2022-08-05 12:00 Fuhito Kitahara

Tia Rungray、新作アルバム『Ghostmarch』リリース。不安や後悔に苛まれる人に寄り添うアンビエントアルバム

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Tia Rungrayが、新作アルバム『Ghostmarch』を本日8月5日(金)にデジタルリリースした。

 
Tia Rungrayはノアミタカユキのセルフプロデュースによる、ノイズクラシカルを標榜する電子音響音楽プロジェクト。

 
今作は、今年2022年前半のアンビエントスタイルの即興演奏をライブレコーディングした音源の中から再編集し、タイトルをラベリングして収録した作品。社会情勢の不安定さから振り回された結果の行動への後悔や不安に苛まれる人に寄り添うことをコンセプトにしている。

 
トラック1「Specimens of Ghost」はピアノのシンプルなフレーズのループから展開するアンビエント作品。トラック4「In the Water Tank」はTia Rungrayがこれまで特徴としてきたビットクラッシュノイズを活かしており、トラック9「Curtains Fluttered in the Breeze」では叙情的なピアノを主軸とするなど、彼のこれまでの様々な音楽表現方法が詰め込まれてる。

 
アートワークはMimi Nakajoh氏が担当。収録曲「Specimens of Ghost」のミュージックビデオが公開されたのでチェックしよう。

 
また、明日8月6日(土)から開始されるSecond Life内ショッピングイベント「OKINAWA SUMMER FESTIVAL 2022」では、アルバムリリースを記念してCinoeとのコラボ商品が発売される。Second Life内で装着可能なヘッドホンやコーヒーグラス、デコレーションで使えるアイテムなどが販売予定とのことだ。

 
さらに、OKINAWA SUMMER FESTIVALの10周年を記念して、8月20日(土)早朝5時と8月27日(土)22時の2回にわたり配信ライブを行うことも発表された。Second LifeユーザーでなくてもTia RungrayのYouTube LIVEでライブ視聴が可能とのことだ。

 
そして、9月にはアルバムリリースを記念したオンライン公演も予定。Tia Rungray公式サイト及びSNSをチェックしておこう。

 
 


Tia Rungray – Specimens of Ghost (Official Music Video)

Art Work: Mimi Nakajoh
Video Edit: Takayuki Noami (Non-REM Studio)
PR: Violet Boa (ART PROMOTION)

 
 

 
Tia Rungray『Ghostmarch』

発売: 2022年8月5日(金)
価格:1,600円
レーベル:Non-REM Records
仕様:デジタル

Amazonでみる

収録曲:
1. Specimens of Ghost
2. Diluting the Value of Life
3. Collapse of the Safety System
4. In the Water Tank
5. Mass Psychogenic Illness
6. Artificial Flowers on the Wall
7. Delusion of Control
8. Overheating of Circuit
9. Curtains Fluttered in the Breeze
10. Helpless Swan

 
Music: Tia Rungray
Mastering: Takayuki Noami (Non-REM Studio)

Cover Drawing: Mimi Nakajoh
Cover Design: Takayuki Noami (Non-REM Studio)

Collaboration Merchandise Production: ao Mercury (Cinoe)

PR: Violet Boa (ART PROMOTION)

 

 



 
Tia Rungray(ティア・ラングレイ)

「Tia Rungray」はノアミタカユキのセルフプロデュースによる、ノイズクラシカルを標榜する電子音響音楽プロジェクト。

2013年に第一作目「Foresta」をリリースした後、首都圏と仮想空間「Second Life」を中心に活動し、2015年から2020年まではSecond Life内にてサウンドインスタレーション「STRUKTURO」をプロデュースしていた。
COVID-19の流行以降は活動の場をオンラインに主軸を移す。
2021年からはSecond Life内文化施設「Spiralo」をプロデュースしている。

2018年4月29日に「Cat&Bonito」からアルバム「MindgEsso」を全国流通リリース。作曲家・千住明をして「未来の空気を聞いてしまった」と言わしめた。
2019年3月には千住明事務所・東京藝術大学COI・YAMAHAの協力の下、ミュージックビデオ「Dancing Fly in My Head」(監督・縣健司)を公開。
2020年にはミュージックビデオ「Soft Strings」が東京都主催芸術支援プログラム「アートにエールを!」に採択される。
2022年はSL19B Music Fest(主催: LindenLab)への出演を果たす。

エリック・サティやジョン・ケージの思想などに影響を受け、環境音とピアノ、更にはノイズをも用いたインストゥルメンタル楽曲を中心とする。アンビエント、ポストクラシカル、ノイズミュージック等を呑み込んだ唯一無二のスタイルで独自の世界観を作り上げてきた。洗練されたピアノと、暴力的で獰猛なノイズの融合によって人間の内面世界を描き出し、静と動が共存する荒々しくも生々しいライブパフォーマンスは聴衆に癒やしどころか狂気すらも感じさせる。

2020年7月27日にはYorihisa Tauraとの共作アルバム「Juvenile」を「Tanukineiri Records」よりリリースした。
2021年2月12日、アルバム「STRUKTURO」をリリース。リード楽曲のミュージックビデオも公開(監督:縣健司、主演:滝澤咲子)。
2022年、シングル「Cremation」をリリース。

現在も、仮想空間と現実空間の連続性に重きを置いたオンライン公演を中心に活動を続けている。


インフォメーション

タイトル
開催日時
開催場所
料金
アクト
連絡先
WEBサイト Tia Rungray 公式サイト
WEBサイト Tia Rungray YOUTUBE
twitter https://twitter.com/tiarungray
facebook https://facebook.com/rungray.tia
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