2022-12-07 20:00

シヴァネコ、都会への憧れをシティポップと新解釈した初EP『ひねもす』リリース。リード曲MV「待ち遠しいの!」公開

Pocket

シヴァネコが、初EP『ひねもす』を本日12月7日(水)にデジタルリリースした。

 
シヴァネコは戦後のポップシーンを踏襲するかのような音楽性を有し、静岡・東京を中心に活動する4人組ポップバンド。

 
今作は、デジタルシングル「オレンジ足跡」などを含む全5曲を収録しており、地方ならではの都会への憧れを「シティポップ」と解釈し、現⾏のシティ・ポップ・リバイバルを軸としつつも、昭和歌謡やカントリー/フォークなどのテイストも絡めることで、“⽥舎の情緒”を感じられるような、ある意味逆説的で独創的な作品となっている。

 
タイトル『ひねもす』は「終⽇・⼀⽇中」を⽰す⾔葉で、その⾔葉から連想して “1⽇の中で⽣まれる⼩さな感情や何気ない時間”をテーマに、どんな時でも聴く⼈の⼼に寄り添うようなEPを完成させた。

 
また、髙木美杜氏が監督したリード曲「待ち遠しいの!」のミュージックビデオも公開。

 
様々な音楽性に影響を受けるシヴァネコの、国や年代、ジャンルにとらわれない多面性から着想を得て、現代のトレンドや風潮を否定するのではなく、単純に良いと思うものや面白いと思うものをミックスさせた、時代を問わないポップでチャーミングな映像作品に仕上がっている。チェックしよう。

 
 

マチャ(Vo/Gt)によるコメントが発表された。

「ひねもす」というアルバムタイトルはceroのorphansの歌詞をきっかけにしています。
曲の情景、ひねもすという⾔葉の語感や⽂字の形が好きでタイトルとしました。
ひねもすとは「終⽇・⼀⽇中」という意味があり、この⾔葉のように⼀⽇の中で⽣まれる⼩さな感情や何気ない時間を曲にしたいと思い、EPを制作しました。
夜中にひとりで散歩をして思い耽たり、予定のない昼間に「今⽇は何でもできるような気がする︕」と思いながら結局寝て過ごす⽇や、仕事終わりに朝まで友達と遊んだあとの気怠さと満⾜感だったり、寝て起きたら忘れてしまうかもしれない、誰かに話すわけでもないような⼩さな揺らぎが⼀⽇の中で何度かあると思います。
そんな時間にこそ思いが込み上げてきたり、曲が書けたりすることが多くて、どんな⽇でも決して無駄になることはなく、くだらないことも⼤げさなことも全部が “⾃分の中に⽣きているんだよ” という思いを詰め込んだ作品です。
⼀⽇の中で同じ感情のままということは少なく、喜怒哀楽がちりばめられていると思ったので、敢えて曲調や⾳⾊の違う5曲を作りました。バンドとしてもジャンルに囚われず好きなものをたくさん詰め込んで、⾃分たちだけの⾳楽やスタイルを追求したいと思って活動してるので、曲調の違うものをひとつにパッケージできたことは⾃分たちらしいなと思っています。「こんな曲が聴きたい!」というシチュエーションに⾃分たちの曲があったらいいなと思っています。
とてもいい作品ができましたので⾃信をもってお届けします。
是⾮聴いてください!

 


シヴァネコ「ひねもす」MV

 
 

