コージュンの1stソロアルバム『水中庭園』30周年を記念しLP化。8月18発売決定
コージュンの1stソロアルバム『水中庭園』30周年記念LP盤が、8月18日(金)にリリースされることになった。
コージュンこと國場孝順(こくば こうじゅん)は、80年代に坂本龍一のレーベルメイトとしてビル・ラズウェルのプロデュースでデビューする予定だった幻のバンド「六人組」を作った沖縄の音楽家。
沖縄では「裏方のコージュン」呼ばれ、皆が信頼をおくミュージシャンでエイベックスや東芝EMIでもソロ作品をリリースしているが、表舞台に出てくることは少なく、TVやラジオ、イベントやファッションショー(東京コレクションなど)の音楽を制作してきた職業音楽家だ。
今作『水中庭園』は、六人組のオリジナル構想を母体に國場のファーストソロとして1993年に自主盤CDで発表されたもの。清々しさと不思議さ、楽しさと色気をたたえた琉球電子サロンミュージックがLPで復活する。
コージュン『水中庭園』
発売:2023年8月18日(金)
価格:3,630円(税込)
品番:EM1208LP
制作発売元:エム・レコード
仕様:LP
*日本語・英語解説インサート封入/シュリンク包装/ステッカー貼付
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作品解説:
『水中庭園』(1993年)は、ワールドミュージックという方法論が勢いをもっていた時期、ネーネーズやりんけんバンドが牽引し象徴したような(特に沖縄から)新しいアジアの音楽を発信しようという熱量を潜ませています。しかし、本作にはそもそも器楽曲で「BGM」を作ろうとしたという無記名性的な側面があり、それが一人称主導のワールドミュージック的な文法から作品を脱臼させ、昨今いうところのアンビエント・ミュージックに接近しつつ、しかしワールドにもアンビエントにも回収されえないユニークなローカルミュージックとして魅力を放つ理由であると思われます。
また、『水中庭園』の作曲手法そのものが、典型的な西洋の和音ハーモニーの動きを排除する結果になり、ワールドミュージックのイディオムと直接の関係はないものの、そこに本作の大きな特徴があります。
インフォメーション
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WEBサイト | : | エム・レコード(EM Records) 公式サイト |
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