2023-01-13 17:00 Fuhito Kitahara

阿部海太郎、不朽の名作の新たな地平を開く2枚組サントラ『星の王子さま サン=テグジュペリからの手紙』2月15日発売決定

Photo : Takashi Homma

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阿部海太郎が、2枚組オリジナルサウンドトラック『星の王子さま サン=テグジュペリからの手紙』を2月15日(水)にリリースすることになった。

 
阿部海太郎は舞台や映画、ドラマなどの音楽を手掛ける傍ら、独創的な演奏会やイベント企画、楽譜集の刊行など、音楽の有り様への好奇心と探究心を持って活動する作曲家。

 
7作目のアルバムとなる今作は、ダンサー/振付家の森山開次氏の演出・振付、KAAT神奈川芸術劇場プロデュースで、2020年に上演、2023年に再演されたKAAT DANCE SERIES「星の王子さまーサン=テグジュペリからの手紙ー」の2枚組オリジナルサウンドトラックだ。

 
 

 
阿部海太郎『星の王子さま サン=テグジュペリからの手紙|Le petit prince Une lettre d’Antoine de Saint-Exupéry』

発売:2023年2月15日(水)
価格:4,000円+税
品番:DDCM-8008(MIDDC-8008)
Released by Theatre Musica
Distributed by SPACE SHOWER MUSIC
仕様:2CD

 
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Disc1 収録曲:
ACT I
1 五億の鈴|Cinq cents millions de grelots
2 精神の風|Le vent des esprits
3 夜間飛行|Vol de nuit
4 ぼっちゃんの肖像|Le portrait d’un petit bonhomme
5 ヒツジの絵をかいてよ|Dessine-moi un mouton
6 箱の中のヒツジ|Le mouton dans la caisse
7 どこかほかの星|Une autre planète
8 砂漠の子守唄|Berceuse sur une dune de sable *作詞/森山開次
9 バオバブ|Les baobabs
10 たった一輪の花のワルツ|Valse d’une fleur unique
11 バラとの生活|La vie avec la rose
12 四十三度の入り日|Le jour des quarante-quatre fois
13 渡り鳥|La migration des oiseaux sauvages

 
Disc2 収録曲:
ACT II
1 大人の望遠鏡|Télescope pour grandes personnes
2 王さま|Le roi
3 自惚れ屋|Le vaniteux
4 呑み助|Le buveur
5 実業屋|Le businessman
6 点燈夫|L’allumeur de réverbères
7 ぶ厚い本|Un gros livre
8 地理学者|Le géographe
9 こだま|Les échos
10 月の色をした蛇|Le serpent couleur de lune
11 あたりまえのバラたちによるロンドー|Rondeau des roses ordinaires
12 キツネ|Le renard
13 鉄砲|Le fusil
14 井戸をさがして|En cherchant un puits *作詞/森山開次
15 水|L’eau
16 一番美しく、一番かなしい景色~Le plus beau et le plus triste paysage du monde

 
作品解説

舞台や映画、ドラマなどの音楽を手掛ける傍ら、独創的な演奏会やイベント企画、楽譜集の刊行など、音楽の有り様への好奇心と探究心を持って活動する作曲家、阿部海太郎。7作目のアルバムとなる新作は、ダンサー・振付家の森山開次の演出・振付、KAAT神奈川芸術劇場プロデュースで、2020年に上演、2023年に再演されたKAAT DANCE SERIES「星の王子さまーサン=テグジュペリからの手紙ー」の2枚組オリジナルサウンドトラック。12人の至高のダンサーたちの悠々とした身体表現を通してこの舞台が浮かび上がらせたのは、サン=テグジュペリの言葉の原風景。阿部はそこに立って耳を澄ませ、聞こえてきた音をすべて大事に掬い上げて、音楽に紡ぎ直しました。その音楽を託された坂本美雨の幻想的なヴォーカル、佐藤公哉と中村大史の優れた即興性が、人間の感情と自然の現象が織りなす世界の機微を豊かに奏で、不朽の名作の新たな地平を開きます。2020年の初演をライブ録音した音源を中心に構成され、舞台の抑揚が見事に再現された臨場感のある音楽集です。
※収録曲公演 KAAT DANCE SERIES「星の王子さまーサン=テグジュペリからの手紙ー」(2020)

 



 
阿部海太郎 UMITARO ABE

作曲家。1978年生まれ。すぐれた美的感覚と創造力から生まれる独特で知的な音楽表現に多方面より評価が集まる。2007年にフィールドレコーディングを採り入れた実験的なファーストアルバム『パリ・フィーユ・デュ・カルヴェール通り6番地』を発表して以降、蜷川幸雄氏に見出されその劇音楽を数多く手がけたほか、舞台、テレビ番組、映画、様々なクリエイターとの作品制作など幅広い分野で作曲活動を行う。近年はクラシック音楽など伝統的な器楽の様式に着目しながら楽器が持つ根源的な表現を追求する。音楽を手掛けた主な作品に、インバル・ピント&アブシャロム・ポラック演出『100万回生きたねこ』『WALLFLOWER』、小野寺修二演出『竹取』、長塚圭史演出『イーハトーボの劇列車』、NHK『日曜美術館』テーマ曲、ドラマ『京都人の密かな愉しみ』、アニメーション映画『雨を告げる漂流団地』
など。

 

注目記事

阿部海太郎、最新アルバム『Le plus livre du monde|世界で一番美しい本』LP盤を5月26日リリース(※2021年の記事です)


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