2022-11-25 22:00 Fuhito Kitahara

アーバンギャルド、15周年オールタイムベストアルバム『URBANGARDE CLASICK』2023年1月25日発売決定

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アーバンギャルドが、15周年オールタイムベストアルバム『URBANGARDE CLASICK』を2023年1月25日(水)にリリースすることになった。

 
アーバンギャルドは2007年に浜崎容子加入により活動を本格化し、2008年4月に1stアルバム「少女は二度死ぬ」をリリース。2009年3月「少女は二度死ぬ(特装版)」を全国発売しインディーズデビューし、2011年ユニバーサルよりメジャーデビューしている。

 
狂った電子音に濃厚なアンサンブル、女性・男性ツインヴォーカルがはじける唯一無二のサウンドは、病的にポップ、痛いほどガーリー。童貞処女、オタク、サブカルチャーといったマイノリティへの愛と叱咤激励を込めた詞は、現代日本の病理とシンクロし、ネットを中心に熱狂的なファンを生んでいる。

 
今作は、アーバンギャルドの軌跡を辿るCD3枚組のオールタイムベスト盤で、新曲含む全45曲を収録。15周年を振り返る未公開写真や、オリジナルアルバムのジャケット写真を発売日などの商品情報とともに掲載。また、本作の楽曲がどのアルバムに収録されていたかが一目でわかるトラックリストも掲載する。
 
 
なお、アーバンギャルドは今年2022年4月より15周年突入。2023年3月31日(金)には15周年記念公演『SOTSUGYO SHIKI』の開催も決まっている。

 
 

松永天馬によるコメントが発表された。

音楽は傷です。CDは盤面につけた傷がレーザーを当てられることによって奏でられます。あなたの鼓膜に小さな傷を、あなたの心に小さな小さな傷をつけながら、それは奏でられ、記憶されます。 

音楽は病です。あなたの鼓膜を震わせ、心を振動させた歌々は、あなたを一生蝕み続け、しかし同時にあなたを生きさせることでしょう。あなたを生きさせ、息させる音楽。あなたの心臓にリズムを与える音楽に、身体を委ねて下さい。

「人は十五歳の時に聴いていた音楽を一生聴き続ける」
誰かの言葉です。
アーバンギャルドがデビューしてもう十五年。彼女が十五歳の少女だったとしたら、これまでを振り返り、これからを眼差す季節に入ったのかもしれません。

アーバンギャルドの十五年間の記憶。傷と病の記憶を、今ここで一つの作品に記録します。
ポータブルして何度でも聴いて下さい。
あなたのそばに置いて、いつでも取り出せるようにして下さいね。

松永天馬(アーバンギャルド)

 
 

 
アーバンギャルド『URBANGARDE CLASICK ~アーバンギャルド15周年オールタイムベスト~』

発売:2023年1月25日(水)
価格:6,000円+税
品番:UPCY-7806/8
レーベル:ユニバーサルミュージック
仕様:3CD

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DISC-1〈2007-2013〉収録曲:
1.いちご黒書[※1] 2.セーラー服を脱がないで 3.女の子戦争 4.水玉病 5.修正主義者 6.コンクリートガール 7.傷だらけのマリア 8.プリント・クラブ 9.保健室で会った人なの 10.スカート革命 11.ときめきに死す 12.ももいろクロニクル 13.生まれてみたい 14.病めるアイドル 15.さよならサブカルチャー

 
DISC-2〈2014-2022〉収録曲:
1.ワンピース心中 2.さくらメメント 3.自撮入門 4.くちびるデモクラシー 5.シンジュク・モナムール
6.平成死亡遊戯 7.あくまで悪魔 8.あたしフィクション 9.大破壊交響楽 10.言葉売り 11.神ングアウト
12.君は億万画素 13.映えるな 14.アンドロギュノス 15.東京REMIX

 
DISC-3〈EP, BEST, LIVE, レアトラック集〉収録曲:
1.都会のアリス 2.コインロッカーベイビーズ 3.ふぁむふぁたファンタジー 4.少女元年 5.エクリチュールアバンチュールシュール 6.オペラ・オペラシオネル 7.キスミーきれいみー 8.マスクデリック(ver.3.0)[※2] 9.天使にしやがれ(Android52 REMIX) 10.ワンピース心中(Yunomi REMIX) 11.スカート革命(French pop ver.) 12.箱男に訊け(LIVE~2016 天使 des 悪魔~)[※3] 13.少女にしやがれ(LIVE~2018 KEKKONSHIKI~)[※3] 14.堕天使ポップ(LIVE~2018 KEKKONSHIKI~)[※3] 15.セーラー服を脱がないで(LIVE~2018 KEKKONSHIKI~)[※3]

[※1]:新曲 [※2]:新リミックス [※3]:ライブ音源

 

アーバンギャルド ライブ情報

 
XMAS SPECIAL HALL LIVE サンタクロース・ビジネス

日程:2022年12月19日(月)
会場:神奈川・川崎CLUB CITTA’
時間:開場 18:00 / 開演 19:00 / 終演 21:00予定
https://eplus.jp/urbangarde/xmas/

 

15周年記念公演 アーバンギャルドのディストピア2023 SOTSUGYO SHIKI

日程:2023年3月31日(金)
会場:東京・中野サンプラザホール
時間:開場 17:45 / 開演 18:30 / 終演 21:00予定
https://www.urbangarde.net/nakano2023

 



 
アーバンギャルド

松永天馬は同志社大学神学部卒業。ロシア文学を学び、ウラジーミル・ソローキンなどのアバンギャルド作家に感銘を受ける。自らの音楽性を「トラウマテクノポップ」と称する。
楽曲の全ての歌詞を松永天馬が担当。松永の歌詞には必ずと言っていいほど「少女」が登場する。また「性」「死」「病」といったネガティブなモチーフが取り上げられることが非常に多い。
このような毒を含んだ歌詞を、80年代風テクノポップサウンドに乗せて、浜崎と松永のまったく対照的なツインボーカルで歌い上げるのがアーバンギャルドの主な音楽的特徴といえる。
近作ではロック色が強くなり、電子音はそのままに、ニューウェーブ、パンク、メタル、プログレなど、様々なアプローチも見られる。
その他、文学、映画、漫画、アニメ、ファッション、アイドルといった諸文化からの引用も頻繁に用いられる。メジャーデビュー以降(主にユニバーサルJ在籍時)は歌詞の一部に伏字や
規制音が被せられていることもある。

狂った電子音に濃厚なアンサンブル、女性・男性ツインヴォーカルがはじける唯一無二のサウンドは、病的にポップ。痛いほどガーリー。童貞処女、オタク、サブカルチャーといったマイノリティへの愛と叱咤激励を込めた詞は、現代日本の病理とシンクロし、ネットを中心に熱狂的なファンを生んだ。

 

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