかり合いから、集合体で生み出す大きさへ。
バンドとはこうやってまた、強くなっていくのだ。

山口将司(bed)

 
 


my letter – エスケープ / Escape

 
 

 
my letter『僕のミュージックマシーン』

発売:2017年4月5日(水)
価格:2,300円(税抜)
品番:SONIC-018
レーベル:& records
POSコード:4522197125886
流通:PCI
※ハイレゾ・ファイル(24bit/48kHz)のDLコード封入

Amazonで見る

収録曲:
01. ニュータウン・パラダイス
02. エスケープ
03. 僕のミュージックマシーン
04. アンサー
05. 透明になろう
06. なにかしたい
07. 明日になれば 
08. ブルーバード
09. 灰
10. AWK
11. スイート・ホーム・キョート

 



 
my letter

2007年、同じ大学の軽音楽部に所属するメンバーで結成。京都のライヴハウスを中心に活動。2012年秋に創設メンバーであるGt.フジイが脱退、新メンバーまつもとが加入。2014年1月、スウェーデンのMARCHING BANDと共演。メンバーに絶賛され、その演奏シーンが彼らのMVにも使用される。2014年12月、結成から7年を経て初の全国流通公式音源となる1stアルバム『my letter』リリース。リードトラック「アメリカ」が各地でパワープレイになるなど、大絶賛を浴びる。国内勢では、オワリカラ、Hello Hawk、bed、CARD、SuiseiNoboAz、the mornings、toddle、moools、チームマモル(nhhmbase)、Taiko Super Kicks、水中図鑑らと対バン、海外勢ではUSのOWENや+/- {PLUS/MINUS}、YOUNG STATUES、前述のMARCHING BAND、UKのDELTA SLEEPのオープニングを務め、各バンドやそのファンを虜にするなど、洋楽との親和性も高い。2015年10月、ボロフェスタ出演をもって、Dr.のキャシーが脱退。以後、サポートを迎えて活動を続ける。同年11月、金沢のnoidとともに、初のアナログとなるスプリット7インチをリリース。


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