2023-09-15 12:00 Fuhito Kitahara

Mikado Koko、新作アルバム『Untold Melodies 果てなき旋律』発売決定。2020年代の最新技術により1890年代のサウンドとアートを再考

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作曲家/音楽プロデューサーのMikado Kokoが、新作アルバム『Untold Melodies 果てなき旋律』を9月22日(金)にデジタルリリースする。

 
Mikado Kokoは作曲家/音楽プロデューサーで、今年2023年に個人レーベル:Ogiveを設立。ポストデジタル時代のピアノ・レーベルをコンセプトに掲げ、人工知能など2020年代の生成ツールを使って1890年代のサウンドとアートを再考している。

 
そんな新レーベルからの初アルバムとなる今作は、ショパン、サティ、ドビュッシーの楽曲と生成されたオリジナル曲の全12曲を収録。サンプリング以降の最新技術によって再現されたPleyelやBechsteinなど19世紀のピアノの音色を使って録音を行なった作品だ。

 
また、12月1日(金)にはCD盤の発売も決定した。

 
 


Gnossienne Number Three

 
 

 
Mikado Koko『Untold Melodies 果てなき旋律』(デジタル)

発売:2023年9月22日(金)
価格:15ユーロ(Bandcamp)
仕様:デジタル

 

Mikado Koko『Untold Melodies 果てなき旋律』(CD)

発売:2023年12月1日(金)
価格:3,300円(税込)
レーベル:Ogive
仕様:CD
*オンデマンド/Amazonにて販売

収録曲:
1. プレリュード 第4番(ショパン)
2. 薔薇十字団の最初の思想(サティ)
3. グノシェンヌ 第3番(サティ)
4. オランピア
5. 月の光(ドビュッシー)
6. 病める王宮 第1番
7. 小さな羊飼い(ドビュッシー)
8. 黒猫
9. グノシェンヌ 第1番(サティ)
10. オルフェ
11. ヴェクサシオン(サティ)
12. 果てなき旋律

 

 



 
Mikado Koko

Mikado Koko(みかどここ)は日本在住の作曲家、音楽プロデューサー。2017年より海外レーベルを中心に数多くのエレクトロニック作品をリリース。明治から大正の女性解放運動に貢献した文芸誌『青鞜』からタイトルを冠した2019年のコンピレーション・アルバムがスマッシュヒットを記録。収録された端唄「深川節」のリメイクはジャポニスム的クラブミュージックの代表作となった。1921年に北原白秋が訳したシャルル・ペローの「まざあ・ぐうす」を、100年後の2021年に電子音楽に乗せて朗読したアルバム『Maza Gusu』を発表、国内外で高い評価を得る。2022年、ビョークが所属するワン・リトル・インディペンデントのサブレーベルCaliban Soundsよりポストデジタルなグリッチ&カットアップ作品『Songs to Our Other Selves』をリリース。2023年には個人レーベルOgiveを設立、人工知能など2020年代の生成ツールを使って、エリック・サティやドビュッシーが生きた時代 、1890年代のサウンドとアートを再考している。


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