2022-06-29 21:00 Fuhito Kitahara

futures、初フルアルバム『What’s a future?』7月20日リリース。ティザームービー公開

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futuresが、初フルアルバム『What’s a future?』を7月20日(水)にリリースすることになった。

 
futuresは”City Hip Music”というバンドサウンドを掲げ2019年に始動。Soul、Hip Hop、Reggae、Dubなどのクラブミュージックにシティポップが融合したサウンドで、懐かしくもどこか爽やかで新鮮な楽曲を制作・発信している。

 
今作は、根底にあるレゲエによるビートのうねりとHip Hopによるタイトさが、強固なグルーヴへと変化していることが感じられる作品。全楽曲でサウンドエンジニアを務めるken akamatsu氏と共に、関西のレコーディングスタジオ「MORG」や山中湖のプライベートロッジなど、その環境でしか録れない音にこだわり収録を行ったとのこと。

 
そのレコーディング風景やオフショットからなるティザームービーも公開された。収録曲「summer F.」の先行配信もスタートしたので、併せてチェックしよう。

 
なお、7月29日〜31日には下北沢THREEで主催企画『New Now! -Golden Summer Fest.- 3days special』を開催することも決まっている。29日はfuturesのワンマンとなるとのことだ。

 
futuresによるコメント、FRIENDSHIP.によるレビューも発表された(下に掲載)。

 
 


futures『What’s a future?』ティザー

 


futures / summer F.

 
 

 
futures『What’s a future?』

発売:2022年7月20日(水)
価格:2,400円
仕様:デジタル

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コメント & レビュー

 
futures コメント

夏といえば音楽に限らず、明るいだとか楽しいイメージがあると思うんですが、それは夏だから自分たちが強く感じていないだけで実際はセンシティブな気持ちになるようなことは起こっているんだと感じて、今回はそこにフォーカスして作曲・作詞をしました。
そんな気持ちって夏が過ぎ去ってから気がつくものだったりするので、懐かしさや物寂しさを感じさせるようなサウンドを意識しました。メロディーやコーラス、ローズピアノの音色はまさにそんな繊細さを思わせるのとは裏腹に、ベースとドラムはよりレゲエのフィールをより強固にし、その相対するような2つのエッセンスが混ざり合い「futuresのサウンド」というものの一つの形に辿り着いたような気がしています。

 

FRIENDSHIP.による「summer F.」レビュー

futuresさん、7月下旬ごろにリリース予定のフルアルバムからの先行配信シングルとなります。
今作はfuturesさんが最も得意とする季節でもある「夏」をテーマとし、シティポップ/ダブ/R&B感満載なサウンドメイクが光るサマーソングになっております。
イントロから一貫してゆるく淡い雰囲気を作り出しており、ひと夏の二度と忘れることのできない淡い思い出をドラマティックに、どこか切なく表現しております。

一人の人物の視点を中心として歌詞が展開しており、
視点となる人物の”あなた”への憧れ、それと同時に感じる切なさがとても印象的です。

「さよなら、ありがとう」
とあるように、”夏”が終わってしまう寂寥感と”あなた”が去ってしまう寂しさを重ね合わせることで、よりリアルにリスナーの感情をくすぐり、リスナーそれぞれの淡い恋の思い出を彩るようなそんな世界観が歌詞に広がっています。
アウトロの「さよなら、ありがとう」「どうして、ありがとう」が、フェードアウトしていくサウンドと相まって、より一層切なさや夏特有の美しさを表現しているようでもありますね。

これまでの作品においてもそうなのですが、やはり夏の形容しがたいエモーショナルな雰囲気や感覚というものを抽出し、楽曲へと落とし込むことが本当にうまく、ハイセンスな”city hip music”を作り出しているようであります。
90年代のトレンディドラマのような濃密であっという間に終わってしまう夏へのノスタルジックな思い、どこか感傷的になってしまう最高な仕上がりになっています。(めぞん一刻みたいな、あの雰囲気が近いような気がします)
サウンド的には、90年代のJ-POPリバイバル的であり、シティポップとも違ったfuturesさん独自のサウンドになっており、メンバーがそれぞれ影響を受けた音楽的エッセンスが散りばめられ1曲の作品として融合しているようなノスタルジックかつ前衛的な仕上がりとなっています。ファーストタッチから耳馴染みが良く、すぐにでも歌詞の世界観に入り込んでしまうような不思議な魅力が詰まっています。
レコーディングにもこだわりを持っており、大阪の「MORG」や山中湖のロッジなど、自身の音楽を追求するために様々な場所でレコーディングを敢行することでハイクオリティなサウンドを実現しているような気がします。
アルバムが本当に楽しみになるシングルではないでしょうか。

 



 
futures

“City Hip Music”というバンドサウンドを掲げ2019年始動。
楠野 遼(Vo.)、土井 太路(Key)、鈴木メイ(Ba.)、メンバー其々がバックグラウンドに持つSoul、Hip Hop、Reggae、Dub等のクラブ・ミュージックに楠野自身が幼少期の頃から慣れ親しんでいたシティ・ポップが融合したサウンドで懐かしくもどこか爽やかで新鮮な楽曲を制作・発信している。

 

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