 
シヴァネコ『ひねもす』

発売:2022年12月7日(水)
価格:1,250円
レーベル:FRIENDSHIP.
仕様:Digital

Amazonでみる
配信サイト一覧

収録曲:
1. オレンジ足跡
2. 待ち遠しいの!
3. 隣の街のマチ子ちゃん
4. 耳をすませばカントリーロード
5. ポカリスエット

 
FRIENDSHIP.レビュー

静岡県出身4人組ポップバンド『シヴァネコ』、シングル「オレンジ足跡」を収録した自身初となるEP「ひねもす」をリリース。
タイトル「ひねもす」とあるように、今作のEPは”1日の中で生まれる小さな感情や何気ない時間”をテーマとして制作されており、彼らの極上のポップスセンスが炸裂したバンドサウンド、日常の些細な情景を切り取りドラマティックに味付けすることで、彼らにしか表現できない世界観や雰囲気がリスナーの心と耳を虜にするだろう。
収録されている5曲ともが異なる表情をしており、日常の機微を切り取った歌詞が心地よいポップスにのせて紡がれることで、その1曲1曲の中で描かれる感情に共感し、聴きながらにして自分を重ねてしまうそんな仕上がりになっている。
リードトラックになっている「待ち遠しいの!」では、どこかしどろもどろな2人の絶妙な距離感や甘酸っぱい雰囲気が誰しもが経験したことあるような温度感でリスナーに語りかけてくるようである。しかし、さながらのポップスセンスあふれるサウンドによって軽やかでダンサブルな質感へと仕上がっているのは彼らのセンスがなせる技なのかもしれない。
彼らの最大の武器でもあるシティポップを軸とした心地よいポップスバンドサウンドが1音目からその楽曲の虜にさせるような、そんなとても完成度の高い演奏力と表現力が溢れんばかりに詰め込まれている。また、そのサウンドに呼応するかのように伸びやかに艶やかに時にはソウルフルに歌われるボーカルのマチャの歌声は唯一無二であり、近年のバンドシーンにおいてもその実力を示すかのように堂々と楽曲を彩っている。
どんな時間帯でも、どんなシーンでもピッタリでリスナーの生活を煌びやかに彩ってくれるそんなEPに仕上がっているのではないだろうか。

 



 
シヴァネコ

静岡県出身4人組ポップバンド。
シティポップ、ジャズ、ロック、R&Bなどメンバーそれぞれが持つルーツをポップに昇華。戦後の邦楽ポップシーンを踏襲するかのような音楽性を有し、静岡県、東京都を中心に活動する。
楽曲やメンバーごと様々な音楽性を、Vo.マチャのつくる歌謡曲を彷彿とさせるメロディとポップサウンドに溶け合わせた、まさに好きなものを詰め込んだバンド。

もともと弾き語りによるソロ活動をしていたVo,マチャが身近でセンスのありそうなメンバーを集め、2020年結成。
2022年4月デジタル限定シングル「オレンジ足跡」をリリースすると、YouTubeにて公開されたミュージックビデオが日本のみならず海外でも話題を呼び、国内外を問わないシーンで注目を集める。
同年7月23・24日に静岡県・浜松市渚園で開催された大型フェス “FUNDAY PARK FESTIVAL 2022” のオープニングアクトに抜擢。クリープハイプ・佐藤千亜妃ら豪華アーティストと共演。

メンバーそれぞれが高い演奏技術を持ち、大枠はポップでありながらそれぞれの個性のあるサウンドとアプローチに乗せたどこか懐かしいメロディが持ち味。
楽曲だけでなくライブ毎にアレンジが加わる洗練された演奏も見どころ。

 
Siva cats is emerging 4 member pop band from Shizuoka Japan.
Our style is a converging blend of pop music rooted in the genres of City Pop, Kayokyoku, Jazz, R&B, Rock and more. Each member specializing in these various genres provides Siva cats with fresh originality.
Siva cats was formed in 2020 by the vocalist Macha who formerly performed as a soloist, but now the lead guitarist Hayashi, bassist Ryosuke Masuda, and drums
J.S. add their unique talents to create the ultimate blend of styles.

Siva cats has been released the song “Orange footprint” in April 2022.
And we performed at the music festival that called “FUNDAY PARK
FESTIVAL 2022” in the summer.

Siva cats is a must see band so come and join our live concerts to enjoy the latest modern music.


インフォメーション

タイトル
開催日時
開催場所
料金
アクト
連絡先
WEBサイト シヴァネコ 公式サイト
WEBサイト シヴァネコ Instagram
twitter https://twitter.com/siva_cats
facebook
この記事の画像


関連記事:
こちらのニュースもどうぞ: